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富山の吹奏楽団に所属するTuba吹き。音楽を演奏するのも聴くのも好きな「no music no life」な人間。スピッツファン歴は12年。小心者でビビリながらも興味のあることは何でもやってみるタイプ。

4歳児を主人公にすることの難しさ。細田守「未来のミライ」あらすじと感想

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「未来のミライ」公式サイト

 

こんにちは、富山在住ブロガーのリュウです。7月20日、我らが細田守監督の「未来のミライ」が公開されました。 

 

 

細田守監督はぼくの住む富山県出身の監督です。

「時をかける少女」が口コミで話題になってヒットしたのを皮切りに前作の「バケモノの子」まですべてが右肩上がりでヒット作になっている世界的にも注目される監督です。

 

「未来のミライ」は世界的に見てもクレヨンしんちゃんくらいしかない幼児の男の子を主人公にした挑戦作。

ぼくは「時をかける少女」からの4作はすべて観ている細田守ファンですし、前作から3年ぶりの新作なので楽しみにしていました。

 

 

しかし公開直前にジャパンプレミアなんかで映画を一足早く観た人の感想が出てきましたが、これがもうびっくりするほど評価が低い。

5点満点で平均2点台です。

 

もともと観る予定でいたので、評価が悪かろうが自分の目でしっかり確かめることにして鑑賞してきました。

 

この記事では映画のあらすじと、いいところと悪いところ両方の感想を書いていきます。

ネタバレは若干ありますが、これから観る人にも差し支えない範囲です。

 

 

「未来のミライ」のあらすじ

とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。

ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。
両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。
そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、
不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。

“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。
それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。

待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男。
幼い頃の母との不思議な体験。
父の面影を宿す青年との出会い。

そして、初めて知る「家族の愛」の形。

さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。
果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは? 
“ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―

それは過去から未来へつながる、家族と命の物語。

引用 ストーリー |「未来のミライ」公式サイト

 

生まれたばかりの赤ちゃんは何もできず手がかかるため、親は赤ちゃんの世話を見ることが中心になります。

そうなるとどうしてもお兄ちゃん、お姉ちゃんにあたる子どもの相手をする時間が減ってしまいます。

 

赤ちゃんのほうがかわいいとかではないのですが4歳のくんちゃんには分かるわけもなく、「くんちゃんよりミライちゃんのほうがかわいいんだ」と思い込んですっかり拗ねてしまいます。

 

「ミライちゃん好きくないもん!」とミライちゃんの顔で遊んで泣かせたり、そのせいでお母さんに叱られて不満を爆発させて新幹線のおもちゃでミライちゃんの頭を叩いてさらに泣かれて怒られて・・・

 

くんちゃんが駄々をこねて泣きながら家の庭に飛び出すといつもの庭とは違う世界につながり、そこには『かつてこの家の王子だった』と名乗る謎の男が。

この男はくんちゃんの家で飼っている犬が擬人化したものでした。

 

 

その後もくんちゃんはミライちゃんに関することや片付けをしなくて怒られたなどで機嫌を悪くして庭に飛び出すことが何度もあるのですが、そのたびに不思議な世界に繋がって家族と関係のある人たちに出会います。

 

くんちゃんが出会うのは以下の人物

  • 擬人化した犬(ペット)
  • 未来のミライちゃん
  • 子どものころのお母さん
  • 亡くなった曾祖父(青年)
  • 未来のくんちゃん(他のキャラほど絡まない)

 

 

彼らとの出会いを通してくんちゃんは様々なことを体験して少しずつ成長していき、最終的にはミライちゃんのお兄ちゃんであるということを深く自覚します。

これはくんちゃんが過去や未来の家族とのつながりを通して、ミライちゃんのお兄ちゃんとして成長していく物語です。

 

 

「未来のミライ」の感想(いいところ)

子ども時代と子育てをした経験が思い起こされる

ぼく自身は子どもを育てた経験はないし弟や妹もいないのですが、映画を見ていて自分がくんちゃんくらいの子どもだったころのことを思い出しました。

 

 

くんちゃんほど駄々をこねて親を困らせてはいなかったと思いますが、ホームセンターなど自分にとって面白くないところに連れて行かれるとよく「帰りたい!」と泣きわめいていて記憶があります 笑

 

あとはクレヨンしんちゃんやDr.スランプのアニメが大好きだったこと、アラレちゃんの「ティーン!」ってやつをよく真似してたなぁとか、キャッチボールをして遊んでもらったこと、自転車に乗れたときのことなど・・・

色んなことを思い出してうれしいような悲しいような気持ちになりました。

 

 

子どもを育てた経験のある人だったらくんちゃんのお父さんとお母さんに感情移入する場面が多いんじゃないでしょうか。

くんちゃんがわがままを言っている姿を見ると「自分の子もこうだった」と、同じ年の子どもだったころのことを思い返すかもしれません。

 

二人目の子どもが生まれたといっても子育てには悩むことがたくさんあって、この二人も物語の中で親として成長していきます。

ぼくは二人が子育てに苦悩する姿を見て「自分もこうやって育ててもらったのかな」っていう感謝の気持ちがわいてきました。

 

 

この映画について子育てをしていない人には刺さらないかも、という意見がありますがそんなことはないです。

誰だって昔はくんちゃんくらいの子どもだったんだから自分と結びついて懐かしい気持ちになる部分が必ずあります。

 

 

 

誰との別れもない

 今までの細田監督の作品を見てみると物語の中で誰かとの別れがありました。

「サマーウォーズ」「バケモノの子」では死んだキャラがいるし、「時をかける少女」「おおかみ子どもの雨と雪」ではラストで会えなくなったキャラがいます。

 

 

それに対し未来のミライでは誰との別れもありません。

不思議な世界でつながりがなくなった後も現在の世界で犬やお母さん、未来ちゃんとは家族としてくんちゃんと一緒に生きていくので関係が続いていくんですね。

 

そんなわけで悲しい気持ちになる場面は一切なく、温かい気持ちで映画を観ることができます。

 

 

深いテーマを誰にでも分かるように描いている

 

この映画について細田監督はこのように語っています。

 

子供と、その親の子供時代は、時代こそ違えども、
じつはきれいな相似形を成していることに気づく。
あれだけ反発した親と全く同じ言葉を、
親になった自分が子どもに言ってしまっていることにハッとなる。


果てしない子育ての苦労は、実のところ、
自らの子供時代の視点を変えた生き直しなのかもしれない。
親、自分、そしてその子。
時を超え世代を超えて私たちに引き継がれているものとは何か?


