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【全話ネタバレ】アニメ「ひきこまり吸血鬼の悶々」は面白い?ネタバレあらすじ・感想まとめ

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「アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』はどんな話?」
「アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』のネタバレを知りたい」

『ひきこまり吸血鬼の悶々』は、小林湖底(こばやしこてい)さんのライトノベルを原作としたアニメです。

主人公のテラコマリ・ガンデスブラッド(以下コマリ)は、吸血鬼ながら血が飲めない虚弱体質で「魔法が使えない」「運動音痴」「背が小さい」と、他の吸血鬼と比べ能力が劣っていました。

3年前の学校でのいじめが原因で引きこもっていましたが、父親によって帝国軍の将軍・七紅天(しちぐてん)に就任することに。

吸血鬼として能力を欠いていることがバレると、部下からの下剋上で殺される恐れがあります。

そのようなリスクを背負いながら、メイドのヴィルヘルズ(以下ヴィル)のサポートを受けながら七紅天の仕事をこなしていきます。

リュウ
リュウ
コマリやヴィルといった女の子キャラの可愛さだけでなく「死のない戦争」や能力バトルなど、見どころの多い作品です。

この記事では、アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』全話のあらすじ・感想をネタバレ込みでまとめていきます。

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アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』全話のネタバレあらすじ・感想

ここからは、アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』全話のネタバレあらすじ・感想を1話ずつ順番にまとめていきます。

第1話「引きこもり吸血鬼、外に出る」のネタバレあらすじ・感想

ムルナイト帝国の貴族に生まれながら、ひきこもり生活をエンジョイするテラコマリ・ガンデスブラッド。そんなある日、彼女の前に専属メイドを名乗るヴィルヘイズが現れる。彼女の口から伝えられたのは、コマリが帝国軍を率いる『七紅天大将軍』に任命されたということ。

七紅天に求められるのは他国の軍にも下剋上を狙う部下にも負けない強さ。しかしコマリは吸血鬼なのに血が飲めない弱々な少女で……。

引用:アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』公式サイト

まず感じたことは、コマリが可愛い!非力なのを隠しつつ、部下に対して強い姿勢でえらぶっているところとか良いです。

リュウ
リュウ
やはりぼくは、金髪のキャラに弱いようで…コマリも例外ではありませんでした。

とはいえ女の子キャラがいちゃいちゃしているような作品ではなく、特殊な設定で戦争が描かれているのも特徴です。

この作品の世界では「魔核の恩恵」により、該当するエリアでは死んだとしても生き返るし怪我もすぐに治ります。いわゆる「死のない戦争」「エンタメ戦争」を繰り広げているのが、他の作品にないポイントです。

ただ魔核が関与しない場所では死も起こりうるため、今後本当の死が絡む場面もあるのかもしれません。

それにしても、下剋上のため殺そうとしてきた部下をドアに挟んで返り討ちにしたり、何だかんだ戦争で勝利したりと、コマリは大きな幸運に恵まれていますね 笑

「私がこれから為すことはな、単純極まりない覇業だ!他の5カ国の大将軍を武力で全員ブチ殺し、ムルナイトの国威を全世界に喧伝してやるのだ!」

コマリの虚勢に満ちた宣言もやや事実をねじ曲げつつ報じられ、七紅天としては好スタートを切ったようです。

そして次回第2話は「下剋上、勃発」。え、もう?

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第2話「下剋上、勃発」のネタバレあらすじ・感想

突然七紅天に任命されてしまったコマリだったが、ラッキーとハッタリによって下剋上を狙う部下を見事返り討ちにし、初めての戦争でも勝利を飾る。変人だらけの部下たちとのミーティングもしっかりこなし、さらには騎獣を手に入れてごきげん。

七紅天として順風満帆のスタートを切ったコマリだが、そこへ部下のヨハンが正面から決闘を挑んできた。衆人環視の決闘で、コマリは七紅天の威厳を示すことができるのか!?

