ぼくはとにかくスピッツが好きで、ファン歴は14年。
スピッツの音楽は聞けば聞くほどにその深みが見えてきて、底無し沼のようにどんどんハマっていくのです。
ぼくがスピッツを聞くと年齢的に世代じゃないからか、結構意外がられます。
ぼく自身は、最初からスピッツに激ハマりしたわけではありません。
最初はちょっと好きくらいのバンドで、途中で微妙に感じて聞かなくなったことも。
しかしあるきっかけでたちまち大好きになり、ハマりすぎて今では「おや!もしやスピッツは神なのでは?」と思っています。
ぼくはなぜそこまでスピッツが好きになったのか?今回はその辺のストーリーを語っていきます。
Contents
好きになったきっかけは親が好きで聴いてたから

ぼくがスピッツを知ったのは、親がスピッツを好きで聴いていたからです。
おそらく今の10〜20代でスピッツファンの人は、親の影響でファンになる人が多いんじゃないかと。
休日に家族で車に乗って出かけるときは車内で何かしら音楽を聴いていたのですが、スピッツもその中のひとつでした。
最初はそれほど意識することなく、なんとなーく聴いていたように思います。
ただ、ある時テレビで流れてきた「空も飛べるはず」を聴いたとき、なぜだか「なんていい曲なんだ…!」と思ったんですよね。
そのときから今までなんとなく聴いていたスピッツを「好きなバンド」と認識して聴くようになりました。
微妙だった評価が「春の歌」でくつがえる

スピッツを好きなバンドとして聴くようになりましたが、最初はあまりハマりませんでした。
ぼくが聴いていたのは、当時スピッツのベストアルバムとして発売されたいたもの。以下のCDとほぼ同じ内容ですね。
「空も飛べるはず」は好きでしたが、他の曲はそこまでハマらない。
「ロビンソン」「チェリー」「楓」といった代表曲も印象に残らず、「同じような曲が多いなぁ」と思っていました。
それが変わったのは、当時アクエリアスのCMで流れていた「春の歌」を聴いてから。
叫ぶようなサビが特徴的で、当時ぼくが聴いていたスピッツの曲とはまったく違うという印象を受けました。

この曲をきっかけに次は「春の歌」が収録されている以下のアルバムを視聴。
このアルバムはバリエーションに富んでいて似たような曲が多いとは感じず、結構ハマって聴き続けてました。
ただ、ここでも決定的にハマるにはいたりません。
ぼくがスピッツにハマるきっかけは突然やってきたのです。
ある日突然異様にスピッツを聴きたくなる

それはぼくが中学2年生(2006年)のときのこと。
当時はスピッツがシングルコレクションを発売し大きな注目を集めていて、同級生の中にも聴いている人がいました。
そんな中でも特に友だちとスピッツのことを話すわけでもなかったですし、このころはあんまりスピッツを聴いていませんでした。
ところがある日のこと。
なんの前触れもなく、突然スピッツを聴きたくて仕方なくなったのです。
その日は家に帰るとすぐにウォークマンを取り出し、最初に目についたスピッツのCDを聞きました。
それはかつてぼくが「同じような曲が多いなぁ」と思って聴いていたあのアルバム。
当時微妙だと感じていた曲が、この時はどれもいい曲として聴けました。
子どものころのぼくが「空を飛べるはず」を聴いて、「なんていい曲なんだ…!」と思ったのと同じ感覚です。
この時のことは今もよく覚えていますが、どうして突然聞きたくなったのかはわかりません。
ただこの時のことがきっかけで、ぼくはスピッツが大好きになったんです。
聴けば聴くほど異常だと感じる

こうしてスピッツが大好きになったぼくは、まずスピッツのアルバムを片っ端から聴いていきハマっていきます。
大好きになって1年後には、「さざなみCD」というアルバムが発売されたので即購入。1曲目の「ぼくのギター」を聴いたときは、なんだか胸がいっぱいになりました。
高3の時には初となるライブにも参戦。
このころにはスピッツはロックバンドだというイメージを持っていましたが、生で聴くと「ここまでロックなのか…!」と新たな一面に衝撃を受けました。
さらにスピッツは知れば知るほど、今まで知らなかった新たな一面が見えてきます。
一般的には「さわやか」とか「癒される」なんて思われているスピッツですが、実は歌詞がめちゃくちゃエロいです。
https://www.mankitu-blog.com/entry/spitz
それだけじゃなく、歌詞には怖い一面も。
https://www.mankitu-blog.com/entry/spitz-kowaikyoku
これはほんの一部であって、スピッツを深く聴くようになって知ったことはまだまだあります。
また、ぼくはもう何度もスピッツの曲を聴いているのですが、未だに新しい発見があります。
特に歌詞です。スピッツの歌詞は難解なので最初聴いたときはよくわからないですが、何度か聴いているうちに「これってこういうことなんじゃ?」と意味に気づきはじめます。
知れば知るほど新たな一面を見つける。聴けば聴くほど新しい発見がある。
それが14年聴き続けた今でも続いているんです。
こんなのはっきりいって異常ですし、夢中になって当然のことだとぼくは思います。
逆に夢中にならない理由があるんでしょうか?少なくともぼくにはありません。
まとめ〜スピッツを嫌いになる気がしない

こうしてスピッツを好きになり現在にいたるぼくですが、スピッツのことは一生好きだろうなと思います。
いろんなアーティストの曲を聴いてきましたが、一時ハマったのに今ではまったく聞かなくなったアーティストは数知れず。
でもスピッツはどんどん好きになっていっているので、飽きたり嫌いになる気がまったくしません。
今後も聴き続けるし、好きなままだろうなという感じ。
いろいろ書き続けてきましたが、これで少しでもスピッツに興味を持ってくれる人・共感してくれる人がいたら幸いです。
https://www.mankitu-blog.com/entry/spitz-bestranking