エンタ Shower満喫 ラボ

富山の吹奏楽団に所属するTuba吹き。音楽を演奏するのも聴くのも好きな「no music no life」な人間。スピッツファン歴は12年。小心者でビビリながらも興味のあることは何でもやってみるタイプ。

【感想】上田慎一郎「カメラを止めるな!」には映画の面白さがすべて詰まっている

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(公式サイトより)

 

 

こんにちは、リュウです。

今口コミで話題を読んでいる注目の映画『カメラを止めるな!』を観てきました。

 

 

さっそく映画の感想と面白さについて書いていきたいのですが・・・

 

ああ、困った。

こんなに面白いのに紹介するのが難しい映画は初めてです。

 

 

絶対に事前情報無しで見ろ

 

映画を観ようと思ったらまず何をするでしょうか?

やはりどんな映画なのかということを公式サイトなどで調べるでしょう。

 

 

しかしこの映画ではそれは絶対にやってはいけません。

 

なぜかというと、この映画はどんな映画なのかということを知った上で観てしまうと面白さが半減してしまいます。

理想であれば公式サイトに埋め込まれている予告動画なども観ないほうがいいです。

 

 

これは映画を観た人の多くが言っていることなのですが、幸運にもぼくは詳しく調べる前にこの情報を耳にしたので「とてつもなく話題になっている映画」ということしか知らない状態で観に行くことが出来ました。

 

だからもう、面白くてしょうがなかったです。

 

 

ちなみにこの内容については一切話せないのに観れば分かるというみんなの絶賛の仕方については、映画を観ていない人の中からこんな意見も出ています。

 

「飲み屋でたまたま居合わせたお客さんと『カメラを止めるな!』の話になったので、凄く気になってるけどまだタイミングが合わずに見れてない、と言ったんです。そしたら、『あちゃー』『うわわ。(シーッと口に人差し指をあてて)じゃ、この話はここまでってことで』とか、見てない人は語れない的な雰囲気になって。いや、ネタバレしてもいいですよ、前半はゾンビでその後はメイキングなんですよね? と返したら、『フフフ……』『いやいや……そうじゃないんです』とニヤニヤし始めて、なんだ、こいつら? と思いました」(30歳・酒類販売・男)

「グループLINEにおもむろに画像貼り付けて『感想を言い合おう』って投げ込んできて。見た? 見た見た。アガるよね? ね、そうだよね。って具合に、内容も何もないあ・うんの呼吸でタイムラインが埋め尽くされるのに腹が立つ。面白いの? って聞いても『ま、見ればわかるよ』で済まされる。いい大人なんだから、もう少しどんな作品かぐらい、言えないのかって思う」(32歳・フリーデザイナー・女)

 

「カメラを止めるな!」 大ヒットの裏で絶賛する人にウザいの声 - ライブドアニュース

 

観終えた今なら絶賛の仕方の意味がよく分かります。

ほんとに言えないんですよ、映画の面白さが台無しになってしまうから。

これはそういう作品なのです。

 

それにぼくたちだってこんなに面白い映画のことを詳しく話せなくてイライラしているんです。

だからウザいとか思わないで 笑

 

 

仮にどんな映画かを知った上で観ても面白いでしょう。

ですがやっぱりこの映画の本当の面白さは事前知識のない真っさらな状態で観てこそ味わえるものです。

 

ま、観れば分かるよ←

 

 

「カメラを止めるな!」のあらすじ(最小限)

それでもどんな映画なのかは気になるものでしょう。

だからここからは映画を楽しめなくならない範囲で映画のことを紹介していきます。

 

 

映画はとあるゾンビ映画を撮影している場面から始まります。

監督はこの作品にかなり賭けているらしく、主演女優・主演男優の演技に納得がいかないあまり42テイクも撮影して激しく怒りをぶつけます。

 

あまりに監督が感情的になっているので、スタッフが休憩を申し出て撮影は中断となります。

 

その休憩中、主演していた二人はメイク担当のスタッフから撮影しているこの場所が訳ありの場所であることを聞かされます。

それは表向きは浄水場として作られたけれども、その裏では死者を生き返らせる人体実験が行われていたというのです。

 

そんな会話をしていたころ、外で休憩していたスタッフが突然あらわれたゾンビに襲われて腕をもぎ取られた状態で殺されてしまいます。

殺されたスタッフもゾンビとなり、映画関係者に次々と襲い掛かってきます。

 

その現場に戻ってきた監督は目の前で起きている光景に興奮した様子。

逃げることもせず「カメラを止めるな!撮影を続ける」と指示し、自らも手に持ったカメラで撮影を始めます。

完全に狂った監督ですね 笑

 

 

「カメラを止めるな!」の感想(ここがスゴイ!)

 

300万の低予算、無名のキャストで撮影しているのに世界で絶賛

この映画は映画監督・俳優の養成スクールのENBUゼミナールによるシネマプロジェクトの第7弾となる作品です。

 

日本映画の平均的な予算は5000万ですが、「カメラを止めるな!」の予算は300万。

平均の約17分の1なので、かなりの低予算であることが分かりますね。

 

さらには出演している俳優も見たことも聞いたこともないような無名の人ばかり。

この映画はいわゆるB級映画に分類されるものです。

 

それにも関わらずこの映画は世界中で絶賛されています。

 

さらには日本の辛口の映画レビューサイトでも高い評価を得るほど映画を観た人の評判が高く、口コミによって話題になっていきました。

 

2017年に計6回レイトショーで限定公開されるも連日午前中にはソールドアウト。

今年に入って都内2館で限定公開されるもこちらも満員続き。

上映が全国各地に広がっていき、都内2館だった上映館は今では124にまで増えて今後も順次上映が始まる予定です。

 

 

この勢いは『この世界の片隅に』がロングヒットを記録したときと似ています。

ただ『この世界の片隅に』は制作費をクラウドファンティングで募っていて、たくさんの人に応援されていた制作背景がありました。

 

ですが『カメラを止めるな!』はそんなことはありません。

この映画が口コミで広がっているのはただただ面白いというシンプルな理由です。

 

 ゾンビ映画をワンカットで撮影している

このゾンビ映画の部分なのですが、途中で止めながら撮影しあとから編集でつなぐということはしていません。

最初からすべてワンカット・ノンストップで撮影が行われています。

 

カメラマンも出演者を追いかけながら撮影しているので、カメラはガクガクになっているところもあります。

しかしこれによって観ている側はまるでその現場にいるかのような錯覚をうけます。

 

もうひとつ忘れては行けないのがゾンビ映画には血や傷跡といった特殊メイクが必須だということ。

ゾンビが何体も出てきますが、このゾンビはもとは正常な人間だった出演者が映画の中でゾンビに変えられて襲いかかっています。

 

つまりワンカット撮影の最中の限られた時間の中でゾンビメイクをしているということです。

なんとも常識外れなやり方です。

 

こういうと「カメラを止めるな!」はゾンビ映画なのか?と思えてきますし、ぼくもそう思ってしまいましたがゾンビ映画ではありません。

むしろめちゃくめちゃ笑えるコメディ映画です。

 

ま、それも観れば分かるよ← 

 

ゾンビ映画が37分に及ぶ前フリ

このゾンビ映画なのですが、観ていて不自然な要素がいくつもあります。

 

不自然な会話、不自然な動き、不自然な場面、不自然なセリフ・・・

とにかく不自然なところがいくつもあって観ていて「えっ、何これ??」となります。

 

これも詳しくは言えないのですがこの不自然な要素はすべて伏線になっていて、終盤に次々と回収されていきます。

 

伏線の回収が超気持ちいい!