引用:アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』公式サイト

部下からの無茶振りでコマリがラップを披露することとなり、その流れから作品タイトルを出す。冒頭から面白いやり方をしていました。

「なんでラップできるんだよ 笑」と思いましたが、なんとなくコマリはできる気もしましたね←

さらにコマリの部下の中で、特に前に出ていた3人の名前と犯した罪が判明します。

  • カオステル・コント(CV 花江夏樹):幼女誘拐
  • ベリウス・イッヌ・ケルベロ(ケモノ顔):殺人
  • メラコンシー(ラップしているやつ):宮殿爆破未遂により左遷

リュウ
リュウ
どいつもこいつもヤバいやつばっかり。「イッヌ・ケルベロ」という名前は、ちょっとふざけすぎでは 笑

上記の中でカオステルとベリウスの2人は、過去に起きた大量虐殺の犯人がコマリだという情報を得ていました。

2人に疑っている様子は一切ありませんでしたが、コマリが犯人なのを隠蔽されたのか嘘の情報としてコマリが犯人にされているのか、真相はまだ不明です。

一方コマリは、龍の騎獣を入手。幼女趣味であることから、コマリが従えられたようです。

良いことばかりは続かないもので、1話でコマリを殺そうとしたヨハンが恨みから再度襲おうとしていました。

しかしコマリが騎獣をコントロールしきれなかったことで運よくヨハンを騎獣で轢き、ヴィルのサポートもあり足を引っ掛けからの目潰しで撃退。いや、そんなうまくいく?←

結果的により恨みを買うことになり、コマリはヨハンから最も避けたかった決闘を申し込まれてしまいます。

部下たちが見守る中でどう乗り切るかと思っていましたが、ヴィルが決闘前日に用意した落とし穴と地雷で対抗。

何も知らないとコマリが魔法を使ったようにしか見えないようで、部下たちをきっちり騙しつつ決闘にも勝利しました。

後に落とし穴と地雷はヴィルが夜に手作業で用意したものだと分かり、コマリはヴィルに感謝の気持ちを伝えます。

決闘後もヨハンのコマリへの恨みが晴れない中、謎の女がヨハンに接触。戦争の祝勝会でコマリにも近づいてきて、不穏な空気が漂い始めました。

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第3話「ひきこまり吸血鬼の闇」のネタバレあらすじ・感想

ヴィルの策略もあってヨハンをコテンパンにしたコマリ。おかげで部下たちの間ではコマリンフィーバーが巻き起こり、他国との戦争も連戦連勝。だがその祝勝会の場に一人の少女が姿を見せる。

彼女の名はミリセント。過去にコマリとの因縁を持つ相手だった。

突然のミリセントの襲撃にコマリは全く反応できず、かばったベリウスが刺されてしまう。この事件によって過去のトラウマが甦ったコマリはまた部屋に引きこもるが……。

引用:アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』公式サイト

3話目にして、過去のいじめが関与する重めの展開に。ミリセントによるいじめが、コマリが引きこもる原因になっていたようです。

ヴィルと百合っぽい展開をもっと観たかったですが、そうはいかないようですね 笑

ミリセントが祝勝会会場に侵入できたことから、内部に協力者がいる疑惑が出ていました。まあ、十中八九ヨハンでしょう(のちに確定)。

事件をきっかけにコマリは引きこもってしまうが、ヴィルは変わらずサポート。引きこもっているコマリは、敵情視察に行っているとカオステルに説明していました。

そんな中、寝室でコマリとヴィルが話している中突如ミリセントがやってきて、ヴィルを襲い誘拐。コマリは誘拐のことを誰にも話さず、ミリセントが指定した場所に1人で来ることを要求されます。

コマリは一時助けにいかず引きこもり続けることを考えたが、襲われる直前にヴィルが置いた手紙を見たことで考えが変わります。

手紙にはヴィルが過去に学院でいじめられていた際コマリに助けられたこと、その後コマリがいじめられるようになっても助けようとしなかった贖罪の意識からメイドになっていたことが明かされていました。

ヴィルの気持ちを知ったコマリは、単独でミリセントのところに乗り込みます。

リュウ
リュウ
展開的にミリセントとの一騎打ちは避けられません。ヴィルや部下の助けも期待できない中、コマリはどうするんでしょうか?

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第4話「孤紅の恤」のネタバレあらすじ・感想

さらわれたヴィルを助けるため、ミリセントの呼び出しに単身で応じたコマリ。やってきたコマリに対して、ミリセントは3年前に学院で起きた事件の真相を語り始める。

ミリセントの憎悪と殺意に満ちた言葉を耳にして、コマリはその場にいたヨハンの制止も振り切り戦いを覚悟する。3年前、同じ学院に通いながら、まったく別の道を進んできた二人が今再び激突する……!