繰り返しながら人の一生が連なっているさまは、
永遠に続く生命の営みの、 やはり相似形なのではないだろうか。

 

家一軒と庭一つ、それからどこにでもあるたった一つの家族を通して、
生命の大きな循環、人の生の織り成す巨大なループを描き出したい。
最小のモチーフを用いて、最大のテーマを語り切りたい。
エンターテインメントの作法を用いて、
新しい家族のための、新しい表現を拓きたい。


一見して穏やかに見えて、
実は、大いなる野心を秘めた作品なのです。

引用 監督メッセージ |「未来のミライ」公式サイト

 

 

この物語のテーマは命のリレー。

いくつもの奇跡のようなつながりがあって今の自分が、そして未来の自分がいるんだということです。

 

とまあこういったことをSF的な設定で描いているのですが、物語に複雑なところはありません。

 

時空を超えるという点では「時をかける少女」と似ていますが、未来のミライはずっと分かりやすい内容です。

時空を超えた命のつながり、命の大切さ、家族愛をこれだけ分かりやすい内容で誰も死なせずに描いているのは細田監督の実力のあらわれでしょう。

 

 

「未来のミライ」の感想(悪いところ)

 くんちゃんの成長が感じにくい

ストーリー紹介にはさまざまな冒険を経てささやかな成長を遂げていくと書かれているのですが、くんちゃんの成長していることが感じにくかったです。

 

結局のところ不思議な体験をしたあとも「ミライちゃん好きくないもん!」「お母さんの鬼ババ!」と同じ駄々を繰り返しているし本当に成長しているのか疑問で物足りなかったです。

成長を感じるのは自転車に乗ったときとお兄ちゃんの自覚を持ったところくらいです。

 

5歳の男の子がそんなに急に変化してもおかしいですが、もう少し成長を感じられる場面があってもよかった気がします。

 

 

SF設定について語られない 

くんちゃんは擬人化したペットに会ったり時空を超えるという経験をしますが、どうしてこういうことが起きたのかはまったく語られませんでした。

 

例えるならドラえもんはのび太の未来を変えるためにやってきていますが、その理由が語られず「なんか知らないけど猫型のロボットが未来から来た」みたいになったまま話が終わっています。

 

犬が擬人化していることやどうやって未来から来たのか?ということはSFなんだし考え出すと興ざめするし、テーマもブレそうなので理由を語らなくてもいいです。

ただ「なんでこういうことが起きたの?」という疑問が解消されず「SFだから」という理由だけで片付けられている感じがします。

 

 

大冒険?どこが?

大冒険といっているわりにはくんちゃんはそれほど特殊な世界に行っているわけではありません。

ラストで近未来の東京駅に行くのが一番冒険ですが、これだって冒険というほどのものではありません。

駅で迷子になっている場面が多いですし。

 

 

ぼくは映画公開前から出ている情報を見てミライちゃんと特殊な世界を冒険して、家族愛や絆を知っていく話かと想像していました。

しかしいざ観てみるといつもの家庭内での話が多かったし、ミライちゃんだって頻繁に出て来るわけではありません。

 

それなのに予告映像ではラストのワンシーンだけを切り取って、さも大冒険しているみたいにしています。

あの予告の仕方は失敗なんじゃないかな・・・?

 

 

「未来のミライ」のまとめ

やはり4歳の男の子を主人公にするのは無理があったのかなと感じます。

この作品で描こうとしているテーマは素晴らしいしいいところもたくさんあったのですが、いまいちそれを活かしきれていないのがもったいないです。

 

これが4歳の主人公じゃなかったらまた変わっていたでしょう。

そもそもくんちゃんは主人公としてはちょっと弱いキャラクターです。

 

「くんちゃんの声に違和感がある」という意見が多いですが、ぼくはそんなに気になりませんでした。

こういう意見があるのを知っていたので最初は「ちょっと変かも・・・」と思いましたがすぐに馴染んできました。

多分何も知らない状態で観たらなんとも思わなかったです。

 

 

いいところがあるけれど悪いところもたくさんある。

ぼくの感想としては ”今までの細田監督の作品と比べるといまいち” でした。

 

 

この作品は観る人によって好みが別れる作品だと思います。

細田監督の作品では異質な部類なので、そこを理解して観たほうがいいです。

 

スピッツの未来を誰が想像しただろう?デビュー曲「ヒバリのこころ」

Future

こんにちは
スピッツファン歴12年のリュウです。

今回はスピッツのデビュー曲「ヒバリのこころ」を紹介します。




スピッツというとたいがいロビンソンやチェリーが連想されますし、デビュー曲なんてファンじゃなきゃ絶対知らないですよね。

そもそもこの曲は発売当時はオリコン圏外になるほど売れませんでした。


この曲は今では国民的バンドになったスピッツの原点であり、スピッツを語る上ではかかせない曲です。


インディーズ時代からの代表曲

この曲はスピッツがインディーズで活動していたころから歌われている代表曲です。


スピッツがインディーズで発売したミニアルバムのタイトルであり、1曲目に収録された曲でもあります。


そのミニアルバムは発売当時は2000枚も売れないほどでしたが、現在はスピッツのブレイクと枚数が少ないことも要因してか2ピーク時には数十万円で取引されるほどのプレミアがついています。