終盤の流れがこの映画最大のポイントです。

 

またしても説明出来ないのが残念で仕方ないですが、この伏線の回収されていくところがとてつもなく面白い!

 

何が起こるか分かっているのに何が起こるか分からないというか・・・

映画を観たらぼくが何を言っているのか分かるはずです。

 

 

「カメラを止めるな!」のここがイマイチ・・・

この映画はとてつもなく面白い映画でしたが、全てがよかったわけではありません。

 

終盤の面白さを考えればどうでもよくなることではあるんですが、観ている時にかなり気になったので触れておきます。

 

 

中盤の展開がダルい

この映画は大きく分けると最初のゾンビ映画の部分を合わせて3つのパートに分けられています。

 

すべての伏線がつながって爆発する終盤は面白くてしょうがないのですが、中盤にあたる部分がこれといった見どころもなくてちょっとダラケています。

 

映画をすべて観た今ではこの部分の重要さは分かるのですが、それを考えても中盤の退屈さがもったいなく感じます。

 

 

気になったことはこれくらいですね。

あとはゾンビ映画だから血が出ていてそこそこグロいかもしれませんが、低予算だからか血もそんなにリアルじゃないので気にすることではないでしょう。

 

 

この面白さは二度と味わえない

とにかく面白い映画でした。

超痛快、超唸らされる、超笑える、超熱くなる。

 

映画だからこそ出来る手法で観るものを徹底的に楽しませてきます。

 

 

ぼくはすでにこの映画を観てしまったので、この面白さを味わうことは出来ません。

この面白さを味わえるのは何も知らずに観た最初の一回のみです。

 

まだあなたが映画を観ていないなら幸せなことです。

一日も早く映画館に足を運んで映画の面白さを体感してみてください!

「らーめんキラリ」夏の限定メニュー『昆布水つけ麺』をさっぱりいただく

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富山県射水市にある人気店「らーめんキラリ」

夏になると限定メニューを扱っていて、去年は”スパークリング冷やし中華”ってものを提供していました

 

そして今年も夏限定の新メニューが登場。

猛暑にも参っていたので、食べにいっていきました。

 

 

今年の新メニューのポイントは”昆布水”

去年まで冷やし中華が続いていたので今年もそうかと思っていたら冷やし中華ではありませんでした。

 

今年の限定メニューは”昆布水つけ麺”

富山といえば昆布の消費量が日本一の県ですからね!

まさに富山県民によく合った限定メニューといえます。

 

もともと昆布は中性脂肪抑制、血糖値上昇抑制、紫外線から肌を守るといった健康・美容効果が高い食材です。

 

昆布水つけ麺は夏の疲れた体だけでなく、健康・美容にも優しいラーメンとなっています。

 

 

昆布水つけ麺が到着


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5分ほどで到着しました。

まずこちらが昆布水に浸かった麺です。


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昆布水はもし残ったらスープに入れて水割りにして味わいことも出来るようです。

 

昆布の成分が入っているため、麺は昆布水がジェルでコーティングされたようになっています。

 


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そしてこちらが麺をつけるスープ。

あっさり系のスープですが、昆布水で薄くならないようにしているのか味はやや濃い目です。


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つけ麺といっしょにこの器も届きました。

 


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左から①沖縄の塩、②スダチ、③海苔です。

それぞれ味に変化をつけるためのもので、塩は麺につけることを店員さんに勧められました。

 

昆布水つけ麺の味は? 

 


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麺が細いのでそうめんを食べているかのようにさっぱり食べられます。

 

昆布水がたっぷり麺についているので、スープの中にちょっと入れただけでは昆布水の味しかしません。

スープの中にある程度浸からせてから食べるとスープが絡んできます。

 

食べる時にちょっと困るのは麺が長いこと。

麺を結構持ち上げないといけなくて、スープの中に入れるのが大変なんですよね 笑

 

 

麺は昆布水(昆布)の成分によってネバネバした状態になっています。

最初は別に気にならなかったのですが、食べているうちにこのネバネバ感がなんだか嫌になってきてしまいました。

 

なめこみたいにネバネバしたものが苦手な人にはおすすめできませんし、ネバネバが苦手じゃなくても味の評価が別れるかもしれません。

 

 

らーめんキラリの概要

 

営業時間

11:30〜14:00

18:00〜23:00

(ラストオーダー22:30)

 

定休日

月曜日

 

地図

 

 

「進撃の巨人」26巻のネタバレ感想。憎しみの連鎖は戦う限り続いていく

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こんにちは、リュウです。

 

アニメ第3期も始まってさらなる注目を集める「進撃の巨人」の26巻が発売されました。

 

 

25巻を読んだときはもう進撃の巨人の終わりも近いんじゃないかと思っていましたが、26巻で予想外の展開を迎えてこれからどうなっていくのかまったく分からなくなりました。

 

今の進撃の巨人はどっちも正しいしどっちも間違っているという状態になっていて、今までと比べると読後の後味は悪いです。

 

しかしそれでも続きを読まずにはいられない、読者を引きつける何かがあります。

 

26巻に収録されている4話分のあらすじを紹介しつつ感想を書いていきます。

ネタバレとなるので、未読の場合は注意してください。

 

 

 

 

第103話 「強襲」

 

戦況はマーレ側の優勢

今まではマーレ側の奇襲を受けながら戦ってきたエレンたちですが、今回は逆に奇襲をかける形で戦いが始まりました。
 
突然のエレンたちの奇襲を顎の巨人(ポルコ)、車力の巨人(ピーク)、獣の巨人(ジーク)に加え、タイバー家が所有していた戦槌の巨人が迎え撃ちます。
 
圧倒的な強さを見せていた戦槌の巨人ですが、硬質化を駆使するタイプで持久力がないのかすでに力を使い果たしていてエレンをうなじごと貫く余力は残っていませんでした。
 
一方のエレンはまだ力を残していたため、貫かれた巨人の体から脱出して再び巨人に変身しました。
 
 
奇襲をかけたとはいってもエレンたちは立体機動装置で攻めてきているため、燃料も武器も長期戦に対応できるほどのものはありません。
もともとマーレ軍との兵力差も大きいうえに収容区はマーレ軍によって包囲されています。
この戦いにおいてエレンたちは袋のネズミで、追い詰められている状態なのです。
 
そのことをピークはいち早く見抜いてポルコに「始祖の巨人を持つエレンが来ているからこそ慎重にコマを進めるべき」であること、「敵から戦士長(ジーク)を守ればいい」ということを伝えます。

 

 

リヴァイがついに・・・?