引用:アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』公式サイト

これは面白い!コマリには烈核解放孤紅の恤」という能力があって本当はめちゃくちゃ強かったんですね。

他の人の感想を見ると「コマリが本当は強いことは分かってた」という声もありました。ぼくはそうは思えていなかったので、アニメ考察の才能はなさそうです←

ミリセントは父親から烈核解放の覚醒を求められ、幼少期から厳しい訓練を施されてきました。

しかしミリセントは烈核解放が覚醒することはなく「ガンデスブラッド家に劣る」として父親から冷たい仕打ちを受けていました。それが結果的にコマリを憎みいじめるきっかけになってしまいます。

3年前コマリをいじめていたミリセントは、それが原因で大量虐殺罪と国家反逆罪に問われて一家は追放。その後ミリセントが行き着いたのが、魔核の破壊を目論むテロ組織・逆さ月でした。

コマリは魔法石を使いつつ戦いますが、ミリセントとは明らかに実力差がある状態。しかし恐怖を感じながらも決して倒れず向かってくるコマリの気迫に、ミリセントも押されていました。

そんな中、自力で腕の拘束を解けたヴィルが自身の血を飲ませたことで、コマリの烈核解放が発動します。その力は圧倒的なもので、ヴィルの特級魔法を片手で簡単に弾くほどのものです。

現場に駆けつけた部下たちもその姿を目撃し、いつもラップしているメラコンシーも「やばすぎだよ…」と驚愕。コマリはいとも簡単に、ミリセントを倒してしまいました。

ミリセントは倒される直前「烈核解放には心のあり様が大きく関連する」という言葉とコマリの言動を思い出し「弱いのは自分の方だった」「違う未来もあったのかもしれない」と気づきます。

リュウ
リュウ
ここまでミリセントには散々ムカついていましたが、このシーンで共感し嫌悪感もなくなったので不思議です。

コマリは初めて発動した3歳の時に両親たちを死に追いやった過去がありました(魔核の恩恵で蘇生)。それ以来、洗脳により血が嫌いにさせられていたようです。

引きこもり脱却のため七紅天へ就任させるのは無理がある気がしていましたが、本来の強さによる素質があるからこそ出来た面もありそうです。

リュウ
リュウ
シリアスな展開にバトルシーンも出てきて、かなり面白くなってきました。本格的にハマってきています。

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第5話「サクナ・メモワールと七紅天たち」のネタバレあらすじ・感想

烈核解放によってミリセントを撃退したコマリ。しかし、その記憶は全く残っておらずコマリは自分の強さに自覚がないまま……。

そんな中、コマリは宮殿に呼び出され七紅天の一人・フレーテと遭遇し、早速衝突。さらに皇帝からはテロリスト退治を命じられる。この明らかな無茶振りの相棒に選ばれたのは、七紅天なのに内気で弱々しい少女サクナだった……!

引用:アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』公式サイト

宮殿内をヴィル・カオステルと3人で歩いていたコマリは、七紅天の1人・フレーテと遭遇しました。

フレーテはコマリの戦争での振る舞いから「本当は弱いんじゃないの?」と感じており、その疑惑をぶつけてきたのです。

リュウ
リュウ
いずれ部下たちもその疑惑を持っておかしくなかったので、ミリセントとの戦闘を目撃されたのは幸運でしたね。部下たちにコマリが弱いという疑惑はもうないでしょうし。

しかしコマリはフレーテの名前も七紅天であることも知らず「今更だがお前は誰だ?」と言ってしまいます。その場は何もなく一旦収まりましたが、余計にフレーテの反感を買うことになります。

フレーテはプライドが高そうなキャラなので、自分のことを知らないというのは最も許せないことだったんじゃないでしょうか?

