エンタ Shower満喫 ラボ

富山の吹奏楽団に所属するTuba吹き。音楽を演奏するのも聴くのも好きな「no music no life」な人間。スピッツファン歴は12年。小心者でビビリながらも興味のあることは何でもやってみるタイプ。

日本一外さないバンド スピッツのおすすめ曲ベスト50をランキング形式で紹介する

こんにちは

スピッツファン歴12年のリュウです。

 

ぼくがスピッツが好きというとたいがい「ロビンソンが~」「チェリーが~」といったことを言われます。

確かにスピッツの代表曲だしいい曲であることは間違いないんですが、これを言われるとぼくを含めスピッツファンはガッカリします。

 

というのもスピッツファンはミリオンヒット以外の曲にスピッツの魅力を感じていて、熱烈なファンほど「ロビンソンやチェリーだけじゃないのに・・・!」という悔しい思いをします。

 

 

スピッツは本当にすごいバンドなんです。

30年以上活動し250曲以上発表していますが、アルバム曲・カップリング曲例外なくすべての曲が高クオリティ。

 

隠れた名曲がやまほどあって、捨て曲もほとんどない。

スピッツほど曲のハズレがないバンドはありませんし、はっきりいって過小評価されています。

 

 

ぼくとしてもみんなが知らないスピッツの魅力を伝えたい。

そこで今回はファン歴12年のぼくがスピッツのおすすめ50曲をランキング形式で紹介します。

 

なお、「ロビンソン」「チェリー」「空も飛べるはず」「楓」のスピッツの4強的な曲は言うまでもなくオススメですし、みんなが知らないスピッツの魅力を伝えるという記事のコンセプトに合わないため除外しています。

 

ただこの記事を書いていたら4曲を語りたい思いが出てきたので別の記事に書いてみました。

 

 

 

ランキングトップ10からの曲はすべて視聴可能、それ以前の曲もMVがあるものは聴けるようにしてあります。

それではランキングにいってみましょう!

 

 

 

オススメ曲50~31位

 

50.僕の天使マリ

女の子のことを「天使」と言っているあたりがちょっと幻想抱いてる感じで危なげ。

曲の中で何度もマリ、マリと名前を呼んでいて、マリって名前の人は聴くと照れてしまいそうですね 笑

 

 

朝の人ごみの中で泣きながらキスしたマリ

夜には背中に生えた羽を見せてくれたマリ

 

 

どういうわけか朝と夜のマリの姿しか歌われていません。

ということは、夜の商売をしている女性に恋をしているんじゃないでしょうか・・・?

 

そう考えるとかなり闇が深い曲ですが、曲は口笛が出てくるほど陽気で明るい曲調。

妙な中毒性があるので気づいたらちょこちょこ聴いてしまっています。

 

収録アルバムは「惑星のかけら」

 

49.ナンプラー日和

11thアルバム「スーベニア」収録の曲。

沖縄民謡を取り入れていて、三味線の音が随所に登場します。

 

 

愛しいあの子の笑顔で

楽しい時間になりそうさ

いじめだらけの世界でも

どこかに光があるもんだ

 

 

恋の喜びを歌った曲のように思えますが、よく聴くと「あの子」なんていう距離のある言い方してるし、いじめだらけの世界にかすかな希望を見出している様子。

曲調ほど明るくない、闇が見え隠れしています。

 

個人的には大サビのラストに出てくる「新しい踊りを発明した」っていう歌詞が大好きです。

なんかこの表現おもしろくないですか?