スピッツファンといえどもそんなお金はかけられない。。。



メジャーデビュー曲にしたのはメンバーいわく「一生歌い続ける曲になると思ったから」とのこと。

その言葉どおり今もライブでよく演奏される定番曲になっていて、2017年の結成30周年記念のツアーでも演奏されました。



ライブハウスで歌うことを目標にしていたバンドの曲が今では武道館で歌われる曲になっています。


メジャー版はインディーズのころと歌詞はそのままですが少しアレンジを変えられています。

ぼくはインディーズ版を聴いたことがあるのですが、ドラムのリズムパターンがちょっと変えられていてよりロックになったって感じですね。


今でこそ日本の誰もが知っていて音楽の教科書に曲が載るほどのバンドになったスピッツ。



しかし「ヒバリのこころ」も同時発売のアルバム「スピッツ」もさっぱり売れず、ここから売れるまでにはかなりの苦労を重ねることになります。


レコーディングはメンバー、スタッフともに手探り状態で難航したためレコーディングについては「いい思い出がない」とメンバーは振り返っています。


デビュー前に事務所の社長である高橋さんに「スピッツを10万枚売るバンドにしたい」と言われていました。



しかし当のスピッツは売れる欲もなければ自分たちが売れるなんて考えてもみないことだったので、メンバー同士で「10万枚売るなんてぜってー無理!」と言い合っていたそうです 笑



しかし知っての通りスピッツは「ロビンソン」で164万枚という16倍もの売上を記録してブレイクし、現在でもアルバムが10万枚を超えるほどのバンドになっています。



今はアルバムが10万枚売れるバンドもほとんどないですからこれは根強い人気があることの証明でもあります。



結局のところ高橋さんもまさかここまでのバンドになるとは思っていなかったんじゃないでしょうか?
まあ、一番思っていなかったのはメンバー自身でしょうけどね 笑



「僕ら」とは誰のことか?

僕らこれから強く生きていこう
行く手を阻む壁がいくつあっても
両手でしっかり君を抱きしめたい
涙がこぼれそうさ
ヒバリのこころ

スピッツの曲ですから「ヒバリのこころ」は普通に聴くと恋愛の曲です。


しかしデビュー曲であるということを考えると『僕らこれから強く生きていこう』というのがスピッツのメンバーに向けての言葉のようにも聞こえてきます。


実際それでも歌詞としてそこまでおかしくはないし、そういう受け止め方をしているファンも大勢います。


どう受け止めて聴くかは人それぞれですしどの聴き方も間違ってはないですが、マサムネさん自身はこの曲を恋愛の曲として書いたと考えて間違いないでしょう。


ボーカルのマサムネさんはこのように語っています。




マサムネさんが歌詞について話して、さらに「それは違う!」と否定するのは珍しいことです。
よほど強く訴えたいことなのかもしれません。


この曲をラブソングと考えると「僕らこれから強く生きていこう」という歌詞はこれから人生を共に生きたい、つまり結婚の歌なんじゃないでしょうか?


なおヒバリは春を告げる鳥といわれています。


この曲の主人公は長い間独りで生きていましたが、「君」と出会ったことで長い孤独の冬が終わりを告げて春が訪れてきました。


ただよく聴くと「両手でしっかり君を抱きしめたい」と歌っています。


恋人同士でも抱きしめたいと思うことはありますが、この歌詞からぼくはもしかしたら抱き合えるような関係じゃないのかな?と想像しました。



つまり『君』のことが結婚したいほど好きだけど両思いではなく、抱きしめることができないから『抱きしめたい』と言っているんじゃないかということです。

そう考えると結構切ない曲ですよね〜
デビュー曲なのに。

「ヒバリのこころ」まとめ

デビューしたころには売れる意欲もなく売上も少なかったスピッツですが、今年でデビューから27年になります。


この曲は今では武道館のライブでも演奏される曲になっていますが、そんな曲になるとはメンバーも思わなかったでしょう。


今でもライブで演奏され続けていますが、スピッツのメンバーの演奏技術もメジャーデビューからの活動で上がってきているのでスピッツの成長を特に感じられる曲になっています。


去年の30周年記念ツアーの4曲目(意外と早い!)で演奏されたときは感慨深い気持ちでした。


そしてこのころからスピッツはつくづく変わっていないんだということにうれしくもなります。

今ではスピッツのメンバーはもちろんのこと、日本中にいるスピッツファンにとって大切な曲です。


2018年注目バンド ポルカドットスティングレイのおすすめ曲ベスト10を紹介する

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今『ポルカドットスティングレイ』というバンドが注目度を上げてきています。

みずほ銀行やgoogleのCM、映画主題歌といったタイアップを次々に獲得していて、今後さらに勢いが増すことでしょう。

 

最大の魅力は中毒性。

ゲスの極み乙女。を初めて聴いたころに感じた中毒性とよく似ています。

 

この記事ではそんなポルカドットスティングレイのおすすめ10曲をランキング形式で紹介します。

 

 

ポルカドットスティングレイとは?