その後皇帝のカレンから呼び出されたコマリは、テロリスト退治を依頼されます。テロリストは宮殿内で殺しをしており、被害者全員が気付かないうちに死んでいました。

その状況から、テロリストは記憶操作の烈核解放を持っていると考えられました。七紅天の1人も殺されていることから、早期解決を図りたかったのです。

▲テロリスト退治の協力者として、同じく七紅天であるサクナが指名されます。テロリストに殺された七紅天とは、サクナのことでした。

本人曰くサクナは強くないとのことですが、魔法訓練中に偶然前の七紅天を殺してしまい下剋上で就任していました。

コマリに手紙を渡して気持ちを伝えてくる姿とその内容に、コマリは「可愛すぎだろ!」と惹きつけられていました。当然ながら、ヴィルは強烈に嫉妬します 笑

リュウ
リュウ
会話の流れからコマリのことを「コマリお姉ちゃん」と呼んだのは可愛すぎました…CV石見舞菜香にハズレなしです。

テロリストが夜に活動していることから、3人で夜に捜索することにします。

今後の捜索について話し合った帰り、コマリの部下たちのほとんどが倒れている現場に遭遇します。

部下たちはコマリの指示でテロリスト捜索に動いていましたが、あまりに傍若無人に暴れていたせいでフレーテの反感を買い仕留められていたのです。

よりコマリへの不信感を強めたフレーテは、次の七紅天会議でコマリの不信任決議案を出すと宣言しました。

サクナは反対するといってくれましたが、他の七紅天5人もコマリに不信感を抱いていることが予想されます。果たしてどうなるのでしょうか?

リュウ
リュウ
正直なところ、今回はサクナが可愛すぎるという印象が強い。今後もどんどん出てきてほしいところです 笑

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第6話「曲者ぞろいの円卓会議」のネタバレあらすじ・感想

コマリが七紅天に相応しいかを決めるべく開催された七紅天会議。コマリの実力を疑うフレーテはここぞとばかりにコマリを口撃する 。

しかし言われっぱなしに我慢ならなくなったコマリはつい煽り返してしまい会議は紛糾、さらに死人まで出る大混乱に。

激怒したフレーテはコマリに堂々と宣戦布告するが、武闘派の七紅天オディロンはそれだけでは生ぬるいとして、七紅天全員による殺し合い『七紅天闘争』の開催を提案する!

引用:アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』公式サイト

会議はやはりフレーテの一方的な口撃で進み、コマリの学院時代の成績表まで持ち出して七紅天にふさわしくないことを証明しようとします。

コマリもさすがに黙っていられなくなり「私は最強だから弱者など相手にしない!」と言い放ち、フレーテを完全に怒らせてしまいます。

リュウ
リュウ
まあ、烈核解放があるから実際最強レベルなんですよね。それが分かるから見ていてイライラする…

最終的に多数決を取ることになりますが、その過程で七紅天の1人・デルピュネーが死んでいることが判明。なお、これは多数決による罷免を避けるため、ヴィルが毒殺したためです 笑

フレーテはこの殺害も多数決を避けるためコマリがやったことだとして(ほぼそうなのですが)、コマリに戦争を申し込みます。

しかし同じく七紅天の1人であるオディロンはそれでは満足できず、七紅天同士の殺し合い「七紅天闘争」を提案。皇帝もこれを許可しました。

追い詰められ頭を抱えていたコマリは、自分がサクナに「親戚が書いた」として渡した小説に自分の名前が書いてあったことを思い出します。

自分が書いた小説として読まれたくないコマリは、雨の中サクナの家に向かいました。

そこでコマリは、サクナの部屋にびっしり貼られた自分の写真と15体もの実物大の人形を目撃。サクナはコマリが大好きなあまり、ストーカーになっていたのです。

サクナの部屋のおかげで小説を読まれる恥ずかしさがなくなったコマリは、七紅天闘争の話をします。

コマリと戦いたくないというサクナに対し、コマリは共闘をもちかけて承諾してもらいます。

そんな中、サクナには怪しげな動きがあり…

リュウ
リュウ
サクナは可愛いだけではなく、なかなか訳ありのキャラでした。七紅天闘争がどうなるか注目です。

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第7話「スカーレット・ステージ」のネタバレあらすじ・感想

七紅天闘争にサクナと協力して挑むことにしたコマリだが、サクナの正体は『逆さ月』のスパイだった。サクナは家族を人質に取られていて組織に反抗できずにいた。サクナは解決案を求め、同じく『逆さ月』の一員だったミリセントの元に相談に向かう……。

そしていよいよ始まった七紅天闘争、コマリの部下は開始早々フレーテに煽られ、全員がフレーテの部隊に突撃。その隙を突いたデルピュネーがコマリを強襲する!