 

まあぼくは体位のことなんじゃないか?と思ってるんですが、そうであろうとなかろうとおもしろい歌詞だなって思います。

 

  

48.僕のギター

12thアルバム「さざなみCD」の1曲目を飾る曲。

2年7ヶ月ぶりのアルバムということもあってか、初めて聴いたときに感じた感動は今も忘れられません。

 

この曲はなんとも不思議な曲で、たとえばアルバムの真ん中とかに収録されているとあまり輝かない曲です。

しかし1曲目だとこれ以上ない存在感を放つことのできる、最強のトップバッター曲になります。

 

 

なおこの曲が作られたときメンバーは40歳。

こう言っちゃなんですがおじさんの年齢なのに「僕のギター」なんてかわいらしいタイトルをつけて、それでいて違和感がないという少年のような若々しさ

スピッツがこんなに長く売れるのはこういうところが要因なんでしょう。

 

 

47.夕陽が笑う、君も笑う

タイトルがいいですね。

ちょっとサザエさん思い出してしまいましたが 笑

 

スピッツというとマサムネさんのハイトーンボイスに魅力を感じる人が多いです。

ぼくもそうなんですがこの曲のマサムネさんの声のキレイさはスピッツ全曲の中でもトップクラスだと思っています。

 

ロビンソンのハイトーンもいいんですがあれはどっちかというと暗めのハイトーン。

この曲はかなり振り切った明るい曲なので、マサムネさんにはめずらしい明るいハイトーンを聴くことができます。

特に好きなのは「夕陽ーがわーらう~」のう~の伸ばしの声。

 

ちょっと派手ですが曲の雰囲気はチェリーに似ているので、チェリーが好きな人にオススメです。

 

収録アルバムは「インディゴ地平線」

 

46.恋は夕暮れ

5thアルバム「空の飛び方」収録の曲。

歌詞はタイトルの恋は夕暮れのように恋する感情を様々な比喩で表現しています。

 

特に好きなのはここ。

 

恋は迷わずに飲む不幸の薬

恋はささやかな 悪魔への祈り 

 

恋すると片思いのときはもちろん恋が実ってからもいくつも悩むことになりますし、下心なんかもあるからきれいなことばかりじゃありません。

スピッツは恋のいい面だけじゃなく悪い面も隠さずに歌っています。

 

  

45.初恋クレイジー

7thアルバム「インディゴ地平線」収録の曲。

個人的には初めて行ったスピッツのライブの1曲目で歌われた曲で、はじめて生で聴いたスピッツの曲という思い入れもあります。

 

ドラマ「メロディ」の主題歌に『スカーレット』が使われましたが、スピッツはもともと主題歌としてこの曲をシングルカットしようとしていました。

ドラマスタッフに新曲を強く希望されて『スカーレット』が作られましたが、もしかしたらこっちが世に出ていたかもしれません。

 

サビでは「君と行くのさ 迷わずに」「表の意味を越えてやる」など前向きな言葉が続くのですが、最後の最後に「それだけで」というネガティブワードが出てきてスピッツらしさが顔を出します。

 

間奏でハーモニカが入ってきますが、これはマサムネさんの演奏。

マサムネさんはボーカルですが、ギターやハーモニカといった楽器の演奏のレベルも高いんです。

 

 

 44.バニーガール

「チェリー」のカップリング曲として収録された曲です。

イントロを少し聴いただけで夏の情景が浮かび上がってくるほど明るく開放感のあるサウンドが鳴り響いています。

 

タイトルになっているバニーガールですが、マサムネさんはかつて「裸は一人の時でもあるけど、バニーガールってのは男のためにしかやらない格好だからよりエッチだ」と言っています。

 

こんなこと考えたことありますか?

やはり天才と変態は紙一重ってことでしょうか。。。

 

この発言から考えるとこの曲も実は下心丸出しのエロい曲なのかなと思えてきます。

曲を聴くとバニーガールに好意を抱いている感じですがそれも結構いやらしいし、「名も知らぬ君に気に入られようと」しているのもどんなよからぬことを考えているんだ!とあれこれ想像してしまいます←

 

サビで出てくる「ゴミ袋で受け止めてという歌詞があるんですが、これはどうもコン○ームや女性器の隠語らしいです。

となると、「砂嵐にさらわれて」はモザイク?

