ahamoと格安SIMどちらを選ぶべき？料金プランやメリット・デメリットを徹底比較

「ahamoは格安SIMと比べてどのくらい安い？」
「ahamoと格安SIMのどちらを選ぶべき？」
「ahamoと格安SIMの違いは何？」
あなたはこのような疑問を抱えていませんか？

ahamoは、NTTドコモが提供している料金プランのひとつです。月2,970円で30GBとなっており、低価格で中容量のデータ通信を使いたい人に適しています。

ただ、近年では格安SIMも人気を集めています。ahamoと格安SIMがどう違うのかや、どれを選ぶべきかなど迷うことも多いでしょう。

そこでこの記事では、ahamoと格安SIMの料金プランを比較しました。ahamoと格安SIMが気になっている場合は、ぜひご一読ください。

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ahamoとは30GB使えるドコモの料金プラン

ahamoとは、NTTドコモが提供している30GB使える料金プランです。ドコモの料金プランの中で、唯一のオンライン専用プランです。

ドコモにはahamoを含め、全部で3つの料金プランがあります。それぞれの料金プランを以下の表にまとめました。

参照：ドコモで選べる料金プラン

ドコモには3つの料金プランがあり、その中でahamoは中容量のプランです。月額2,970円で30GB使えるプランのひとつだけと、シンプルなワンプランで提供されています。

大容量で使いたい場合はオプションとして「ahamo大盛り」を利用すると、80GB追加され最大110GB（計4,950円）使うことも可能です。

「スマホ料金を抑えたいけど、通信速度が遅いのは嫌」という人にahamoはおすすめです。

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ahamoと各種格安SIMの料金比較

ahamoの料金は、各種格安SIMと比べて高いのか安いのか、気になっている人も多いでしょう。

ここからは、以下の格安SIMとahamoの料金を比較していきます。

1. ahamoとワイモバイルの料金比較

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルでは、以下の料金プランが用意されています。

参照：ワイモバイル｜料金プラン

小容量の4GBから大容量の30GBまで、個人のデータ使用量に合わせて料金プランを選べます。ソフトバンクの高品質な回線を使用しているため、他の格安SIMと比べて高速通信が可能です。

ただ、月額料金が他の格安SIMと比べてやや高いという難点があります。

ahamoと同じ30GBを使えるシンプルMは、割引なしではahamoよりも高額です。割引対象外で30GB使いたい場合は、ahamoを選ぶ方が安価に利用できます。

2. ahamoとUQモバイルの料金比較

auのサブブランドであるUQモバイルでは、以下の料金プランが用意されています。

参照：料金プラン・サービス

UQモバイルには、ahamoに近い料金プランとして「コミコミプラン」があります。

ただ、月額料金は割引なしの3,278円で、ahamoの2,970円よりも高額。10分の通話が無料になっている以外、あまりメリットがない状態です。

前述のワイモバイル同様、ahamoの方が30GBを安価に使えます。

3. ahamoと楽天モバイルの料金比較

楽天モバイルもahamo同様、料金プランはひとつのみでシンプルとなっています。楽天モバイルの料金プランと割引価格は、以下の通りです。

参照：Rakuten最強プラン

楽天モバイルは、データ使用量によって月額料金が変動します。

3GBまでの使用は1,078円で、20GBまでの使用は2,178円。ahamoよりも安価に20GBを利用できます。

3,278円で無制限となっており、大容量で使いたい人にも大きなメリットがあるサービスです。

2023年10月には、屋内でも電波がつながりやすい「プラチナバンド」が新たに楽天モバイルにも割り当てられることが決まりました。

参照：特定基地局開設計画（“プラチナバンド” 700MHz帯割当）の認定について

ただ、楽天モバイルに割り当てられた周波数帯は、ドコモを含む大手キャリアと比べると狭くなっています。電波は良くなるものの、通信速度はそこまで速くない恐れがあるのです。

今後通信品質がどのくらい向上するかは不明ですが、現状はahamoの方が安定的かつ速い速度でネットを使えます。

4. ahamoとIIJmioの料金比較

IIJmio（アイアイジェイミオ）は、以下のような料金プランで利用できます。

参照：料金表｜格安SIM｜IIjmio

IIJmioは5つの料金プランが用意されており、低容量を安く使えるのが魅力です。IIJmioひかりとセットで申し込むと660円割引となり、料金プランによっては500円を切る低価格となります。

ahamoと同じ30GBに関しても月額2,000円と、ahamoよりも安く利用できます。

他社から乗り換える場合はスマホのセット割も受け付けており、割引価格で新しいスマホの購入も可能です。

ただ、平日お昼の通信速度が遅い傾向にあるため、通信が遅くストレスを感じるかもしれません。

5. ahamoとBIGLOBEモバイルの料金比較

ビッグローブ株式会社が提供するBIGLOBEモバイルでは、以下のような料金プランを用意しています。

参照：料金プラン｜格安SIM｜スマホのBIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、他社の格安SIMと比べると料金が高めです。20GB以上の使用に関しては、5,720円とahamoよりも高額となっています。

ただBIGLOBEモバイルでは、月額308円（税込）で「エンタメ・フリーオプション」を提供しています。

エンタメフリーオプションとは、YouTubeやApple Musicなどの対象サービスで通信量がカウントされないオプションのことです。

動画・音楽再生での使用が多い場合は、よりデータ容量の少ないプランで十分となり、スマホ代を抑えることも可能です。

30GB以上使わず動画・音楽再生の使用頻度が多いなら、BIGLOBEモバイルをエンタメ・フリーオプションで利用するのがおすすめです。

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ahamoとpovo・LINEMOの料金比較

30GB使える格安プランは、ドコモだけでなくau・ソフトバンクでも提供しています。

auで提供しているpovo、ソフトバンクで提供しているLINEMOの料金は、以下表の通りです。

povoとLINEMOは、ahamoと異なり複数の料金プランがあります。

povoはユーザーの好みでデータ通信量とオプションをカスタマイズできる仕組みで、最大360GBまで選べます。ahamoと同じ30GBは、360日の期間で26,400円と、まとまった金額の支払いが必要です。