ピークの判断どおりに事を進めようとしていたその時、軍港の方から大きな爆発が起こります。
一人漁船に乗っていたアルミンが”超大型巨人”に変身して、軍港を壊滅させたのです。
 
 
それによってベルトルトが命と巨人の力を奪われたことを悟ったポルコはエレンに向かって飛び出していき、そこで待ち構えていたミカサとの戦闘が始まりました。
 
どうもポルコはやや感情的になって冷静な判断が出来なくなるようです。
ピークの冷静な判断を聞かされた直後にこれはね。。。
そもそもポルコは”始祖の巨人”を奪還することに囚われすぎて周りが見えなくなっているところがあります。
 
 
ポルコがエレンに向かっていきピークが敵の総攻撃が来ることを悟って体制を整えようとしたその瞬間。
姿を消していたリヴァイがあらわれて、ジークのうなじを引き裂きました。
 
エルヴィンに「獣の巨人は俺が仕留める」と誓っていたリヴァイが4年越しにジークを切り倒した!
でもその割にはずいぶんあっさりしているような・・・?
 

 

ジークが倒され、一人残されたピークのもとに調査兵団の攻撃が集中。

調査兵団の作戦上、限られた時間のうちに車力の巨人を無力化する必要があったためです。

 

ピークと調査兵団が戦うすぐそばにはサシャが身を隠して潜んでいました。

サシャはタイミングを見計らってピークの重機関銃武装の中で攻撃をしていたパンツァー隊の一人を狙撃。

 

それによって出来た隙を突いてピークに集中攻撃を仕掛け、ピークを瀕死の状態に追い込みました。

 

 

とどめを刺そうとジャンはピークが逃げた先にに向かいましたが、ジャンの目の前にマーレ戦士候補生の一人であるファルコがピークをかばいに飛び出してきました。

 

 

第104話「勝者」 

 

非情になりきれないジャンの性格

ファルコが飛び出してきてもなおジャンはピークに向かって攻撃を仕掛けます。

しかしその時ピークが残された力で発した蒸気の影響もあってか攻撃を外しました。

 

個人的にはジャンが攻撃を外したのは蒸気のせいじゃなくジャンの非情になりきれない性格によるものだと思います。

今までも非情になりきれず敵に殺されかけたり、ライナーを逃がすきっかけを作ったりしていました。

 

ジャンはこの戦いの中でも民間人への被害を最小限に抑えようとしていましたから、まだ非情になりきれていないんでしょう。

ただ「進撃の巨人」においてはジャンの非常になりきれない”人間味”のあるところは重要なポイントです。

 

ジャンのように非情になれないキャラもいればフロックのように敵意をむき出しにしているキャラがいるからこそバランスが成り立っています。

 

 

エレンが”戦槌の巨人”を仕留めた残酷な手段

ピークがやられる一方、エレンとミカサはポルコとの戦闘を続けていました。

その時、上空から一隻の飛行船があらわれました。

 

エレンたちの作戦はマーレを襲撃したのちに飛行船を使ってレベリオ収容区からエレンと兵士を回収して逃げるというものでした。

 

ポルコはまた感情的になって飛行船を壊そうと飛び出しますが、ミカサによって足を引き裂かれ、エレンに腕をむしり取られて身動きが取れなくなります。

 

そしてエレンは水晶体で身を守っていて食うことができなかった戦槌の巨人の本体をポルコ(顎の巨人)の口に押し込み、”顎の巨人”の強力な顎を利用して戦槌の巨人を食いつぶしてしまいます。

 

えっウソ、そんな倒し方するの...!?

 

エレンに利用されたとはいえ、自ら味方を殺したのと変わらないですからね。

ただ読んでいるときは思いがけない戦槌の巨人の倒し方に「おおっ!」と声が出てしまうほどに高揚してしまいました。

 

 

そのままポルコを仕留めようとしたエレンでしたが、ガビたちに助けを求められたライナーが巨人化してあらわれます。

しかしライナーの「もう消えたい」という思いが反映されてか顔が人間のままという不完全な巨人化だったため、エレンにあっさり吹き飛ばされてしまいます。

 

しかしライナーによってポルカは引き離され、エレンもこれ以上戦う力が残っていなかったためミカサとともに飛行船に乗ってその場を離れていきます。

 

その現場を見ていたガビは銃を抱えてエレンたちを殺すため飛行船に向かって飛び出していきます。

 

突然あらわれた巨人によって仲間と家族を殺され、「必ず殺す!!」と闘争心をむき出しにするガビの姿。

かつてエレンが故郷を奪われ母親を殺されたときに「駆逐してやる!!」と巨人に対して怒りをあらわにしていたときのものと同じでした。

 

 

第104話 「凶弾」

 

サシャが銃で打たれる

飛行船の中には兵士たちが戦場から逃れて順調に乗り込んでいました。

 

6人の犠牲者を出したことを悔やむジャン、犠牲者を出しつつも勝利を収めたことを仲間と喜ぶフロック、ジャンやサシャといった同期の仲間を失わずに生き延びたことを喜ぶコニー。

 

戦いの結果を受け止め方はそれぞれ違っていました。

 

 

同じく飛行船にエレンも乗り込みましたが、先に乗っていたリヴァイに顔を思い切り蹴られて拘束されてしまいます。

 

104話の後半に分かることですが、今回の作戦はエレンが調査兵団が助けに来ることを分かっていて、それを利用するかのように自分を人質にして強行した作戦でした。

だからみんなもエレンを助けはしたものの、今までとは違ってエレンに対する信頼を失うことになっています。

 

 

地上のほうでは追いかけてきたガビが飛行船を守っていたロボフを撃ち殺し、立体機動装置を使って飛行船に乗り込もうとします。

それをファルコはガビにしがみついて止めようとして、一緒に飛行船に乗り込むことになります。

 

そして乗り込んだガビの撃った銃弾はサシャを直撃

兵士に当たった銃弾はこの一発でしたが、サシャは瀕死の状態にされてしまいました。

 

 

ジークが裏で手を引いていた

他の兵士たちによって捕らえられたガビとファルコは、エレンやリヴァイと同じ部屋にいる首謀者のもとに連れて行かれます。

 

そこにいたのはなんとマーレの戦士長である”ジーク”。

 

ガビとファルコはジークが敵に捕らえられたのだと考えましたがそうではありません。

今回の作戦はジークがエルディア側で中心となって企てたもの。

つまりジークはマーレを裏切っていたのです。

 

ジーク『だがこうして「始祖の巨人」と「王家の血」を引く巨人が揃った

 

 すべての尊い犠牲がエルディアに自由をもたらし必ず報われる』

 

この言い方エルディア復権派であり、グリシャに巨人の力を引き継いだエレン・クルーガーが言っていた言葉とよく似ています。

 

ジークが突然マーレを裏切ることをするとは考えられません。

だからジークはもとからエルディア復権派の立場にいたということでしょう。

グリシャはジークをエルディアの戦士として育てることに成功していたんですね。

 

リヴァイがジークを倒す場面があっさりしてたのは裏切っていたからか!