 

ぜひフルで聴いてあれこれ想像(妄想?)を巡らせてみてください 笑

収録アルバムは「インディゴ地平線」

 

43.君が思い出になる前に

 

 

7枚目のシングル曲でスピッツが始めてオリコンチャートにランクインした曲です(それまではすべて圏外)

 

この曲によって現在まで続くスピッツの売れる形が出来上がってきたのか、この後のスピッツの曲はそれまでと一変しています。

次に発売されたシングルが「空も飛べるはず」であることからもそのことが伺えます。

 

ただマサムネさん自身はこの曲が売れたことにはやや複雑な気持ちがありました。

それまでのスピッツのひねくれた感じが一切なく、歌詞もストレートで本音を隠して作った曲と感じていたからです。

 

とはいってもスピッツは自分たちが歌いたくない曲を作ってまで売れたいとは思わないバンドなので、この曲もちゃんと好きな曲だしライブで演奏されることもあります。

 

歌手の平井堅はこの曲の歌詞、メロディ、歌声、そのすべてにやられたと大絶賛。

ちなみにマサムネさんと平井賢はしょっちゅう食事やカラオケに行くほどの仲です。

 

 42.フェイクファー

8thアルバム「フェイクファー」の表題曲でアルバムのラストをかざる曲。

ギターの怪しげな音にマサムネさんの声が乗ってきて「何が起こるんだ?」と思わせておいて、突然バンドの音が一気に鳴り始めるところにゾクゾクしてしまいます。

 

「わかち合うものは何もないけど 恋の喜びに溢れてる」「偽りの海に身体委ねて」という歌詞がありますが、ここからは片思いや冷めた恋愛関係、または複雑な関係なのかな?といったことを想像させられます。

 

フェイクファーは人工毛皮、模造毛皮のことなので偽者の毛皮です。

このタイトルは偽りの恋、偽者のぬくもりっていう意味があるんじゃないかと思っています。

 

この曲は後半になって1番の盛り上がりを見せるんですが、そこの歌詞がこちら。

 

 

今から箱の外へ

二人は箱の外へ

未来と別の世界 見つけた

そんな気がした

 

 

えーっ!「そんな気がした」だけ?

 

ここを歌い上げたあと演奏は破裂したようににしぼんでいき、イントロと同じフレーズを歌った後に曲が終わります。

最後はそんな気がしただけで終わってしまうんです。

もしや曲さえもフェイクだということ?

 

 

41.ヒバリのこころ

 

 

言わずと知れたスピッツのデビューシングルです。

えっ、知らない?じゃあ今日は覚えて帰りましょう。

 

 

この曲はインディーズのころからの代表曲で、スピッツは「これからもずっと歌い続ける曲になる」と思ったからデビュー曲に選んだようです。

実際去年行われた結成30周年記念のツアーでも歌われていて、メンバーのとってもファンにとっても大切な曲になっています。

 

スピッツのデビュー曲というとチェリーのようなポップ感のある曲をイメージするかもしれませんが、むしろゴリゴリのロック曲。

この曲はギターのアルペジオもないので、ロックバンドとしてのスピッツの本質が1番あらわれた曲といえます。

 

はっきり言ってなんとなくパっとしてなかったこのバンドが、音楽の教科書に載るほどの国民的バンドになるなんて誰も思わなかったでしょう。

 

少なくともスピッツのメンバーは「10万枚売るなんてぜってー無理!」って思ってました。

まあ将来その16倍売るんですけど。

 

それにしてもPVはちょっと首を傾げますね。

なんで脚立に座って演奏してるんだ?他のバンドと違うインパクトを出そうとしたんでしょうか 笑

 

収録アルバムは「スピッツ」

 

 

40.小さな生き物

 

「小さな生き物」というタイトルがなんともスピッツらしい。

小さいけれど  という意味も隠されているようです。

 

この曲の聴きどころのひとつはAメロ、サビの直前で出てくるマサムネさんの低音ボイス。

マサムネさんといえばハイトーンなんですが、この曲では低い声を存分に味わうことができます。

低い声もなんだかかっこよくていい声。

 

派手さはなくスピッツらしいのですが、イントロが「負けないよ」という今まで使うことのなかった強めの言葉が出てきていて、スピッツらしさの中に新しさも感じさせる曲です。

 

 

39.ヒビスクス

タイトルはハイビスカスのラテン語。

スバル「フォレスター」のCMソングになっています。

 

