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富山の吹奏楽団に所属するTuba吹き。音楽を演奏するのも聴くのも好きな「no music no life」な人間。スピッツファン歴は12年。小心者でビビリながらも興味のあることは何でもやってみるタイプ。

なぜ青山学院大学は箱根駅伝で4連覇できたのか?

今年の年明けに行われた箱根駅伝で、青山学院大学が4連覇を果たしました。

 

往路こそ東洋大学に30秒ほどの差で2位でしたが、復路で逆転しての4連覇。

学駅伝界の常勝軍団になっています。

 

 

青山学院大学を指導するには原晋(はらすすむ)監督。

 

中国電力で営業をして全国1の売り上げを出すまでになったのち陸上部の監督になった異色の経歴をもった人です。

 

かつては高校、大学、実業団で陸上をしていて高校のときに駅伝で全国2位に入ったことがありますが、高校以降は故障などもあり陸上に真剣になれずあまり結果を出せないまま陸上選手を引退しています。

 

そんな原監督が青山学院大学を4連覇に導けるのはどうしてなんでしょうか?

 

その秘密が書かれているのがこの本です。

初優勝した頃の本ですが、原監督が今も大切にしている指導理念がまとめられています。

 

 

 常識を疑え

 

通常、スポーツ界で先輩といえば、後輩にとって絶対的な存在です。

しかし、サッカー日本代表のインタビューなどを見ていると、先輩を「君」付けで呼んだり、ニックネームで呼び捨てにする選手もいました。

 

これは、先輩に対して敬意を抱いていないからではありません。

 

瞬間的な判断が求められるサッカーの試合中に、いちいち先輩に敬意を表している時間はないということです。

理由を聞けば理解できますが、私がいた陸上界ではありえないことでした。

 

 

 

ぼくが高校時代吹奏楽部で全国大会を目指していましたが、吹奏楽界でも先輩は絶対的な存在の学校が多いです。

 

それこそ「カラスは白いか」と聞かれれば「黒い」とは言えず、間違っているのが分かっても先輩に従わなければいけません。

 

ぼくのひとつ上の代の先輩が理不尽をかなりなくしてくれましたが、それによって後輩に甘くなってしまったところも。。。

先輩、後輩の関係は難しいものです。

 

私は青学陸上部の監督に就任してから営業マン時代に学んだビジネスノウハウを積極的に取り入れてきました。

 

30年近く世間の常識から遅れてしまった陸上界を、一気に変革するのは難しいですが、これからもどんどんアイデアを提案して、陸上界に刺激を与えていきたいと思います。

 

 

吹奏楽界でもサッカー日本代表のようにお互いをニックネームで呼んでいる部やほとんど怒らない顧問の先生も出てきていて、そんな部が結果を出すようになってきています。

少しずつ時代に合わせて変化してきて、吹奏楽も発展してきています。

 

常識を変えていくためには結果がともなっていなければ説得力がありません。

常識破りの指導、戦い方で青学が優勝していることは青学陸上部の発展にとどまらず陸上界全体に価値のあることと言えます。

 

監督が辞めても勝ち続ける土台作り

 

私は、スーパーエースの出現を待望するのではなく、時間をかけてチーム力を底上げして優勝を狙うことを選びました。

 

土台さえしっかりしていれば、長期的に上位争いできるチームになるし、仮に私が監督を辞めても弱くならないからです。

 

 

 

陸上に限らず部活では監督や顧問の先生によってガラリと変わってしまいます。

 

地区大会レベルだった学校が顧問の先生が変わったことで数年後に全国大会に出場したり、逆に全国常連だった学校が県大会も抜けられなくなることはよくあります。

 

 

社会に出て役に立つのは早く走ることより、組織に中で生きるための人間性です。

(中略)

ですから、「裏切るな、責任をもってやれ、ウソをつくな、約束を守れ」と、私は部員全員に口を酸っぱくして訴えています。

 

人間性を磨くことは、実は競技能力を高める上でも大切なことです。

人間関係にストレスを抱えているようでは、前向きな気持ちで仲間と一緒に練習をしたり、レースを戦うことはできないからです。

 

 

 

 原監督は陸上をする以前に人として大切なことを部全体に浸透させることを目指しました。

 

これは簡単なことではなく、数年かかるものです。

それでも時間をかけて行ったのは、土台ができていない部ではいい選手がいても勝てないからです。

 

原監督はもし就任したころに駅伝優勝メンバーがそろっていたとしても、優勝を狙うどころか箱根駅伝に出場するのもやっとだっただろうと語っています。

 

 

人間性を高めることが競技能力を高める上でも大切なこと」とのことですが、これはぼくの吹奏楽部での経験からいうと一点の狂いもなく正しいです。

 

ぼくのいた吹奏楽部の顧問の先生も同じように、ぼくたち部員の人間性を磨くことに力を入れていました。

 

人がやりたがらないことを率先してやる・校則や時間を守る・コンビ二や飲食店で店員さんに「ありがとう」とお礼を言うなど、学校生活だけでなく学校を出た後も正しく生活することを実践していました。

 

なぜかというと、日ごろの生活がすべてステージに出てしまうからです。

いいかげんな考えや生活をしていると、それが本番で結果にあらわれます。

これは特別なことではなく、全国大会に出る吹奏楽部はみんな規則正しい生活をしています。

 

不思議なことに規則正しい生活をして人間性を高めていくとだんだん自信がついてきて、個人の能力も伸びていきます。

 

 

あまり関係なさそうな部活でも効果があるんですから、仕事のスキルを高めることでも効果があるはずです。

仕事で結果を出したい人は自分の生活を見直し、規則正しい生活を心がけてみましょう!

 

まとめ

ぼく自身人間性を高める指導を吹奏楽部で受けてきたので、原監督の考えは納得のいくものが多かったです。

 

原監督はニュースからバラエティまで積極的にテレビに出ていて、去年はドラマ「陸王」で陸上の指導を行っていました。

青学陸上部で結果を出すだけでなく、陸上界全体を盛り上げたいという思いがあります。

考えてみると、ぼくが陸上を見るようになったのはここ数年のことで青学の影響もあります。

 

今後もさらに陸上界を盛り上げてくれることを期待しています!

 

 

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