引用:アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』公式サイト

相談に来たサクナの様子から、ミリセントはサクナが逆さ月を辞めたいと思っていることを見抜きます。

家族を人質に取られ逃げられないサクナに対し、ミリセントは「いざとなったらコマリに血を吸わせなさい」と一言告げます。

リュウ
リュウ
当然烈核解放を示唆しているわけですが、逆さ月とコマリが交戦する展開も近い?

そしてついに七紅天闘争が開幕。開始早々、フレーテがコマリを侮辱し挑発してきたため、カオステルたち部下は完全にキレてフレーテに向かっていきます。

ヴィル・騎獣と一緒に取り残されたコマリのところに、デルピュネーが襲いかかってきます。

デルピュネーはコマリに毒殺されたことになっていることから、コマリを憎んでいたのです。なお、声から察するにデルピュネーは女のようです←

コマリとヴィルは騎獣に乗りデルピュネー軍を引きつけながら、オディロンやヘルデウスのいる軍に向かっていきます。

しかし魔法を使う相手に騎獣だけで逃げ切れるわけなく、コマリたちはデルピュネーの攻撃を受けます。

その時ダメージを受けたヴィルの血が飛び散り、それを飲み込んだことでコマリの烈核解放が発動します。

ミリセントの時とは比べ物にならないレベルの広範囲の攻撃で、デルピュネーだけでなくオディロン、ヘルデウスの軍もほぼ全滅レベルの被害を受けます。

リュウ
リュウ
ようやく烈核解放が発動したと思ったら、あっという間にケリをつけてしまいました。コマリはどこまで強いんだ…

怪我をしたヴィルを魔法陣で病院に送ったコマリのところに、フレーテが単身乗り込んできました。

フレーテは先ほどの攻撃がコマリによるものだとは全く信じられないらしく、爆弾でも使ったのだと考えているようでした。

リュウ
リュウ
爆弾ではありえない被害規模なので、さすがに論理が破綻していると思うけど…。

コマリを殺そうとしたフレーテでしたが、コマリに気を取られ、背後から刺し殺しにくるサクナの存在に気づきませんでした。

フレーテを仕留めたサクナは、コマリに自分が逆さ月の一員で家族を人質に取られ逆らえないこと、宮殿に出没したテロリストも自分であることを涙ながらに告白しました。

この状況でも自分のことを心配してくれるコマリの姿に涙しつつ、サクナは精神魔法・マインドリフレインを発動します。

リュウ
リュウ
サクナ役の石見舞菜香さんの演技が凄すぎて引き込まれました…。コマリにはなんとかサクナを救ってあげてほしいものです。

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第8話「アステリズムの廻転」のネタバレあらすじ・感想

引用:アニメ『ひきこまり吸血鬼の悶々』公式サイト

精神魔法・マインドリフレインによって、コマリはサクナの記憶を追体験。サクナによって、さまざまな事実が明かされます。

  • 逆さ月の目的は魔核の破壊
  • サクナは逆さ月に神具(魔核の恩恵を受けない)で家族全員を殺された
  • サクナの烈核解放「アステリズムの廻転(かいてん)」は殺した相手の記憶を操作できる
  • 宮殿内での殺しは相手の記憶を操作し、魔核のありかを探るため

また、サクナは七紅天の1人であるヘルデウスも殺害しており、烈核解放で洗脳し父親として振る舞うようにしていました。

サクナは本当の家族が全員死んだため、自分の手で「家族」を作り直そうとしていました。

実の姉と同じ名前であるコマリもその対象で、洗脳によって姉にしようとも考えていたのです。

全てを明かした上でサクナは、逆さ月の一員として涙ながらにコマリを殺そうとします。

そんなサクナに対し、コマリは「私がお前のお姉ちゃんになってやる」「でも殺されるのは嫌だ」と告げます。全てを知った上でコマリは、サクナのことを受け入れようとしました。

コマリとサクナは無事和解しましたが、そこに七紅天のオディロンがやってきます。彼も逆さ月の一員で、サクナの家族を殺し脅していた張本人だったのです。

リュウ
リュウ
そういえば七紅天闘争を持ちかけたのもこいつだし、コマリを殺すことも狙いだった?

