久しぶりに「最高だったなぁ」と思えるアルバムでした。すごい曲、すごいバンド。
BUMP OF CHICKENの最新アルバム「aurora arc」が2019年7月10日に発売されました。
収録曲は以下の通り。
- aurora arc
- 月虹
- Aurora
- 記念撮影
- ジャングルジム
- リボン
- シリウス
- アリア
- 話がしたいよ
- アンサー
- 望遠のマーチ
- Spica
- 新世界
- 流れ星の正体
ぼくはBUMPのファン歴は16年でして、デビュー当初から聴いています。そのぼくの感想としては、今回のアルバムはまさに名盤。誇張じゃなくマジでいい曲しかないですね。
この記事では、ファン歴16年のぼくが「aurora arc」全体の感想と、全曲レビューを書いていきます!
※1曲ずつのレビューは随時追記
もうちょっと頑張って作って欲しかった
いきなりこういうことを書くのはなんですが、ぼくはこのアルバムに当初不満があって。それはアルバム収録の全14曲中、すでにシングルとして発売されている曲が9曲もあることです。
- 「アリア」(2016年8月17日リリース)
- 「アンサー」( 2016年12月21日リリース)
- 「リボン」( 2017年5月1日リリース)
- 「記念撮影」( 2017年7月5日リリース)
- 「望遠のマーチ」(2018年7月23日リリース)
- 「話がしたいよ/シリウス/Spica」( 2018年11月14日リリース)
- 「Aurora」( 2019年3月15日リリース)
BUMPは前からシングル5曲くらい出してからアルバムを発売することが多く、「次のアルバムもシングル曲が多いんだろうな」とは思っていました。それにしたって9曲は多いし、シングルの寄せ集めと思われても仕方ない状態。
しかもアルバムの1曲目はインストだし、発売されてなくてもCMやテーマソングなどで一部が発表されているものもあります。完全にまっさらな状態で聴けるのは、5曲目の「ジャングルジム」だけです。
つまり既発曲が14曲中12曲。これはいくらなんでも多すぎるので、「もうちょっと頑張って・・・」という思いが強かったですね。
既発曲ばかりでもいいものはいい
そんなわけで聴いたことのある曲ばかりが収録されていたんですが、それでも楽しんで聞くことができました。ここ最近のBUMPって、異常ともいえるレベルでいい曲しか作れなくなっているんですよね。
ぼくがBUMPに大きな予感を感じたのは「リボン」「記念撮影」を聴いた時でした。初期の頃を思わせる映像的な歌詞と、シンプルながら幻想的なメロディ。今までのBUMPを超越し、もう一段上の次元に進化したような感じを受けました。
そしてこのあとから発表されるどれもこれもいい曲ばかり。「もしかしてBUMPの全盛期ってまだ来てなかったんじゃ?」とも思うくらいでしたね。
今回のアルバムは既発曲ばかりで、新鮮味は薄いです。ただアルバムの完成度としては今までで1番じゃないかと思うくらいでした。
「最近BUMPに興味を持った」「昔聴いてたけど、今は聴いていない」
ファンはもちろん、こんな方にはぜひ聴いてもらいたいアルバムですね。期待してもらって大丈夫。その期待を簡単に飛び越えてきますから。
「aurora arc」の全曲感想&レビュー
※随時追記します
1. aurora arc
2. 月虹
3. Aurora
4. 記念撮影
5. ジャングルジム
6. リボン
7. シリウス
8. アリア
9. 話がしたいよ
10. アンサー
11. 望遠のマーチ
12. Spica
13. 新世界
14. 流れ星の正体