曲の前に簡単にバンドについて紹介します。

 

福岡県を拠点に活動。キャッチコピーは『福岡県福岡市を拠点に、何かを企む超常ハイカラギターロックバンド』

2015年1月、福岡にて本格的に活動開始。メンバーの交代を経て、2015年8月に現在の4人体制となる。

 

2016年11月、初の全国流通CD『骨抜きE.P.』をリリース。

2017年11月、1st FULL ALBUM「全知全能」でユニバーサルシグマからメジャーデビュー。

バンド名の由来は同名のエイ(魚類)の一種からで、言葉のパンチの強さで選んだ。

(Wikipediaより)

 

 

現在のメンバーになってからも2年ちょっとしか経っておらずバンド歴も浅く曲数もまだ少ないのに、かなり早いペースでメジャーデビューをはたしています。

  

 

2016年3月にYoutubeで公開した「テレキャスター・ストライプ」のMVが口コミで話題になり、半年で100万回の再生を記録。

これによって広く知られるようになります。

 

 

2016年11月にタワーレコード限定で発売した「骨抜きE.P」がタワーレコード全店の総合アルバムチャートで週間2位、タワレコメン年間2位にランクイン。

 この年に行ったワンマンライヴは3分で完売、2017年に入って行われたワンマンツアーも全公演即日完売、rookin'on JAPANにも出演し、まさにブレイク間近の状態。

 

そして2017年11月8日、1stfullアルバム「全知全能」を発売しメジャーデビュー。

2018年5月に発売したミニアルバム「一大事」はオリコン4位にランクインしており、さらなるブレイクが期待される注目のバンドです! 

 

 

ポルカドットスティングレイのおすすめ曲 10~4位

それではおすすめ曲の紹介に移ります。

まずは4位まで!

 

 

10位 シンクロニシカ

 

 

ポルカの曲の中でも特に展開が読めない曲。

次々に曲調が変化していくため何が起こるのか分かりません。

 

MVでは教師になったり学生になったりとお化けになったりと、曲同様にこっちも変化が激しいです。

 

 

9位.BLUE

 

 

動画は「みずほダンス」と呼ばれて話題になったもので、みずほ銀行とのタイアップでポルカとコラボしてこの曲が使われました。

 

「日常生活の中でうまく行かないこともあるけど、肩の力を抜いて頑張ろう」という動画のコンセプト通り、サビの「加速するテイクオフ」のフレーズでは体が軽くなって浮き上がったような感覚にさせられます。

 

 

8位.ミドリ 

ミドリ

ミドリ

  • ポルカドットスティングレイ
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

この曲、ギターの音が独特だったりとなんだか妙にクセになるんですよね。

ヘビロテしちゃいます。

 

歌詞は好きな人に対する憎悪を歌っているんですが、不思議と聴いていて嫌な気分にはなりません。

 

 

7位 レム

 

ポルカは結構クセの強い曲が多いですが、そればっかりではありません。

ロックサウンドでありながら清涼感のある爽やかな曲になっていて朝に聴くのにピッタリです。

 

MVはヨーグリーナとコラボしたものになっています。

 

6位 パンドラボックス

 

7位の「レム」とは対照的にこの曲はポルカの中で特にクセの強い曲。

全体を通してどの楽器にも超絶技巧が用いられていて、RADWIMPSを思わせる激しさです。

 

何かとボーカルの雫さんばかり注目されて(ポルカ自身がそういう押し出し方をしている)いますが、バンド自体演奏力が高く実力があることがはっきり分かる曲です。

 

 

5位.ICHIDAIJI

 

映画「××しなさい!」の主題歌に決定している曲。

3月からMVが公開されていました。

 

 

曲はというとギターのメロディが印象的なポップロック。

タイトルのイメージでもっと激しい曲かなと思っていたので意外でした。

 

正直はじめて聴いたときはそこまでいいと思わなかったのですが、ギターのメロディが頭に残ってしまってヘビロテ状態に。

そして今では聴くと涙が出そうなくらいにお気に入りの曲になってしまいました←

 

 

4位.エレクトリックパブリック

 

ストレートなギターロックに英語と日本語で韻をふんだ歌詞。

他の曲と比べて裏声も多く遣っていて歌い方がちょっと色っぽい。

 

個人的には曲の最後の「yes!」がすごい好きです。

なんだかグッときてしまう 笑

 

 

ポルカ おすすめ曲ベスト3

ここからはいよいよベスト3。

上位なので当然ですが特におすすめの曲です!

 

 

第3位

 

第3位は…

 

 

 

『人魚』!!

 

 

ややしっとりした曲調でありながら聴くたびにハマっていく中毒性のある曲。

 

 

 第3位ということでこの曲の魅力が伝わる言葉を必死に探しましたが、結局見つけられませんでした←

語弊力が足りない。。。

 

 

第2位

 

第2位の曲は・・・ 

 

 

 

『テレキャスター・ストライプ』!!

 

 

ポルカが注目されるきっかけとなった代表曲であり、ぼくもこの曲でポルカを知りました。

イントロを少し聴いて「あ、これはいいバンドだ」と直感しました。

ぼくは少し聴いてつまらないとすぐ聴くのをやめるんですが、この曲は全然知らないバンドだったにも関わらずどんどん引き込まれていってしまいました。

 

ポルカファンにもこの曲が好きな人が多いでしょうが、ぼくの中ではこの曲は2位。

その理由としては歌詞の意味が全然分からないことと、派手なロック曲なのにやや音が暗めなことです。

歌詞の言葉の使い方がうまいわけでもないし。。。

 

とはいえ代表曲だし好きな曲であることは確かです。

その『テレキャスター・ストライプ』を差し置いて1位となった曲は・・・?

 

 

 

第1位

 

第1位の曲は・・・

 

 

 

 

『本日未明』です!!

 

本日未明

本日未明

  • ポルカドットスティングレイ
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

1stミニアルバム「大正義」のラストに収録されている曲でかなり激しくポップなサウンドのロックチューン。

歌詞は恋人との別れることになり失恋をしたことを伺わせるものになっています。

 

 

失恋などの切ない歌詞をポップな曲調に乗せて歌っている曲は世の中たくさんあります。

しかしここまで歌詞とメロディが対照的なのはめずらしいです。

 

なによりすごいのはこんなに激しいロックチューンなのに失恋の悲しみがちゃんと伝わってくることです。

アップテンポなのに感動する曲を聴いたのはBUMP OF CHIKEN以来です。

 

MVが作られていないのが残念。この曲はもっと評価されるべきです。

 

「元町珈琲」のお洒落なモーニングセットで気持ちのいい朝を迎える

連休の朝を有効に使おうと朝活もかねて富山市掛尾の「元町珈琲」に行ってきました。

 

元町珈琲ではエッグべネディクトや一風変わったフレンチトーストなどお洒落な朝食を楽しむことができます。

お洒落な朝食を食べながら気持ちのよい朝を迎えてみてはいかがでしょうか?