オディロンを前にしても、サクナには逆さ月を抜ける固い決意がありました。

奥の手として秘薬を飲み、魔力を急激に上げてオディロンに対抗します。後一歩のところまでオディロンを追い詰めましたが、秘薬の副作用が出てしまったことでサクナは倒れてしまいます。

コマリもオディロンに立ち向かいますが、素の状態では相手になるはずもなく倒されます。

リュウ
リュウ
弱いながらも立ち向かうコマリの姿勢は良いけど、やられそうになると一気に弱気になるのはちょっと冷めるかも…笑

打つ手がなくなったサクナは、意識が途切れそうになる中でミリセントに言われた言葉を思い出しました。

「いざとなったらコマリに血を吸わせなさい。
そうすればあいつは、死んでもアンタを助けるわ」

サクナの血を飲んだコマリは、烈核解放を発動し目を覚まします。

「血が足りない」と言ってサクナの首から血を吸ったコマリは、これまでと違う白髪の姿になっていて…

リュウ
リュウ
今までにない感動的な結末で、あらためてこの作品の持つ魅力を感じさせられる回でした。

全てが終わった後、サクナはコマリたちに謝罪しに行きますが、誰も彼女を責めることはありません。

皇帝のカレンも罰を与えることすらなく、引き続き七紅天を任せます。

周りのみんなが優しいのはありますが、それ以上にサクナの人柄がみんなの信頼を得ていたことで許されているようにも思います。

リュウ
リュウ
フレーテだったらこうはならないかも…?笑

非常に楽しめて満足していますが、細かいことを言うと烈核解放に頼りがちなストーリー展開が気になるところです。

ミリセントの件も七紅天闘争も全部烈核解放で解決しているため、展開が若干ワンパターンに感じます。

フラストレーションの溜まる展開の果てに烈核解放でドン!なので爽快感はありますが、今後も烈核解放頼みのストーリーなのかなというのが気になるところです。

リュウ
リュウ
とはいえ少し気になる程度ですし、今後も放送が楽しみな作品であることは変わりありません。

余談のようですが、ラストにコマリとサクナが和解し強い絆で結ばれたのが印象的な一方、その様子を見ていたヴィルが不憫でした 笑

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第9話「翦劉茶会」のネタバレあらすじ・感想

七紅天闘争で優勝したコマリは、2週間の休暇を得てヴィル・サクナとともにコマリはリゾート地で過ごしていました。
海辺ではしゃぐ水着姿のカットは、視聴者にとってもご褒美ですね 笑

ただ、リゾート地に来ていたのは単なる休暇目的だけではありません。

先日の戦いでコマリはゲラ=アルカ共和国内で戦闘しており、同国に大きな被害をもたらしたことで呼び出しを受けていたのです。

罠の予感に感じつつ現地に赴いたコマリたちの前に姿を見せたのは、ゲラ=アルカの八英将であるネリア・カニンガムです。

テンション高めで、コマリに対して親しげな態度を取る彼女は、会談の途中で「一緒に世界征服をしよう」と提案してきました。

戦闘を好まないコマリはその誘いを断りますが、ネリアは「私は『殺人全国大会』の優勝者ですからね!」と反発。コマリも自分が最強だと言い張り対抗します。

リュウ
リュウ
それにしても「殺人全国大会」ってなんだよ 笑

そんな中、コマリの部下たちは、コマリとの水着2ショット撮影をかけてビーチフラッグスでホテルを目指していました。

しかしこれが進軍と勘違いされて、ネリアの部隊と激突。コマリの部下たちがネリアの部隊を壊滅させてしまったことで、ゲラ=アルカ共和国との関係は一気に悪化してしまいます。

それから数日後、天照楽土の五剣帝の一人である「アマツ・カルラ」がムルナイト帝国にやってきます。彼女の目的はムルナイト帝国と同盟を組むことでした。

先日のコマリの部隊とネリアの部隊の激突を知ったことで同盟は破棄されそうでしたが、カレンに脅迫されたことで半ば強引に同盟を結びます。

一方コマリと対立関係にあるネリアは、以前コマリを世界征服のための仲間に入れることを諦めていませんでした。彼女の口ぶりからして、コマリの烈核解放のことも知っていそうです。