一方LINEMOは、3GBと30GBの料金プランがあります。3GBを990円で利用でき、低容量で安く使いたい人にも対応しています。

また、ahamoとLINEMOベストプランは、5分以内かけ放題が基本料金に含まれています。

リュウ

ぼくは5分以内かけ放題は不要かと思っていましたが、短時間の通話をする機会が意外と多かったため重宝しています。

5分以内かけ放題を含むと、povoは3,250円です。通話する機会が多い場合は、povoよりahamoが最も安価に使えます。

ahamoとLINEMOは30GBの料金で比較すると同じですが、ahamoは「ファミリー割引」の適応対象です。

そのため家族でドコモを使っている人がいるなら、月額料金が最大1,100円割引となるメリットを得られます。

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ahamoと格安SIMの違い

ahamoと格安SIMの大きな違いは、以下の3つです。

ahamoはドコモの通信回線を直接利用していますが、格安SIMは大手キャリア3社のいずれかから通信回線を借りて使用する仕組みです。

自社回線を使用していないため料金を安くできていますが、その分通信速度がやや遅くなっています。

料金プランはahamoが30GBの料金プランのみなのに対し、格安SIMは低容量プランを多数提供しています。通信速度よりも料金を抑えることを重視するなら、格安SIMの方がおすすめです。

なお、ahamoには+1,980円で月110GB使えるようになる「ahamo大盛り」という大容量オプションがあります。

仕事でネットを使うことがなければ、月110GBを使い切る確率は低いでし。ドコモの回線でデータ通信量を気にせず使いたいなら、ahamo大盛りを利用するのも良いでしょう。

ahamoと格安SIMを比較してのメリット・デメリットまとめ

ahamoと格安SIMには、それぞれ以下のようなメリットとデメリットが存在します。

ahamoと格安SIMを比較しつつ、メリット・デメリットを解説していきます。

ahamoと格安SIMを比較してのデメリット

ahamoは、大手キャリアの従来のプランと比べると低価格です。しかし、月1,000円以下の料金プランもある格安SIMほど安価ではありません。

以前はahamoでも行われていた端末割引キャンペーンもほとんどないため、安価に機種変更したい方にも不向きです。

格安SIMでは残ったデータ容量を次月に繰越せる場合もありますが、ahamoは繰り越せません。翌月にリセットされて、30GBからスタートとなります。

また、2021年5月11日以前の機種は、携帯会社を乗り換える際にSIMロック解除の手続きが必要です。

2021年5月11日からは、SIMロックが解除された状態でのスマホ販売が義務付けられました。

しかしそれ以前の機種に関してはSIMロックがかかっており、Webや店頭で解除手続きを行う手間が発生するのもデメリットです。

ahamoと格安SIMを比較してのメリット

ahamoはNTTドコモの回線を直接利用しているため、電波を借りている格安SIMと比べて安定した高速通信が可能です。

料金プランは月30GB2,970円と、80GB追加できる1,980円のオプションのみで、シンプルでわかりやすいのも特徴です。

ahamoは、事務手数料や解約金がかからないのも魅力です。格安SIMの場合、解約時に事務手数料が3,300円発生することが多いですが、ahamoは無料で解約できます。

また、多くがクレジットカード払いのみの格安SIMとは異なり、ahamoは口座振替も選べます。クレジットカードを持っていなくとも、ahamoは利用可能です。

海外でも20GBまでは追加料金なしで使えるため、海外旅行や海外出張に行くことがあるなら大きな利点となります。

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ahamoに対応している機種一覧

ahamoには、iPhone・Androidで多数の端末が対応しています。ここからは、ahamoに対応しているiPhone・Androidの端末について、それぞれまとめてていきます。

iPhone

ahamoで利用できるiPhoneは、以下の通りです。

参照：対応端末一覧｜ahamo

au・ソフトバンクやSIMフリーの端末も同様に、ahamoに対応しています。

Android

Androidで、ahamoに対応している端末を以下にまとめました。

参照：対応端末一覧｜ahamo

ドコモはもちろん、au・ソフトバンクの端末にも対応しています。

ただ、ahamoは、他社キャリアスマホの動作保証を一切実施していません。そのため、au・ソフトバンクの端末を使う場合は注意しましょう。

ahamoがおすすめな人の特徴

ahamoなら、月30GBのデータ通信を使えます。1回5分までは無料通話もできるため、5分以内の通話を良く使う方にもおすすめです。

ドコモの回線を使っているためデータ通信が安定的に速いですし、30GBあるため自宅にWiFiがあるなら、速度制限でストレスを感じることはないでしょう。

海外でも追加料金なしで使えるため、定期的に海外に行く方にも適しています。

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ahamoに関するよくある質問

1. ahamoが対象のキャンペーンは実施している？

ahamoで新規申し込みの割引キャンペーンはありませんが、利用者を対象としたキャンペーンは複数実施しています。

2024年2月には、以下のようなキャンペーンが実施されました。

抽選のキャンペーンが多いですが、ahamo利用者なら応募することでプレゼントをもらえる可能性があります。

2. ahamoの最低利用期間はどのくらい？

ahamoに最低利用期間はありません。申込み時に｢本日(お申込完了後)から適用し当月末廃止する｣を選択すれば、1か月だけの利用も可能です。

解約金も一切かからないため、自分に合わないと感じた場合はいつでも解約できます。

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