 

この記事では元町珈琲のモーニングセットについて紹介します。

 

 

7時半ごろ「元町珈琲店」に到着

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元町珈琲は7時から営業しています。

ぼくはちょっと時間がたった7時半ごろに到着しました。

 

ぼくが来たころにはまだ席に余裕がありましたが、8時を過ぎたころからお客さんが増え始めました。

朝行くのであれば8時より前に行くのがよさそうです。

 

 

「元町珈琲」のモーニングセット

元町珈琲ではなんとも洒落たモーニングセットを食べることができます。

他のカフェ同様にドリンク代+セットメニューの料金です。

 

  • エッグべネディクト 元町スタイル +280円
  • フレンチトーストモーニングセット ブレックファースト +380円
  • フレンチトーストモーニングセット プレーン +300円
  • 選べるサラダモーニングセット +380円
  • サンドイッチ +250円

 

ドリンクは一杯目は通常料金ですが、2杯目以降は別のものを頼んでも全品半額となります。

 

なおフレンチトーストのセットは通常はトーストが1枚だけですが、ブレックファーストもプレーンも+200円でトースト2枚にすることができます。

多めに食べたい人にはこちらもおすすめです!

 

「フレンチトーストモーニングセット ブレックファースト」が甘いじょっぱくて絶妙

今回ぼくが頼んだのはフレンチトースト ブレックファーストのセット。

ドリンクは水だしアイスコーヒー(450円)にしました。

 

トースト以外にもウインナー、ベーコン×2、卵サラダ、ミニサラダがついてきます。

メニュー写真見たときはスクランブルエッグだと思ったんですが食べてみたら違いました←

 


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お好みでかけられるメープルシロップ(写真中央)がついてくるんですがまずはシロップはかけずそのままで一口。

思ったよりも生地がふわふわでかすかに卵の風味が感じられます。

 

そしてメープルシロップをかけてみると・・・

 

 
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うん、こっちのほうがいいですね。

そのままでもおいしいのですが、シロップをかけることで絶妙な甘じょっぱさになります。

すぐシロップをかけてもいいですがどうせならこの味の変化も楽しんでみましょう。

 

 

ちょっと分かりにくいですが、フレンチトーストの中にはチーズが入っているんです。


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「チーズとメープルシロップ?」と思いましたが、チーズの濃さにうまい具合にマッチしていてシロップがいいアクセントになっていました。

ぼくはこの組み合わせ初めてだったんですが、そんなに珍しい組み合わせでもないみたいです(^^;

 

 

 「エッグべネディクト 元町スタイル」はカルボナーラ好きにはたまらない

 

 

元町珈琲の「スペシャルモーニングセット」 エッグベネディクトっていう洒落た朝食を食べました( ・ω・)ノ パンにかかっているのはオランデーズソースというもので、富山のブロガーさんが言っていたようにカルボナーラ風トーストですね。 チーズをソースにしたって感じもします(^-^) どうやって食べればいいんだ?と迷いましたが、ちゃんと切ってありました(^^; 上に乗っかっている卵もトロトロでモーニングセットにするのがもったいないくらいの一品です。 料金はドリンク代+280円で、一番安い「元町ブレンド」ってコーヒーと合わせて730円。 しかしLINE@に登録すると10%オフになるので、会計前に登録しておきましょう! テーブルに置いてあるパネルから登録できます。 連休初日だからか分かりませんが、朝8時に来ても余裕がありました。 4人用のテーブルもあるので、家族で朝食を食べるのもよさそうですね! 子どもは起きるの嫌がりそうですが← #カフェごはん #あさごはん

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前回来店時に食べたのは「エッグべネディクト 元町スタイル」

あまり他の人が言っている表現を使いたくはないのですが、カルボナーラ風トースト以外に味を表現する言葉が思いつきませんでした。。。

 

ぼくはカルボナーラとチーズが好きなので、この濃厚な味はたまりませんでした。

個人的にはフレンチトーストよりこっちがおすすめです!

 

 

LINE@に登録すると料金が10パーセントOFFに

元町珈琲掛尾店ではLINE@をやっていて、友達登録をすると料金が10パーセントOFFになるクーポンがついてきます。

登録のためのQRコードが書かれたパネルが各テーブルに置かれているのでそこから登録することができます。

 

割引はお一人様一回限りで登録したその日から使用できます。

使わない手はないので、忘れずに登録しておきましょう!

 

 

他のお客さんの声(全国)

 

 

 

 

 元町珈琲掛尾店の概要

営業時間

全日7:00~22:00

 

 

地図

 

富山の美味しいラーメンが食べたい?それなら「大喜 根塚店」に行きましょう

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東京ラーメンショーで1位をとったりケンミンショーで取り上げられたりと、知名度が上がりつつある”富山ブラックラーメン”

 

富山にはいくつもブラックラーメンを出している店がありますが、その中で一番歴史があり元祖なのは「西町 大喜」でしょう。

 

しかし西町大喜は大喜の創業者が亡くなった後に屋号とレシピを買い取ったとある企業が経営しているため、昔と味が変わっていて本当の意味での元祖とは言えないものなのです。

 

本当の元祖富山ブラックを引き継いでいるのは「大喜 根塚店」の方。

大喜創業者のもとで修行をして正式に暖簾分けされた店で、もう50年以上味を引き継いでいる歴史あるお店です。

 

ぼくも何度も通っているお店でして、富山ブラックはもちろんのこと富山のラーメン店の中でもトップクラスです。

富山の美味しいラーメンが食べたいならここに行きましょう!