 

しかしジークは7歳の時にグリシャたちをマーレに密告しています。

エルディア復権派だったならどうしてこんなことをしたのか?

それはまだ不明ですが、今後明らかになっていくはずです。

 

 

因果応報を感じさせる展開

ガビに撃たれたサシャですが、部屋に入ってきたコニーによってサシャが死んだことが伝えられます。

 

同期であるミカサとアルミンは涙を流しながらサシャに何度も呼びかけ、ジャンはサシャが助からないことを悟っていましたがそれでもショックを受けた表情を浮かべ、コニーも涙を流して立っていました。

 

エレン『コニー...サシャは...

最期...何か言ったか?』

 

コニー『...

肉...って言ってた』

 

その言葉を聞いたエレンは下を向いて「くくっ...」と笑い出しました。

長髪になっているので仲間に顔は見えず仲間の死を笑っているように見えたかもしれませんが、その表情は歯を食いしばり悔しさをにじませていました。

 

もしかしたらそれは近くにいたジークだけには見えていたかもしれません。

 

 

エレンたちはこのまま何もしなければ殺されるのを待つだけになっていたとはいえ、民間人も含めてマーレ人を大量に殺害しました。

かつて自分たちがされたこととまったく同じことをしたわけです。

 

そのことによって一人の子どもに強い憎しみを与えたことで、サシャが射殺されるという結果を招きました。

 

自分がやった”行い”はそのまま自分に”結果”となってかえってくるとよく言われていて、これを「因果応報」と言います。

 

サシャの死は今まで物語の中心人物だったとは思えないほどあっけないものでしたが、そのあっけなさも含めてこの「因果応報」の流れを強くあらわしたものだったと思います。

 

 

 第106話 「義勇兵」

 

反マーレ派義勇兵が接触

ここで物語はアルミンの回想によって3年前に遡ります。

それはライナー達が撤退してから初めてマーレの船がパラディ島に来たときのことです。

 

ハンジは先に上陸したマーレ兵・ニコロを人質にとって船にいるマーレ兵に脅しをかけていましたが、マーレ兵の隊長は脅しを受けてもなお屈することはなくニコロごと撃ち殺そうとしました。

 

しかし同じ船に乗っていたマーレ兵である”イェレナ”が隊長を射殺。

他の兵士とともに仲間を脅して武器を捨てさせ、島に上陸してハンジと交渉(お茶会)を始めます。 

 

 

イェレナたちはマーレ兵でありながらジークと裏でつながっている反マーレ派の義勇兵で、目的はエルディア人の解放でした。

 

 

ジークの秘策とは?

イェレナを通じてジークは

  1. ジークに残された時間(巨人の継承者は13年で死ぬ)以内にパラディ島にジークを受け入れること
  2. エレンと引き合わせること

 

これらを要求。

 

その代わりにマーレが持つ武器の提供や情報工作などを交換条件として提示しました。

ジークには「始祖の巨人」と「王家の血」が揃うことで発動できる秘策があり、それこそが世界を救うことになると言いました。

 

これはかつてエレンが一度だけ”始祖の巨人”の力を発動させたときのことと結びつければ筋が通るものであり、ジークの秘策とは壁の中の巨人たちで世界を踏み潰す「地鳴らし」を発動させることでした。

 

 

エレン、ミカサ、アルミンの関係に変化が

イェレナたちを通じて島に来たマーレ人とエレンたちは交友を持つようになります。

 

最初はお互い疑心暗鬼だったが時間をかけて分かり合うことが出来たため、アルミンは世界の人々とも話し合って誤解をとけば戦わずとも分かり合えるのではないかと考えるようになりました。

 

しかしエレンは自分たちが巨人に化ける怪物であることは事実だということ、ほとんどのマーレ兵はエルディアを憎んでいること、分かりあうにも時間が必要だからいずれにしても戦って手出しできないようにしなければいけないという考えをくずしませんでした。

 

エレンとアルミンが話しているところにミカサもいましたが、二人の中間の考えを持っている印象でした。

 

戦う対象が「得体の知れない”巨人”」から「人間=世界」に変わったことで3人それぞれの考えが変わって、関係性にも変化が出てきていました。

 

 

戦う限り続くもの

エレンレべリオ収容区での戦いで民間人も殺しているし、自分を人質に仲間の命を利用するような強行策に出ています。

今までのエレンなら考えられないことをするようになっていて、ずっと一緒にいたアルミンでさえエレンのことが分からなくなっているようでした。

 

 

サシャを死なせることになってもなおエレンは「勝てなきゃ死ぬ。戦わなければ勝てない」と、自らを奮い立たせながら戦いを続けようとしていました。

 

エレンたちエルディア人が世界に頭を垂れて謝罪すればなんとか生きることは出来るかもしれません。

しかしそうなったとしてもエルディア人だという理由で世界から「悪魔」として蔑まれながら生きていくことになるでしょうし、それはエレンが望むところではありません。

 

エレンが求めているのは自由に生きること。

蔑まれながら生きることは当然自由とは程遠いです。

 

そのために必要であればどんなに残酷なことであっても実行します。

それがかつて自分が家族を奪われ、激しく憎んだ相手と同じことだったとしてもです。

 

 

エルディアがやったことをマーレがやり返し、マーレにやられたことをまたエレンたちエルディアがやっているわけです。

そしてガビがかつてのエレンのような存在になっています。

 

憎しみの連鎖は続いていて、それは戦い続ける限り終わらないでしょう。

果たしてこの物語はどこに向かうのでしょうか?