リュウ
リュウ
終盤になって、可愛い女の子キャラが2人登場しました。そういえばキービジュアルにここまで出ていないキャラがいましたね。

今まではムルナイト帝国内での争いにとどまっていましたが、今度は国同士の大きな争いに発展していきそうです。

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第10話「アルカ王国のお姫様」のネタバレあらすじ・感想

10話は、ネリアの幼少期の回想から始まります。

その中でネリアは、コマリの母親と会っていて、家庭教師と生徒の関係だったことが発覚します。コマリとの接点も、母親が関係していました。

ネリア、いたずらに敵を作ってはいけないよ。
自分が大変な時に誰にも助けてもらえなくなってしまうの

当時のネリアは、この言葉の意味が分かろうとしなかったとのこと。

ネリアは八英将の1人ではありますが、過去の出来事によって王族ではなくなっており、八英将の中でも立場が低い存在でした。

リュウ
リュウ
いたずらに敵を作り孤立してしまったことで、後になってコマリの母に言われた言葉の意味を噛み締めたのでしょう。

一方、いつものように寝ていたコマリは、ヴィルに起こされると目の前には陛下・七紅天・カルラたちが集まっていました。
コマリが起きようとしないため、ベッド毎会議場に移動させられたのです。

リュウ
リュウ
寝ている姿、寝起きの状態を大勢の人に見られるのは恥ずかしい…

会議の議題は、ゲラ=アルカからの声明文について。コマリの行動(正確には部下たちの勝手な行動)が立国に対する脅威とみなされ、ムルナイト帝国に対して宣戦布告してきたのです。

端的に言うと戦争になるわけですが、いつものエンタメ戦争と違い、相手が神具を使ってくることも考えられます。

ゲラ=アルカは八英将全てが動いており、目的は城塞都市フォールの占領で間違いない状態でした。

それに対するムルナイト帝国の目的は「進軍している敵を撃退する」「敵の軍事拠点を改名させること」の2つです。カルラを含む8人を攻撃チームと防御チームの2つに分けて、作戦に写ろうとしていました。

作戦会議を進めようとした最中、突如コマリの背後に攻撃が仕掛けられ…。

リュウ
リュウ
ゲラ=アルカの攻撃でさっそく戦闘体制になり、話が盛り上がってきました。

ラストでは、敵対するかと思われたネリアとコマリが手を組む展開もありました。ネリアも可愛いので、敵同士にならなくて良かったです 笑

それにしてもコマリの周りには、ヴィルやサクナ、ネリアと甘やかす存在が多いですね。
甘やかされるほどコマリに人望があるということでもあるということだと思いますが、それも七紅天の素質として考えても良い気がします。

▲なお、今回の10話では一部で「作画崩壊している」という意見も出ていました。確かに上記のような引きのシーンでは、やや絵が荒れている印象は受けます。

個人的には引きのシーンが少し荒れるくらいは問題なく、作画に対して厳しすぎるように思います。ぼくがそこまで作画にこだわりがないということもあるんでしょうか、他の人は違うんでしょうか?

リュウ
リュウ
とはいえ絵が荒れるのはやはり嫌なので、残り2話はこのレベルで留めてほしいですね。

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第11話「夢の潰える楽園」のネタバレあらすじ・感想

コマリ以外の七紅天は、城塞都市フォールで敵部隊と戦闘中。フレーテは六棟梁プロヘリヤ・ズタズタスキーと交戦し、傷を負いながらも防衛していました。

一方のコマリは、一度は対立したネリアと再度接触しました。

敵国側であるネリアですが、コマリの母の教え子だったこと、現アルカ政府の企みを暴こうとしていることを知り手を組むことを決めます。

その後レストランに入り、コマリ・ネリア・カルラたちで集まり状況を整理していました。

ゲラ=アルカ現大統領のマッドハルトは、夢想帝国でアルカ王家の支持者を投獄して非道な人体実験をしているとのこと。ネリアの狙いは夢想帝国まで行き、その秘密を暴くことでした。

また、夢想帝国には神具が運び込まれているという噂もあります。神具で痛めつけられた者は、稀に烈核解放を獲得することもあるようです。

烈核解放の力を利用し、武力で世界をねじ伏せる。マッドハルトがやりそうなことで、それが彼の狙いだとネリアは考えられていました。

コマリに協力を依頼したのも夢想帝国の秘密、マッドハルトのやっていることを暴くことにあったわけです。

しかし、肝心のコマリは、レストランで注文するメニュー選びに夢中でろくに話を聞いていません。カルラはというと、ネリアが話している途中に寝てしまっており、これまた話を聞いていません 笑

