初めてのデートいえば食事!
気になっている人を「サクッと食事でも」と誘う人は多いでしょうし、食事だけなら相手も気軽にOKしやすいです。
せっかく誘ったのだからなんとしても一回きりにせず次につなげたいもの。
食事をするとき女性はいったい何を見ているのでしょうか?
その答えはこの本にあります。
カリスマブロガーはあちゅうさんの本です。
恋愛本はたくさんありますが、食事デートに特化した本はかなりめずらしいです。
世の彼女が欲しい男性はこの本を読んで女性をデートに誘いましょう。
レストランデートはメニュー選びまでが9割
先日、友人女子Aが、お見合いサービスで出会った人と初デートにこぎつけたそうですが、連れて行ってくれたのが「ラ・ボエム」で、店に着いた瞬間帰りたかったとのこと。(中略)
どのお店を選ぶかで、女子のテンションは上がりも下がりもします。
当然ながら食事デートではどのお店に行くかが重要です。
映画デートに行って、見た映画がつまらなかったらそのデート自体がつまらないものになってしまいます。
それと同じで、行ったお店とそこの料理を相手が気に入ってくれなかったらその時点でデートは失敗です。
食事デートを成功させるには店を決めたら終わりではなく、メニューを選ぶまでが勝負です。
ぼくの経験でいうと、とあるイタリアンのお店で食事をする約束をして、「オープンしてすぐに行けば大丈夫だろう」と予約をしていませんでした。
ところが席を取っておこうと一人早めに行ってみると、すでに予約でかなり席が埋まっているとのこと。
なんとか席が空いていたからよかったものの、もし空いていなかったらいきなり大失敗するところでした。考えるだけでゾッとします 笑
さらにそのお店ではサラダセット(サラダ+パスタorピザ+ドリンク+デザート)というメニューがあるんですが、このサラダが思いのほか大盛り(゜_゜)
これだけでもお腹いっぱいになってしまうほどです。
多いとは聞いていたもののここまでとは。。。
前もってよく調べていれば片方がサラダセットを頼んで、分け合って食べるということも出来ました。
相手がどう感じたかは分かりませんが、考えが甘かったなと思います。
お腹の空き具合や好き嫌いを聞いてくれるか、お店の人への態度にリスペクトがあるか、食べ物の好き嫌いが多すぎないか、食べログで知ったにわか知識を偉そうに披露しないか、ワインにまつわるウンチクを垂れてきたりしないか、などなどのポイントによって、オーダーが完了する頃には、この先の食事の幸先が良いか悪いかはある程度見えてくるのです。
さらに女性はオーダーの時の様子まで細かく見ています。
デートとなると何を話すかということにばかり意識がいっていますが、いくつものチェック項目を乗り越えてようやく話すところにたどり着きます。
メニュー選びまでが9割。しっかり肝にめんじておきましょう
小さいことを覚えていてくれる人ほど大きな存在
先日、会うのが2回目のイケメンに、「あれ?この間より、なんか小さく感じるなー」と言われて思わずドキッとしてしまいました。
まだ一回しか会ったことがないのに、身長まで覚えていてくれましたか!という嬉しさ……
確かに、初めて会った日はヒール靴をはいていて、2回目に会った時は、ぺったんこ靴だったのです。
ぼくはここまでのことを体験したこともさせたこともありません。
ただこの逆に「そんなことも覚えてないの?」なら経験があります。
以前食事デートをした人なんですが、事務の仕事をしていることは知っていましたがどういうことをしている会社なのかは知りませんでした。
だから何の仕事をしているところなのか食事の時に聞いたところ、郵便局で働いていると教えてもらいました。
その後確か会社での飲み会の話になったんですが、その会話の流れで「何をしている会社ですか?」と聞いてしまいました。
もう最悪です。話し聞いてなさすぎ。
同じようにぼく自身も別の人にさっき話したことをまた質問されて「さっき言ったのに、全然興味持ってないな。。。」と悲しい思いをしたことがあります。
こういうことになるのは話を聞きながら、次に何を話そうか、なんて返そうか、といったことを考えていて相手に意識を向けられていないからです。