【2018年】北陸吹奏楽コンクールに行ってきたから結果と感想を書く【職場・一般、高A】

Shiny brass 3

 

こんにちは、吹奏楽歴10年のリュウです。

 

3年ぶりに北陸吹奏楽コンクールを鑑賞してきました。

世間は高校野球が盛り上がっていますが吹奏楽コンクールも負けじと熱いです。

 

職場・一般部門と高校A部門の感想と聴いてみて印象に残った団体の感想を書いていきます。

 

 

職場・一般の部

 

1.ソノーレ・ウィンドアンサンブル  

課題曲:Ⅴ エレシウスの祭儀

自由曲:交響曲9番より (D.ショスタコーヴィチ)

金賞・代表

 

2.ムジカグラート氷見 

課題曲:Ⅲ 吹奏楽のための「ワルツ」

自由曲:風伯の乱舞

金賞

 

3.速星☆Friday`s  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:交響詩「ローマの祭り」より Ⅱ五十年祭 Ⅲ十月祭 Ⅳ主顕祭

銀賞

 

4.小松市民吹奏楽団  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:ディヴェルティメント

金賞

 

5.なんと!吹奏楽団  

課題曲:Ⅲ 吹奏楽のための「ワルツ」

自由曲:秘儀Ⅳ〈行進〉

銀賞

 

6.ウィンドアンサンブル・ソレイユ  

課題曲:Ⅲ 吹奏楽のための「ワルツ」

自由曲:パッサカリアとフーガ ハ短調

銀賞

 

7.百萬石ウインドオーケストラ  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:ワイルド・グース

金賞・代表

 

 

職場・一般部門の感想

ソノーレを佐藤正人が指揮すると分かったときから「どうせソノーレと百萬石なんだろ?」と思ってましたが、その通りの結果になりました 笑

 

代表候補であるソノーレとムジカの演奏はぼくが遅刻して聴けていません←

しかしぼくが聴けた団体に限れば、全体的にそこまで演奏の出来に差はなかったように思います。

 

 

その中でも百萬石の演奏は頭一つぬけており、結果聞く前から「ここは代表になるな」って思わせられるほどでした。

 

去年全国金賞をとった百萬石ですが、聞いた話では今までと何か変えたというわけではないようです。

じゃあどうして金とれた!?

 

 

まあ何はともあれ、職場・一般の部は順当な結果に収まったなという印象です。

 

 

高等学校A部門

 

1.富山県立富山南高等学校  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:吹奏楽のための風景詩「陽が昇るとき」より

金賞

 

2.福井県立金津高等学校  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:ドラゴンの年

銅賞

 

3.富山県立富山工業高等学校  

課題曲:Ⅱ マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ

自由曲:カルミナ・ブラーナ

銅賞

 

4.石川県立小松明峰高等学校  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:プラハ 1968年のための音楽

金賞・代表

 

5.石川県立小松高等学校  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:イーストコーストの風景

銀賞

 

6.金沢龍谷高等学校  

課題曲:Ⅳ コンサートマーチ「虹色の未来へ」

自由曲:ラッキードラゴン 第五福竜丸の記憶

銀賞

 

7.福井県立武生商業高等学校  

課題曲:Ⅴ エレシウスの祭儀

自由曲:「ウエスト・サイド・ストーリー」より シンフォニック・ダンス

金賞・代表

 

8.富山県立高岡商業高等学校  

課題曲:Ⅴ エレシウスの祭儀

自由曲:3つの交響的スケッチ「海」より Ⅲ.風と海の対話

金賞

 

9.小松市立高等学校  

課題曲:Ⅲ 吹奏楽のための「ワルツ」

自由曲:宇宙の音楽

金賞

 

 

10.遊学館高等学校  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:ファンタジア

銀賞

 

11.北陸学園高等学校  

課題曲:Ⅰ 古き森の戦記

自由曲:ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ジョンジュ・コム・ル・カレイドスコープ

銅賞

 

12.富山県立富山商業高等学校  

課題曲:Ⅱ マーチ・ワンダフル・ヴォヤージュ

自由曲:交響曲3番「シンフォニー・ポエム」より

金賞

 

13.富山県立新湊高等学校  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:「交響曲第3番」より (J.バーンズ)

銅賞

 

14.福井工業大学付属福井高等学校  

課題曲:Ⅳ コンサート・マーチ「虹色の未来へ」

自由曲:「交響曲第3番」より (J.バーンズ)

銅賞

 

15.石川県立桜丘高等学校  

課題曲:Ⅲ 吹奏楽のための「ワルツ」

自由曲:交響曲第1番「アーク・エンジェルズ」

金賞

 

 

高等学校A部門の感想

代表は去年と同じ2校。

武生商業は6年連続6回目、小松明峰は2年連続5回目です。

 

印象に残った学校のことを書いていきます。

 

富山工業

先生が変わってからの小編成の部での活躍ぶりは知っていましたが、演奏を聴くのはこれがはじめてです。

 

ぼくが高校生のときは富山県大会で銀賞と銅賞を争う感じだったのにこんなに吹けるようになってたとは全然知らなかった。

 

50人に満たない人数ながら個の実力が高いので、大編成でも十分なほど音が出ています。

 

ただ音量で勝負している感じがあって演奏が全体的に粗め。

今後も大編成で出るかは分かりませんが、まだまだ良くなっていきそうなバンドでした。

 

武生商業

今年も代表を勝ち取った北陸吹奏楽の絶対王者。

 

こんなに続けて全国に出てればプレッシャーもあるでしょうし落ちてもしょうがないと思うんですが、武生の演奏はいつも代表落ちする気配を感じさせません。

 

 

毎年他の学校なら選ばない曲を自由曲にしていて、今年は『ウエストサイドストーリー』

 

武生がステージにたつとコンクール会場がショーの舞台に姿を変えます。

 

武生の演奏スタイルには否定的な意見もあるでしょうがこういう学校がいたほうがコンクールが面白いし、いつまでも今までの常識に縛られてるから吹奏楽がオタクな音楽のままなんです。

 

演奏スタイルは邪道かもしれませんが、武生は楽しんで演奏しているのがひしひしと感じられていい意味で高校生らしいです。

 

かなり難しいですが、もし全国金賞をとることがあれば吹奏楽コンクールが変わるでしょうから個人的にかなり応援している学校です。

 

小松市立

桜丘高校で全国金賞をとったこともある安嶋先生が指導するようになってからは、毎年北陸随一の音色で演奏しています。

 

今年は自由曲が「宇宙の音楽」ということでかなり期待をもっていました。

演奏は相変わらずいい音色で技術力も発揮していてさすがでしたが、何か物足りない。。。

やはり今年は代表とはなりませんでした。

 

安嶋先生がいたころの桜丘もいい演奏をしつつも金賞止まりが続いていたのが7年目に突き抜けて全国金賞をとったので、小松市立もそんな感じになるかもしれません。

そのうち代表取るんじゃないかなと予想しています。

 

 

富山商業

2011年を最後に全国から遠ざかっていますが、過去に全国大会に30回出場している学校。

ちなみにぼくの母校です 笑

 

 

今年は20年以上吹奏楽部を指導していた先生から顧問が交代になっていて、”新生富山商業”としてはじめてのコンクールでした。

 

先生が変わるというのはよくも悪くも演奏の上手さに直結するので、どうなっているのか不安に思っていました。

 

しかし演奏を聴くと全然レベルが落ちておらず、むしろここ数年で1番上手いんじゃないかと思わされました。

 

OBの欲目もあるかもしれませんが個人的には代表になっていてもおかしくない出来でした。

しかし今年も代表とはならず。。。

何が足りないんでしょう?