 

 

大喜 根塚店に到着!

大喜 根塚店にやってきました。

元祖富山ブラックを引き継ぐ店ですが、富山ブラックではなくチャーシューラーメンとして提供しています。

 
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お店の前に駐車場がありますが、そんなに大きくないためご飯時に行くと混んでいて車を停められないことが多いです。

 

だから14時ごろに行ったのですが、それでも駐車スペースが車で埋まっています。

人気店は遅めの昼食でも一苦労です(^^;

 

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入り口には暖簾がかかっていて昔ながらのラーメン店を思わせます。

ちなみに扉は自動です 笑

 
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入ってすぐのところには庭園を思わせる造り。

なんだかいいお店に来た感じがします。ラーメン店だけど

 
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「大喜 根塚店」のメニュー

大喜根塚店はチャーシューラーメン専門店なので、取り扱っているチャーシューラーメン一種類のみです。

元祖富山ブラックの味を引き継いでいますが、富山ブラックとして出してはいないんですね。

 

  • チャーシューラーメン大 1200円
  • チャーシューラーメン小 800円
  • ライス 200円
  • ジュース 200円
  • サイダー 200円
  • 生玉子 50円

 

西町大喜だとライスがないと絶対食べられない濃さですが、大喜根塚店のラーメンは濃さはあるもののライスなしでも食べられるちょうどいい濃さです。

ただライスが欲しくなる富山ブラックらしい味なので、欲しい人は頼むといいでしょう。

 

生玉子は一度頼んだことがあるのですがそこまで味の変化がなくていまいちでした。

煮玉子じゃダメだったのかな?

 

 

「大喜 根塚店」のラーメンの味は?

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たっぷりのねぎとチャーシュー、富山ブラックと比べると色が薄めのスープ。

昔ながらのラーメンを連想させる見た目で食欲がそそられます。

 

 

麺は中太ストレート。

ちゃんとコシもあってツルっと食べられます。

 
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チャーシューは一般的なラーメンと比べるとかなり薄切りですが、このチャーシューが大量に盛り付けられています。

 

濃すぎずスープとのバランスがとれた味をしていて、薄切りですが食べ応えがあります。

ぼくのようにチャーシューが好きな人にはこれだけ盛り付けられているのはたまらないですね!

 
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最後に肝心のスープ。

富山ブラックらしく黒胡椒で味付けされていますが飲めないほどの濃さではなく、ほどよくパンチが効いている飲みやすい濃さです。

 

ここが大きなポイント。

西町大喜のように本格的なブラックラーメンのスープは濃くて飲めたものじゃありませんが、大喜根塚店のスープは飲めるのです。

 

飲むこともできる濃さでありながら富山ブラックの味わいはまったく失われておらず、富山ブラックの味わいはそのままに誰もが食べられる味になっているのがぼくが何度も通っている理由です。

 

西町大喜のブラックラーメンの濃さはすさまじいので、富山県民でも好みが分かれます。

しかし大喜根塚店のラーメンは西町大喜が口に合わなかった人であっても美味しく食べられる元祖富山ブラックです。

 

実際、西町大喜よりこっちのほうが好きだという人をぼくは何人も知っています。

 

富山ブラック未体験の人が一か八かで西町大喜に行って「しょっ、しょっぺぇー!!」と悲鳴を上げるくらいなら、大喜根塚店に行ったほうがはるかにいいです。

 

というより富山の美味しいラーメンを食べたいならここに行けば間違いないし、これを美味しく食べられないなら富山の味が口に合わないということです。

富山伝統の味を引き継ぐ一品をぜひ味わってみてください!

 

 

「大喜 根塚店」の概要

営業時間

11:00~20:00(ラストオーダー19:50)

 

定休日

水曜日

 

 

地図

 

 

歴史小説がこんなに面白いなんて!和田竜「のぼうの城」のあらすじと感想②

 前回は「のぼうの城」のあらすじでした。

この記事では読んでみての感想を書いていきます。

 

 

「のぼうの城」の感想

キャラクターが最高

10倍という圧倒的な兵力差に挑むというこの小説の設定は読者をワクワクさせる展開だし、ぼくはこれと”和田竜の作品”ということでこの小説を選んで読みました。

ただこの設定は特殊なものではないし割りとよくある王道の展開です。

 

ぼくが夢中で読んでしまったのはなんでなのか考えてみると、キャラクターがどいつもこいつも魅力的だったことに他ならないでしょう。

 

 

長親を支える家老である正木丹波(まさきたんば)・柴崎和泉(しばさきいずみの)・酒巻靱負(さかまきゆきえ)の3人や氏長の娘である甲斐姫(かいひめ)といった成田家の人物はもちろんのこと、敵である石田三成や大谷吉継、さらには領民までもが一癖も二癖もあるキャラクターで最高。

 

でもやはり一番は主人公である長親ですね。

「のぼう様」と呼ばれているもののバカにしているわけではなくみんな長親のことが好きであり、物語後半では敵側の兵まで魅了してしまうほどに人に好かれた男でした。

実際にいた場合ここまで好かれはしないでしょうが、長親がみんなに好かれていたのは分かる気がします。

 

なんというか可愛げがあるのです。

ぼくは読んでいて「友だちになりたい・・・」と思ってしまいました 笑

 

 

"でくのぼう"が”名将”に化ける

のぼう様と呼ばれても平然としているほどのんびりしていて、父親である泰親にも見限られているところがあった長親。

 