デートの相手に自分のことを意識してもらいたいなら、何話そうか考えず相手に関心を向けることが重要です。
彼氏になりたければ奉行になるな
世の中の焼肉好きには「お前の実家は肉屋なのか?」「むしろお前の前世は肉なのか?」と問い詰めたくなるほど、焼き方にこだわる人種が存在します。「東京カレンダー」の暗記なのか、はたまた肉屋さんのウケウリなのか、あるいは人知れず焼肉塾にでも通ったのか不明ですが、「そっちの火とこっちの火が均等じゃないから、網のこの部分に置かなくちゃ、肉のうまみが逃げる」とか、ごちゃごちゃ言いながら、私がせっかく置いた肉のポジションを直すような人は、もはや憎みたい領域。
こうるさい人とご飯を食べるとどんなに美味しいものもまずく感じられるのです。
これはうざいですね
男から見てもめんどくさいです 笑
こういう「お前の食べ方はまちがっている。この食べ方が正しい!」みたいに自分の価値観を押し付ける人は食事以外のこともあれこれ押し付けてくる傾向があります。
一緒に食事をするからこそ見えてくる一面ですね。
グルメの知識をひけらかしても「こんなこと知ってるなんてステキ」とはならず、むしろ引かれてしまいます。
こだわりをもっている人は気をつけましょう。
女子の気持ちはデートに行く前に決まっている
男の人は、とかくその場の雰囲気でクロージングしたがります。だから、ご飯デートの約束を取り付けたら、その日だけ頑張ればいい、と思っている。だけど、それは大間違いの大間違いだということを声を大にして訴えたいです。
女子はその日の夜、彼の誘いにのるかのらないか、家を出る前に半分決めています。なぜなら、女子には身支度というものがあるからです。
デートの前日の「明日、楽しみにしてるね」の一言のメール。あなたはちゃんと送っていますか?ひょっとしたら、メールを打つ3秒は、翌日の30分の粘りに匹敵するかもしれません。
はい、送ってませんでした←
まさにこのとおりで、デートの当日だけ頑張ればいいと思っていました。
デートまでにLINEのやりとりはしていますが、前日は「明日会うんだし」とかなりあっさりさせていて、「楽しみにしてるね」など送ったことがありませんでした。
前にデートした人にはこのパターンで接していて、デートの後からは連絡が返信もあまりなくなって次に繋がることはありませんでした。
なので最近デートした人には「楽しみにしてるね」LINEを送ったところ、効果があったからか分かりませんが、その日で終わることなく次に繋がっています。
なお「楽しみにしてるね」はドタキャン防止にもなるそう 笑
そんなに労力のかかることではないですし、やっておいて損はありません。
おごり・おごられ論争への最終回答
おごるべきか、多めに支払うべきか、はたまたワリカンがいいかは人によって違います。
ぼくは付き合うとなった時にどうするかは別として、初デートはとりあえずおごっておけばいいんじゃない?って考えです。
あまりにワリカンや別々の支払いを主張されたらそうしますが。
著者のはあちゅうさんはおごり・おごられに関しては「人それぞれでいいんじゃない」という考えですが、恋愛において女におごらない男は100パーセントモテないと断言しています。
おごり・おごられ論争が勃発すると、「男性におごられるのが当たり前だと思っている女は地獄に落ちればいい」なんていう極論も飛び出したりしますが、おごるというのが当たり前じゃないからこそ、おごられたら特別に感じるんですよ。だから、その特別なことを自然に出来る人が持てるのは当たり前。「何で男が払わなくちゃいけないの?その根拠なに?」なんて言ってる奴は、もはやレベルが違うのです。
すごい説得力。正しいとか間違ってるとかそういう問題じゃないんですよね。
意中の相手と付き合いたいなら、ご飯代なんて大したものじゃありません。
ケチケチしている場合じゃないはずです。
まとめ
- 女性ってこんなところ見てるの?
- あ、これぼくがやってることだ←
女性の視点で食事デートについて書かれていてとても勉強になりました。
本の中にちょこちょこ出てくるモテ男の話も、これはモテるだろうなと納得。
恋愛を成就させたい男性は、絶対に避けられない食事デートでのモテる振る舞いをこの本でバッチリおさえておきましょう!