 

 

北陸吹奏楽コンクールのまとめ

ぼくは高校時代に北陸金賞で代表を逃しています。

それから数日は何にもする気が起きないくらい気力がわかなくなっていました。

 

よくプロの先生が「コンクールの結果よりそこに至るまでの過程が大事」と言っています。

これは本当にその通りなんですが、学生のころには分からないでしょう。

ぼくが分かったのは卒業して数年たったころでした。

 

吹奏楽は部活だけで完結するものでもありません。

職場・一般の部のソノーレの団長は代表に選ばれたとき感情がこみ上げてきているかのようなガッツポーズをしていました。

社会人になってもそんな思いが出来るっていいものですよね。

 

 

ぼくもまた音楽を存分に楽しめるように練習頑張ろうと思います( ・ω・)ノ

スピッツこそが日本最高のバンドである理由を知っているか?①

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こんにちは

スピッツファン歴12年のリュウです。

 

記事タイトルで『スピッツこそ日本最高のバンドだ』と断言しているのですが、これは何もぼくがスピッツファンだからこんなことを言っているわけではありません。

 

確かにこの記事に書く内容はぼくがスピッツファンだからこそ分かることです。

しかしこれらの要素を知っていればファンじゃなくともスピッツが日本最高のバンドだと考えたでしょう。

 

 

この記事ではスピッツが他のバンドには真似できない唯一無二の存在であることを解説していきます。

(複数の記事に分けて書きます)

 

 

 批判されない

スピッツは今年でメジャーデビュー27年、バンド結成からは31年になります。

これだけの長い間活動していてもう20年以上売れ続けています。

 

売れているバンドというのはそれだけ好きな人が多いからなんですが、売れるとそれに比例してどうしても嫌いな人も増えていきます。

最近のバンドで言えばセカオワは中二病って批判が多いし、RADWINPSはラブソングを中心としていた昔の曲と比較してネットで批判されています。

 

世界で最も成功したバンドと言われるビートルズだって嫌いな人がたくさんいました。

どんなバンドであっても売れれば必ず嫌いな人が出てきて、今の時代ならネットで批判をされるものです。

 

 

しかしスピッツはというと全くと言っていいほどネット上での批判がありません。

そして他の人たちもこのことに気づいているらしく、「なんでスピッツは批判されないのか」を議論しているほどです。

その他にも「あの曲が好き」「あれはよかった」みたいなスピッツのいいところをコメントしあっていることも多いです。

 

たまに批判しているようなタイトルのスレッドを見かけますが、よくよく読んでみるとスピッツを賞賛する方向に向かっていっています。

 

スピッツは人気・活動期間に比例して増えるはずの批判やアンチの割合がもっとも少ないバンドなのです。

 

誰もが知っている曲が3曲ある

ぼくがスピッツを好きというとたいがい「ロビンソンいいよね!」「チェリー好き!」っていうふうに言われます。

これらの曲ばっかり言われるのはファンとしてはちょっと複雑なところはありますが、これってものすごいことなんですよね。

 

例えばミスチルやB'zのことはみんな知っているでしょう。

だけども彼らのヒット曲、代表曲でこれぞ!というものがパっと思い浮かぶでしょうか?

 

ミスチルはミリオンヒットを出しまくっていますが90年代の世代じゃない人にとってはそのころの曲はファンじゃない限りほとんど知られていません。

B'zは「ウルトラソウル」くらいは分かりそうですが、まあそれくらいです。

 

 

ところがスピッツの「ロビンソン」「チェリー」「空も飛べるはず」は90年代のヒット曲でありながら、スピッツファンでない10代、20代にも知られています。

スピッツのことが全然分からなくても誰もがすぐにスピッツというバンド名から連想出来てしまうのがこれらの曲です。

 

これらの曲は未だにカラオケでもよく歌われるし、音楽配信でも毎年安定的に売れています。

20年以上前の曲でありながらどの年代の心に響く名曲であることの証です。

 

 

 (続く)

甲子園で演奏した吹奏楽部員が野球応援の思い出を語る

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こんにちは、元吹奏楽部員のリュウです。

 

夏といったら甲子園!

今甲子園での高校野球が始まって盛り上がっていますね。

吹奏楽をやっているぼくとしては野球だけでなく吹奏楽部の演奏も気になります。

 

ぼくのいた高校は野球部が強く、ぼくが現役だったころは春の選抜に出場したので甲子園で演奏したこともありました。

だから毎年この時期になると吹奏楽部で応援に行っていたときのことを思い出します。

 

 

野球応援についてはCDも出ているくらいですから野球の試合だけでなく演奏も楽しんでいる人が多いのかと思います。

 

 

ですが甲子園でも演奏するくらいだったから言えるのですが、吹奏楽部にとって野球応援はめちゃくちゃしんどいです。

暑いのが辛いとかそういう問題ではないのです。

暑いことは暑いですが←

 

もちろんしんどいだけでなく、よかったこともありました。

この記事では野球応援をする吹奏楽部の苦労や思い出なんかについて書いていきます。

 

 

途切れることなく曲をつないでいく

ぼくの経験を話すためにまずは母校の吹奏楽部の応援の仕方について紹介します。

 

野球部が強かったから吹奏楽部の応援にも力が入るのか、ずっと続いている応援のスタイルというものがありました。

どんなものかというと色んな曲を途切れることなく演奏していくというものです。

 

 

攻撃が始まるときはまず最初に『つなぎ』と呼ばれている曲を演奏します。

 

この曲は昔からずっと吹奏楽部で使われているのですが誰が作ったのか?なんて曲なのか?ということが一切分かりませんでした。

今思うと何の曲なのかも分からず演奏しているのはアホ丸出しだったような気も。。。

 

 

まあそれはともかく、『つなぎ』という謎の曲を演奏した後『サンバデジャネイロ』などの曲を演奏し、その後『つなぎ』をもう一回演奏。

『つなぎ』を演奏している途中に最前列にいる部員が曲名の書かれたスケッチブックを出して次に演奏する曲の指示を出します。

 