リュウ
リュウ
コマリに比較的優しいネリアも、流石に頭を抱える状況。人選ミス感が否めませんね←

その裏でマッドハルトは、ネリアとコマリの追撃と並行し、楽園部隊を動かす指示を出していました。

そして場面が変わると、コマリたちがレストラン前で襲撃を受けているシーンに。どういうわけか、コマリたちの居場所が早々にバレてしまったのです。

コマリたちは、ヴィルが持っていた「男だけを殺す毒ガス」や、助けに駆けつけたデルピュネー・サクナたちによって危機を脱し、夢想楽園に向かいます。

しかし夢想楽園にたどりついたところで、コマリたちには思わぬ事態が待ち受けていて…

リュウ
リュウ
ラストに向けて、どんどん話が動いてきました。夢想楽園でコマリたちもピンチに陥り、事態が悪化していきます。

マッドハルトの隠し球である5,000人の楽園部隊が向かってきており、ラストは激しい戦闘シーンが描かれそうで楽しみです。

なんでも楽園部隊は一人ひとりが将軍に匹敵する力を持っており、ゲラ=アルカの隠し球とのこと。

しかし、ムルナイト側にもコマリという最強の隠し球が控えているんですよねー 笑

リュウ
リュウ
次回の最終回はコマリと楽園部隊が激突?どんな結末になるのか期待が膨らみます!

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第12話「黄金の世界」のネタバレあらすじ・感想

楽園部隊が城塞都市フォールに攻め込む中、ムルナイト帝国皇帝のカルラは、マッドハルトのもとに直接降伏を要求していました。

同時に六国新聞のメルカが、全世界生放送で夢想楽園の地下での人体実験の現場を放映。マッドハルトの行いが、暴露されようとしていました。

一方、コマリの血を飲んだネリアは、烈核解放「尽劉の剣花」を発動。牢獄に囚われていた人を助け出し、アルカを変えるために動き出しました。

ネリアは、11話で裏切りが発覚したガートルートとも交戦。圧倒したネリアは、ガートルートにどうして欲しかったのかと問いただします。

ガートルートは、ネリアにマッドハルトは倒せないと考えていました。ネリアを心から裏切っていたわけではなく、これ以上ネリアが傷つくことがないよう彼女なりに守ろうとした結果の行動だったのです。

ガートルートは過去に虐待を受けていましたが、ネリアは怪我をしたら心配してくれ誕生日も祝ってくれました。そんなネリアのことを、ガートルートは心から信頼していました。

そんなガートルートのことをネリアは「あなたは反抗期だったのよ。しもべの1人がちょっと噛みついたくらいで、いちいち目くじらを立てたりしない」と答え受け入れました。
2人の信頼関係が本当の意味で構築された瞬間ですね。

ただ、5,000人の楽園部隊が押し寄せてきている現状は変わっていません。コマリたちの元に駆けつけたカルラの提案で、楽園部隊に対抗する作戦を練ることにしました。

ネリアは自分がコマリの血を飲んで覚醒したためか、ふと思いついた様子でコマリに血を飲んでもらうようお願いします。

「私はあなたと世界を変えたい。今ならできる気がするの」

最初は抵抗していたコマリでしたが、ネリアの言葉を受け血を飲むことを承諾。ネリアの血を飲んだことで、コマリの烈核解放が発動します。

コマリが烈核解放を発動した様子は、その場に駆けつけた六国新聞のメルカによって中継されていました。メルカに意気込みを聞かれたコマリは「ゲラ=アルカをぶっ壊す」と返答。

さまざまな思惑が交錯した六国大戦は、いよいよ終結に向かいます。

リュウ
リュウ
思ったほど激しい戦闘にならなかったのは残念ですが、非常にきれいな終わり方で良い作品でした。

正直敵がそんなに強い感じがせず、雑魚を相手にしているような印象でした。烈核解放が発動したものの、そこまで盛り上がらなかったかなと思います。

最後の戦闘はどちらかというとネリアの方が活躍しており、今までと比べるとコマリが目立っていないようにも感じました。

リュウ
リュウ
全体を通して非常に楽しめた作品だっただけに、欲を言うなら終盤にもっとこれまで以上の盛り上がりが欲しかったところです。

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(600ポイント付与)
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dアニメストア初回30日間無料
(ポイント付与なし)
550円⚪︎
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ABEMA プレミアム初回14日間無料
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