彼が総大将となって石田三成の軍勢と2度戦うのですが、初陣に成田家が勝利したのは丹波をはじめとした3人の家老がそれぞれ策を練ってうまく戦ったからであり、長親は特に何もしていませんでした。

 

ただ2度目の攻めに関しては丹波たちも打つ手がなくなっている中で長親だけが打つ手があるとし、突拍子もない作戦に出ます。

この作戦こそが危機的な状況を打開することになり、誰も知ることのなかった長親に潜む名将としての才覚が発揮された瞬間でした。

しかもこの作戦の裏にあった長親の意図がなんともたまらなくかっこいい。

 

最後の最後、長親は”でくのぼう”ではなく”名将”に姿を変えていました。

 

 

漫画的?事実と異なる?だから何だ

ぼくは今まで歴史小説は読みきることなく挫折してしまっているんですが、その最大の要因は物語がイメージできなかったことです。

 

漫画と違って絵がない小説では文章から物語の光景をイメージすることになります。

自分でイメージすることが小説の面白さだと思っているんですが、歴史小説は話が全然理解できず物語をイメージすることがぼくには出来ませんでした。

 

ですが「のぼうの城」は違います。

物語は分かりやすくスッと頭に入ってくるし、石田三成の軍との戦闘シーンなんかもすべての場面が鮮明にイメージできました。

物語にスピード感があるのでまったくダレることなく最後まで引き付けられたまま読まされてしまいました。

 

 

忍城での戦いは実際にあったものですしこの小説はその事実をもとに作られていますが、いくつか和田竜による脚色が加えられています。

たとえば長親は”でくのぼう”とされていますが、実際の歴史上にはこんな事実はなかったようです。

 

ただこういう脚色があると「事実と違うじゃないか!」と文句をいう人が一部にはいるようです。

またイメージがしやすいことを指しているのだと思いますが、和田竜の作風が「漫画的」だとして批判的な意見もあります。

 

 

でもそれがなんだというのでしょう?

「バクマン。」っていう漫画家を目指す漫画の中で『漫画は面白ければいいんだ。面白いものは連載される。当たり前だ』というセリフがありました

(うろ覚えなので正確にはちょっと違うかも)

 

小説だって同じことです。

漫画的だろうがラノベっぽかろうが作者に失言が多かろうが、小説が面白ければそれでいいんです。

 

 

和田竜の作品は歴史小説とは思えないほど読みやすく多くの人を引き付けています。

売れる作品にはちゃんとした理由があることが「のぼうの城」からはっきり分かるでしょう。

 

 

 

「のぼうの城」まとめ

 久しぶりに夢中になって読むことができる小説でした。

ここまで面白いとなると和田竜の他の作品も読んでみたくなります。

また読みたい小説が増えた。。。

 

ぼくはこの小説ですっかり和田竜ファンになってしまったので、あなたもぜひ和田竜の面白さを味わってみてください!

 

 

 

歴史小説がこんなに面白いなんて!和田竜「のぼうの城」のあらすじと感想

これが和田竜・・・!歴史小説がこんなにおもしろいなんて!!

 

 

ぼくをこんなにも興奮させたのは和田竜(わだりょう)のデビュー作である「のぼうの城」

デビュー作でありながら70万部を超えるベストセラーとなっている作品です

 

 

 

2012年秋映画化原作!戦国エンタメ大作

戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説!

 

 

ぼくはいろいろ小説を読むんですが特に手をつけないジャンルが歴史小説。

昔読んだ宮部みゆきの歴史小説の内容がまるで理解できなかったし、大河ドラマを観ても「???」となることが多々あったため、歴史モノは合わないんだと懲りて手をつけずにきました。

 

しかし和田竜は2014年に「村上海賊の娘」で本屋大賞をとるなどかなりいい評判を耳にしたものですし、「のぼうの城」は内容からして面白そうだったので読んでみることにしました。

 

もうね、今まで読まなかった自分を殴りたい気分です 笑

こんなおもしろいのを読まないなんて何をしてたんだか。。。

 

 

「のぼうの城」は歴史モノに懲りていたぼくですら唸るほどにおもしろいと思えた傑作小説です。

この記事ではまず「のぼうの城」のあらすじを紹介します。

 

   

「のぼうの城」あらすじ

物語の舞台は戦国時代。

豊臣秀吉が天下統一を目前としており、残すは北条家が支配している小田原城をおさえるのみとなっていました。

 

秀吉が日本中の兵を率いて攻めようとしているにも関わらず北条家は秀吉側に屈することなく戦いの意志を示していて、関東各地の支城の城主に加勢を要請しました。

 

 

そのひとつが物語の舞台になる忍城(おしじょう)

主人公の成田長親(なりた ながちか)は忍城の領主・成田一門の武将で、当主である成田氏長(なりた うじなが)の従兄弟です。

 

長親は運動がさっぱりダメで馬に乗ることもできず、かといって戦の戦略をたてる”軍略”があるわけでもない。

農作業が好きでよく領民の畑仕事を手伝いにいくものの農作業もさっぱり出来ず、むしろ手伝わせたら作物をダメにしてしまう始末。

 

背が高い大男であることと、運動ができず農作業でも迷惑をかける不器用さから「でくのぼう」からとって『のぼう様』と呼ばれていました。

本人の前でも領民は「のぼう様」と呼んでいてその意味も知っていたでしょうが、本人はまるで気にせず笑っていました。

 

 

ある日、北条家からの加勢の要請を受けて忍城当主の成田氏長は手勢の半数ほどを引き連れて小田原城での戦いに向かいました。

しかし氏長自身は北条家に勝ち目がないと切り捨てていて、裏で豊臣家に降伏しようと画策していました。

 

それを知った忍城の重臣たちの一部は反発を示したものの、戦ったところで勝ち目はなく領民を危険にさらし無駄に死者を出すだけだと理解して、氏長の判断を受け入れました。

 