選手ごとの曲とかはないですが場面ごとに専用の曲があって代打が出れば『必殺仕事人』、ヒットを打てばヒットを打ったときだけに演奏する曲、得点をとればまた別の専用の曲を演奏していました。

 

ヒットと得点のときの曲はなんて名前だったか覚えていない←  

 

 

甲子園の演奏を聴いていると一回の攻撃の時に同じ曲を演奏し続けている学校もありますが、ぼくのいた部では違う曲を途切れることなく演奏し続けていました。

 

 

唇がだるくなる

ぼくは野球応援のときは”スーザフォン”という楽器を吹いていました。

野球応援の時に一際目立つ白い楽器があると思いますが、その楽器です。

 

これは金管楽器に分類されるものなのですが、金管楽器は唇をブルブル振動させることで音を出しています。

リコーダーみたく単に息を吹き込めば音がなるわけじゃないんですよね。

 

こういう演奏の仕方をしているので、楽器を演奏し続けていると唇がだるい感じになります。

なかなかイメージ出来ないと思いますが、重いものを持った後の腕に疲労がたまった感じが唇にきます。

 

しかも野球応援では音量が求められます。

音量を出すとなる唇など演奏者にかかる負担も大きいです。

 

 

重いものを持って腕が疲れると物を持ち上げるのが辛くなるのと同じように、楽器を吹き続けていると唇が疲れてだんだん楽器で音を鳴らせなくなってきます。

試合終盤は疲れ切っているのでやっとかっとで音を出しています。

 

 

ちなみにクラリネットなどの木管楽器はリコーダーみたいに楽器を口にくわえているように見えますが、実際は唇を丸めた状態で演奏しています。

どんな感じかは分かりませんが、木管楽器も吹き続けていると口に負担がくるらしいです。

 

打楽器は見て分かるとおり腕を中心に体を使って演奏しているのでやはり大変なはず。

 

 

というわけで野球応援は吹奏楽部にとって最も疲れる演奏といっても過言ではありません。

吹奏楽部はとにかく必死です。

 

 

試合が有利なほど吹奏楽部の負担は増える

1曲だけを吹くにしても違う曲を次々にやるにしても、共通しているのは攻撃をしている最中は吹きっぱなしということです。

だから打者が繋いでいって攻撃が続けば続くほど、吹奏楽部が演奏する時間が増えていきます。

 

ぼくのいた学校はコールド勝ちとかもするので、一回の攻撃でバンバン点を取ることもありました。

しかしそうなると攻撃が続くので前述したように

つなぎ→ヒット打ったときの曲→つなぎ→レパートリーの曲orヒットの曲etc

 

といったように演奏が続いていくことになるのでとにかく疲れます。

 

 

守備をしているときは吹奏楽部の演奏はなくなるので、守備のときが演奏に関していえば休憩となります。

ですが相手の打者をテンポよく打ち取ることが出来たら、ほとんど休むことなく演奏が再開になります。

 

 

応援する側としては野球部には勝ってほしいし有利に試合を進めてほしいのですが、そうなると演奏する側は負担が増えていくし。。。

吹奏楽部として応援に行くときはなんだか複雑でした 笑

 

 

試合のあと野球部員がお礼を言ってくれた

野球応援はしんどいのですがいいこともあります。

野球部が勝つのはもちろんなのですが、個人的にうれしかったのは野球部員がお礼を言ってくれたことです。

 

 

ぼくの母校の近くにある球場で試合が行われることもあったのですが、学校の近くなので行き帰りはバスは使わず歩いて行っていました。

だから帰り道には野球部員ともすれ違うのですが、その時に「○○(ぼくの名前)、応援来てくれてありがとう」と声をかけてもらえました。

 

遠くの球場で試合をしたときは後日学校ですれ違ったときに言ってもらうこともありました。

 

 

正直に言えば応援したくて行っているのではなく”行くことになっているから”応援に行っていたのですが、こういうふうにお礼を言ってもらえると「よし、次もがんばってもらわないとな!」と応援する気持ちが湧いてくるものです。

 

しんどい応援演奏のあとでもこんなちょっとのことでうれしなってまた応援しようと思えるのだから、ほんと感謝って大事ですね。

 

 

野球応援のまとめ

 

ちなみに今年2度めの春夏連覇を狙っている大阪桐蔭は吹奏楽部も全国トップレベル。

野球応援でやるようなレベルじゃないクオリティの演奏をしています。

 

もしかしたら3回戦で富山の高岡商業と戦うことになるかも・・・?

そうなったときは吹奏楽対決にも期待しています。

 

 

 

強い学校ほど吹奏楽部の演奏にも気持ちが入っています。

だから甲子園を見るときは演奏にも注目してみましょう!

スピッツの歌詞がすごい!聴き手を唸らせる歌詞の名曲7選

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こんにちは

スピッツファン歴12年のリュウです。

 

昔「スピッツの好きなところ」みたいなランキングがあって、それによると1位が”メロディ”、2位が”声”、3位が”歌詞”となっていました。

 

スピッツが好きという人はやはりあのきれいなメロディに惹かれることが多いんじゃないでしょうか?

 

スピッツの歌詞は難解ですから少し聴いただけでは何を言っているのか分からないものばかりです。

 

しかしスピッツの歌詞の奥深さはずば抜けていて短い歌詞、なんてことないように思える歌詞の中にもよく意味を知っていくと「おおっ!!」と唸らされてしまうものがいくつもあるんです。

スピッツの真の魅力は歌詞の中に潜んでいます。

 

そこでこの記事ではスピッツの歌詞のすごさが特に感じられる名曲を7つ紹介。

スピッツの歌詞のレベルの高さを味わってみてください。

 

  

1.魔法のコトバ

 

 

映画「ハチミツとクローバー」の主題歌になった曲。

原作漫画の作者である羽野チカさんは『ハチクロのラストが変わるくらいのインパクトだった』とこの曲を絶賛しています。

 

 ハチクロ自体登場人物全員が片思いをしている作品なだけあって、歌詞は片思いを連想されるものでスピッツの曲の中でもかなりストレートな歌詞です。

 

特にすごいのはこの歌詞。

 

花は美しく

棘も美しく

根っこも美しいはずさ

 

恋した女の子を花と例えるのはよくあることですが、スピッツの場合根っこまでいっています。

これらの歌詞は容姿ではなく内面のことを例えている歌詞です。

 

 

人間は誰でも心の中はよくにまみれていてドロッドロでグチャグチャ。

心のきれいな人間なんてのはおとぎ話の中だけに存在するものです。

 

そして花も同じであり、どんなきれいな花であっても土から引き抜いたら根っこが土まみれでお世辞にもきれいとは言えません。

ここは人間と同じですね。

 

だけども自分が好きになった人のことは外見や普段の様子だけでなく、内面まできれいで素敵なものだと信じたいものです。

だからこそ『根っこも美しいはずさ』って歌っているんです。

 

 

で、そう考えると・・・

 

人間の心の内面を例える歌詞として花の根っこを使うって、あまりにも的確でうますぎませんか?

