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ミスチルとスピッツは正反対のバンドだから違いをまとめてみた

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ミスチルこと”Mr.Children”と”スピッツ”。

どちらも今では誰もが知るバンドとなり、国民的バンドの名がふさわしい二組です。

 

そんな彼らはブレイクしたのが同じ1994年であることから当時はかなり比べられていました。

 

そもそも音楽性が違うから比べるのもおかしいな話なんですが、よく見ていくと面白いほど対象的なバンドであることが見えてきました。

 

この記事を読めばミスチルとスピッツがどれだけ違うのかがはっきりします。

 

歌うときの様子

桜井さんはライブで歌うときは伝えたいことがありすぎるらしく、その思いが表に出るのか表情であったり体の動きでも曲を表現しています。

 

明るい曲のときは目が細くなるくしゃっとした笑顔になり、メッセージ性の強い曲なんかだと同じ人とは思えないほど真剣な表情で歌っています。

 

さらには拳をかかげたり腰を振ったりと、曲を全身で表現しています。

自分の作った曲ですがライブ会場の中で1番楽しんでいるのは桜井さんなのかもしれません。

 

ついでにいえばミスチルはドラムの鈴木さんも叩いているときの表情が豊かで、大きく口を開けてそれはそれは楽しそうです。

ただあの姿を見る限り楽しんでいるというよりは”感じている”というほうが正しいのかも・・・?

 

 

一方のスピッツはというと・・・

 

 

 

 

 

全然動かない←

 

 

マサムネさんはどの曲でも基本的に無表情のままで、ハイトーンを出すときも軽く目をつむる程度。

表情の変化というとたまにちょっと笑っているような顔になるくらいです。

 

体の動きにしたって桜井さんのように全身で表現するようなことはなく、腰をゆらゆらと左右に揺らすような動きしかしません。

 

他のメンバーでいうと1番動くのがベースの田村さんでして、激しい曲をやるときはステージの上を駆けずり回っています。

見た目が派手で1番動きそうなギターは意外にも全然動きません←

 

 

感情を爆発させた演奏をするのがミスチルであり、過剰にかっこつけるようなことはせずスマートに演奏するのがスピッツです。

 

 

売れることへの意識

ミスチルは売れたほうが楽しく音楽がやれるんじゃないかと考えていたため、デビューしたころから100万枚売り上げることを目標にしていました。

 

初のミリオンヒット曲「cross road」が出来上がったときに桜井さんは『ついに100万枚売り上げる曲が出来た!』とミリオンを予言していました。

 

 

スピッツは売れることへのあこがれがまったくなく、デビュー当初は自分たちのやりたいようにやっていただけでした。

売れることを意識したのは「好き勝手やらせてもらっているのに結果(売り上げ)が出せないのは申し訳ない」とスタッフに恩返しがしたいと思ったことがきっかけでした。

 

その後ちょっとずつ売れていったんですが、ブレイクのきっかけとなった「ロビンソン」が出来たときは『いつものスピッツの地味な曲』と思っていて売れるとは全く考えていませんでした。

 

 

桜井さんは曲が出来たとき売れるかどうか感覚で分かるらしいですが、マサムネさんは今も全く分からないから開き直って好きなようにやっています。

 

 

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音楽の流行性

ブレイク時期は同じですがバンドとしての売り上げは大きな差が出ています。

かといってミスチルのほうがすごいとかそういうことはありません。

 

 

ミスチルの曲はいつもその時代にガチっとハマるものです。

 

デビュー当初はロック系だったのに徐々にポップになっていったのも桜井さんが時代の流れを敏感に感じ取れる人で、みんなが何を求めているのかが分かるからそれに合わせた結果なんじゃないかなと思っています。

 

歌詞も分かりやすくそれでいて言葉の使い方もうまいので、素直に感動できる曲を作ってきます。

 

 

ではスピッツはどうかというと、王道のようで王道ではありません。

 

『ロビンソン』が売れたときは小室哲哉の曲のように音がギッシリつまった感じの曲が主流だったのに『ロビンソン』はあまりにもシンプルな曲で時代の逆を行っています。

 

しかしスピッツはバランス感覚が絶妙で、時代の流れに逆らいつつも外れすぎないちょうどいいラインをついた曲を作っています。

 

そしてその時代から少し外れているところがリスナーにとって心地良い。

スピッツが逆光しつつも売れ続けられる理由はそこにあります。

 

 

まあ簡単にいうとミスチルは王道、スピッツはちょっと時代から外れているということです 笑

 

 

MCで話すこと

他のバンドと同じようにミスチルもスピッツもMCはボーカルが中心となって話しています。

ただMCのやり方は対照的です。

 

 

ミスチルは桜井さんとドラム以外ほとんどしゃべりません。

特にギターは雑誌のインタビューでも「・・・・」と、点だけで記述されていることが多くてMCでも全然話しません。

でもたまに話すとおもしろいことを言います 笑

 

内容としては桜井さんが中心となってギャグを言って笑わせたりメッセージ性の強い話をしたりしていて、ぼくの勝手な感覚ですがMCらしいものです。

 

 

スピッツのMCはとにかくゆるい。

基本的にはマサムネさんとギターの二人がよく話しますが、メンバー紹介になるとみんな結構話し出します。

 

メッセージ性のあることは全く言うことがなく、楽屋で話していることをそのままMCでやっている感じがします。

 

メンバーはMCに相当こだわりがないのか、最近ではメンバー紹介の途中で「トイレ行きたい人は行ってきていいから」と言うようになりました←

 

 

ライブ衣装

特にボーカルである二人に違いが顕著です。

 

 

桜井さんはいつもおしゃれな服を来ています。

 

たまに「これはダサくないか?」という格好をすることもありますが、おしゃれに関心のあるぼくなんかは真似したくなります。

ピンクのシャツがあんなに似合うのは桜井さんくらいのもんです。

 

 

一方マサムネさんは服には無頓着っぽく、白シャツやポロシャツ、Tシャツ一枚といった格好が多いです。

マサムネさんが大ファンであるエレファントカシマシの宮本さんが衣装で黒と白の服しか着ないので、その影響も受けているのかもしれません。

 

ただ最近おしゃれに目覚めてきたのか、おしゃれな帽子を被るようになりました。

 

50代になってなんかしら気持ちの変化が出たんでしょうか?

それとも天邪鬼な人だから普通おしゃれをしなくなる年齢であえてやっているとか・・・

 

 

 

以上、こんな感じです。

他にここ違うなってところがあったら追記していきます。