そこに秀吉からの指令で忍城を攻め落とすために石田三成が2万の軍勢を率いて忍城に攻めてきました。

氏長の秀吉への降伏の意思を知る忍城の重臣たちは、戦うことをせず降伏の意思を示すつもりでした。

 

しかし三成側から軍師(戦の交渉役)として遣わされた長束正家(なつかまさいえ)は強者には頭をたれ弱者には見下してた態度を示すタイプの男で、成田家が降伏しようとしていることが分かっていたため、成田家にとっては屈辱でしかない侮辱した態度をとり続けました。

 

その態度への屈辱に耐えながら成田家は頭を下げ続けましたが、長親がこの態度に怒りをあらわにして三成の軍勢と戦うことを正家に宣言。

成田家の重臣たちは必死に長親をなだめようとしましたが、最終的には長親の武士の誇りに溢れた言葉を受けて、長親を総大将として戦うことを決意します。

 

三成側の軍勢2万に対して、成田家は領民を含めても2000人という約10倍もの兵力差。

総大将である長親にはこれといった軍略の才があるわけでもありません。

 

しかし長親にはただひとつ、敵も味方も引き付けてしまうほどの人に好かれる才能を持っていました。

これこそが自軍の10倍もの軍勢に対抗する最大の武器となりました。

 

こうしてのちに「豊臣秀吉が唯一落とせなかった城」として名を残すことになる忍城での戦いが幕をあけました。

 

 

「のぼうの城」の感想

キャラクターが最高

10倍という圧倒的な兵力差に挑むというこの小説の設定は読者をワクワクさせる展開だし、ぼくはこれと”和田竜の作品”ということでこの小説を選んで読みました。

ただこの設定は特殊なものではないし割りとよくある王道の展開です。

 

ぼくが夢中で読んでしまったのはなんでなのか考えてみると、キャラクターがどいつもこいつも魅力的だったことに他ならないでしょう。

 

 

長親を支える家老である正木丹波(まさきたんば)・柴崎和泉(しばさきいずみの)・酒巻靱負(さかまきゆきえ)の3人や氏長の娘である甲斐姫(かいひめ)といった成田家の人物はもちろんのこと、敵である石田三成や大谷吉継、さらには領民までもが一癖も二癖もあるキャラクターで最高。

 

でもやはり一番は主人公である長親ですね。

「のぼう様」と呼ばれているもののバカにしているわけではなくみんな長親のことが好きであり、物語後半では敵側の兵まで魅了してしまうほどに人に好かれた男でした。

実際にいた場合ここまで好かれはしないでしょうが、長親がみんなに好かれていたのは分かる気がします。

 

なんというか可愛げがあるのです。

ぼくは読んでいて「友だちになりたい・・・」と思ってしまいました 笑

 

 

"でくのぼう"が”名将”に化ける

のぼう様と呼ばれても平然としているほどのんびりしていて、父親である泰親にも見限られているところがあった長親。

 

彼が総大将となって石田三成の軍勢と2度戦うのですが、初陣に成田家が勝利したのは丹波をはじめとした3人の家老がそれぞれ策を練ってうまく戦ったからであり、長親は特に何もしていませんでした。

 

ただ2度目の攻めに関しては丹波たちも打つ手がなくなっている中で長親だけが打つ手があるとし、突拍子もない作戦に出ます。

この作戦こそが危機的な状況を打開することになり、誰も知ることのなかった長親に潜む名将としての才覚が発揮された瞬間でした。

しかもこの作戦の裏にあった長親の意図がなんともたまらなくかっこいい。

 

最後の最後、長親は”でくのぼう”ではなく”名将”に姿を変えていました。

 

 

漫画的?事実と異なる?だから何だ

ぼくは今まで歴史小説は読みきることなく挫折してしまっているんですが、その最大の要因は物語がイメージできなかったことです。

 

漫画と違って絵がない小説では文章から物語の光景をイメージすることになります。

自分でイメージすることが小説の面白さだと思っているんですが、歴史小説は話が全然理解できず物語をイメージすることがぼくには出来ませんでした。

 

ですが「のぼうの城」は違います。

物語は分かりやすくスッと頭に入ってくるし、石田三成の軍との戦闘シーンなんかもすべての場面が鮮明にイメージできました。

物語にスピード感があるのでまったくダレることなく最後まで引き付けられたまま読まされてしまいました。

 

 

忍城での戦いは実際にあったものですしこの小説はその事実をもとに作られていますが、いくつか和田竜による脚色が加えられています。

たとえば長親は”でくのぼう”とされていますが、実際の歴史上にはこんな事実はなかったようです。

 

ただこういう脚色があると「事実と違うじゃないか!」と文句をいう人が一部にはいるようです。

またイメージがしやすいことを指しているのだと思いますが、和田竜の作風が「漫画的」だとして批判的な意見もあります。

 

 

でもそれがなんだというのでしょう?

「バクマン。」っていう漫画家を目指す漫画の中で『漫画は面白ければいいんだ。面白いものは連載される。当たり前だ』というセリフがありました

(うろ覚えなので正確にはちょっと違うかも)

 

小説だって同じことです。

漫画的だろうがラノベっぽかろうが作者に失言が多かろうが、小説が面白ければそれでいいんです。

 

 

和田竜の作品は歴史小説とは思えないほど読みやすく多くの人を引き付けています。

売れる作品にはちゃんとした理由があることが「のぼうの城」からはっきり分かるでしょう。

 

 

 

「のぼうの城」まとめ

 久しぶりに夢中になって読むことができる小説でした。

ここまで面白いとなると和田竜の他の作品も読んでみたくなります。

また読みたい小説が増えた。。。

 

ぼくはこの小説ですっかり和田竜ファンになってしまったので、あなたもぜひ和田竜の面白さを味わってみてください!