 

しかもこれだけのことをこんなに短くシンプルな言葉で表現してしまう。。。

こんなん天才としかいいようがないでしょ←

 

 

2.冷たい頬

 

 

さよなら僕の かわいいシロツメクサと

手帳のすみで眠り続けるストーリー

 

 

地味な曲と感じるかもしれませんがこの曲はとにかく歌詞が素晴らしい。

その中でも特に際立っているのがこの歌詞です。

 

『手帳の隅で眠り続けるストーリー』っていうのはデートの予定とか一緒にやりたいと思っていたことが実現しなくなったことを感じさせますが、『かわいいシロツメクサ』とは・・・?

 

 

花が出てくるということは花言葉に何か意味があるんじゃないかと思い、シロツメクサの花言葉を調べてみました。

 

シロツメクサの花言葉は

  • 私を思って
  • 約束
  • 復讐

 

なんと復讐という思ってもみない言葉が出てきました。

どうしてこんな言葉が出てくるのかというとどうやらこういうことのようです。

 

ある女の子が思いを寄せていた仲良しの男の子に「大人になるまで私を思って、将来私と結婚してね(私のものになって)」と約束を交わしました。

 

A.男の子は約束を守り、女の子は「幸福」を得ました。
B.男の子は大人になって約束を忘れてしまい、叶わぬ思いが女の子を「復讐」へと駆り立てました。

 

引用 御用心!シロツメクサの花言葉がちょっと怖い5つの理由

 

 

『冷たい頬』の歌詞の場合当てはまるのはBのほう。

長年付き合った人であっても振られてしまったらめちゃくちゃムカついてきますよね。

 

思いが叶わなかったことによって自分が寄せていた思いが愛情から憎しみに変わってしまった。

シロツメクサとは愛と憎しみが表裏一体であることを意味している歌詞です。

 

 

 

3.シロクマ

 

 

この曲はスピッツの中でも結構好きな曲でして、スピッツのおすすめを聴かれたらよく紹介しています。

すると『MVがかわいい』という感想をよくもらいます。

 

あれっ、曲は???

 

 

そんなわけで曲のよさを知ってもらいましょう 笑

この曲のすごい歌詞はズバリこれです。

 

瓶の底の方に 残った力で

 

瓶のジュースなんかを飲んでみると分かりますが、なくなりかけの底の方に溜まっている部分が1番味が濃いです。

つまり自分の本当の力は奥底に眠っているもので、追い詰められてもうダメだと思ったときにものすごいパワーを発揮することを例えています。

 

まあ要するに”火事場の馬鹿力”みたいなことを言っている歌詞です。

しかしそれをこんな言葉で表現するのがスピッツのセンスの高さを感じさせます。

 

 

4.運命の人

 

 

全体的に何を言っているのかよく分からない歌詞です。

ちなみにMVはもっと意味が分かりません 笑

 

ですがこの曲は全体的に明るく幸福な気分を感じさせる曲となっています。

メロディがポップなのももちろんありますが、ぼくは最初のこの歌詞も曲に幸福な印象を与えていると思います。

 

バスの揺れ方で人生の意味が分かった日曜日

 

この歌詞から何を想像するでしょうか?

 

  • 休みの日
  • 恋人や好きな人に会いにいこうとしている
  • もしくは会いにいった後の帰り道
  • それを生きる意味と解釈するほど幸せに感じている

 

こんな短い歌詞からこれだけのことが想像できるほどに奥行きがあります。

 

もしこれが月曜日とか金曜日だったら日々の暮らしに追われる苦しみみたいなものがにじみ出てきますが、日曜日=休日を連想させるのでそういった鬱々とした感情がこの5文字によって取っ払われています。

 

さらにいえばこの歌詞は曲の歌い出しの歌詞です。

まだ曲が始まったばかりだというのにいきなり結論みたいなものを出してくることで、一気に聴き手を曲の中に引き込んでいます。

 

 

5.空も飛べるはず

 

 

音楽の教科書に載り、卒業式でもよく歌われた『空も飛べるはず』

スピッツをよく知らない人でもこの曲は知っていて、日本を代表する曲といってもいいでしょう。

 

君と出会った奇跡が この胸に溢れてる

きっと今は 自由に空も飛べるはず

 

 この曲で特に印象的なのはこの歌詞でしょう。

 

ラブソングは世の中にたくさんありますが、「好き」「愛してる」ということをここまで感動的に表現した歌詞は聴いたことがありません。

 

ちなみに最初は「君と出会えた奇跡」ではなく「君と出会えた痛み」という歌詞でした。

奇跡というのは決して幸福な意味ではないのかもしれません。

 

 

6.青い車

 

 

 

そして輪廻の果てに飛び降りよう

終わりなき夢に落ちていこう

今 変わっていくよ

 

「輪廻の果てに飛び降りよう」という歌詞があることで、この曲は無理心中の歌なんじゃないかという説があります。

 

しかしこれは輪廻という言葉の意味を誤解しているからで、ちゃんと意味を知ればまったく違う意味が見えてきます。

 

 

そのあたりのことはこちらの記事で解説しているので読んでみてください。

この曲は無理心中の歌ではないことは確かです。

 

 

 7.春の歌

 

 

 

春になるとよくこの曲がラジオで流れてきます。

スピッツは『チェリー』によって春のイメージを持たれていますが、この曲もスピッツの春の代表曲として認知されています。

 

重い足でぬかるむ道を来た

トゲのある藪をかき分けてきた

食べられそうな全てを食べた

 

この曲は冒頭からスピッツにしてはかなり珍しく強気で前向きな言葉が続いています。

曲を作っているボーカルのマサムネさんは歌詞にネガティブワードを入れないと気がすまないらしく、歌詞には「〜はず」「〜気がする」といったネガティブな言葉がよくデてきます。

 

それなのに強気な言葉が続いたままマサムネさんの叫ぶようなハイトーンが炸裂するサビの突入します。

これはスピッツとしてはかなり珍しいことです。

 

しかしサビの最後の歌詞。これによって曲の情景が一気に変えられてしまいます。

 

春の歌 愛と希望より前に響く

聞こえるか? 遠い空に映る君にも

 

冒頭からサビまで前向きな言葉が続いていたのに、サビの最後になって突然別れを思わせる言葉が出てきます。

さらにたったこれだけの歌詞によってそれまでの前向きと思って聴いていた歌詞の意味合いも真逆のものに変わってしまいます。

 

こんな短い歌詞で曲をひっくり返して切なさを醸し出すスピッツの手法には脱帽です。。。