CMの時はサビしか流れていないのでずっとあんな感じの曲調なのかと思いきや、イントロはかなり控えまでサビで一気に変化する構成だったので「えー、こんな曲だったの!?」と驚きました。

 

 

約束の島で 再び白い花が

咲いた変わらずに 優しく微笑むような

なまぬるい風 しゃがれ声で囁く

「恐れるな 大丈夫 もう恐れるな」

武器も全部捨てて一人 着地した

 

 

こういった歌詞があってどことなく戦争中に行われた沖縄での特攻作戦を思わせます。

これについてマサムネさんは「そうとってもらっても全然大丈夫」と肯定も否定もしていません。

あなたはどう思いますか?

 

「恐れるな~」のところがこの曲の中で一番キーが高いところなんですが、ここのマサムネさんの声がとにかく好き。

発売当時はここを聴きたいがために何度もリピートしていました  笑

 

収録アルバムは「醒めない」

 

38.海とピンク

1stアルバム「スピッツ」に収録されている初期の曲で、ライブでもよく演奏される定番曲。

海という夏を連想させる言葉がタイトルの含まれているだけあって爽やかな曲・・・のように聴こえますがそんなことはありません、卑猥極まりない曲です。

 

 

ほら ピンクのまんまる

空いっぱい広がる

キラキラが隠されてた

 

まず「ピンクのまんまる」というのはピンク色のまん○ということです。

もう卑猥以外のなにものでもありません。

 

空いっぱい広がるってことはたぶん自分の顔の上にあるってことで、まん○のことなんならキラキラっていうのは・・・

いや、もうだめだ!

これ以上はネットでもNGだ!

 

こういういやらしい歌詞を爽やかなメロディに乗せて歌い上げてるわけですが、そうだと分かってもさわやかに聴けてしまうのはスピッツの魔力なのか。

スピッツのすがすがしいほどのエロさを味わってみてください。

  

 

37.日曜日

2ndアルバム「名前をつけてやる」の2曲目に収録されている曲。

日曜日のウキウキ感を表現するように王道のロックサウンドになっています。

 

晴れた空だ日曜日

戦車は唾液に溶けて

骨の足で駆け下りて

幻の森へ行く

 

 

しかし出てくる歌詞は「戦車」やら「骨の足」などなんだかカオスな言葉がいくつも出てきます。

たんなる楽しい日曜日ではなさそうです。

 

唾液に溶けたあとに骨の足って出てくるから、ガイコツになっちゃったんでしょうね。。。

「幻の森」が何度も登場するんですが、溶けて骨になっても行こうとする森にはいったい何があるのか?

 

歌詞の意味はほぼ分かりませんが、言葉の使い方が独特で「この言葉を組み合わせるのか!」っていうのが聴いていておもしろいです。

 

初期のスピッツはこのように毒のある歌詞が多いんですが、その中でもこの曲は聴きやすくて歌詞の意味を想像しながら楽しめます。

 

36.エスカルゴ

激しいドラムロールから始まる、なかなかクセの強いロック曲。

個人的にはこういうクセの強さがスピッツの本質的な部分だと感じています。

 

ぼくはエスカルゴというのは舌の比喩表現じゃないかと思っています。

形や動きもまあまあ似ているし、歌詞の「ざらざらの世界へ」っていうのが性交渉の舐めることと関係するんじゃないかなと。

 

Aメロの歌詞は言葉遊びみたいなものらしく、マサムネさんはこのパターンで歌詞を書けと言われたらまだまだ書けるそうです。

 

そういえばマサムネさんはめちゃくちゃ歌詞が書ける人だと聞いたことがあります。

こういうところにあらわれてるでしょうね。。。

 

収録アルバムは「三日月ロック」

 

 

35.涙がキラリ☆

 

ロビンソンの大ヒットしスピッツが大きな注目を浴びる中発売された曲。

95万枚というほぼミリオンの売り上げを記録しました。

 

マサムネさんはロビンソンとは違う一面を見せようとしたと語っており、これ以上ないくらいシンプルだったロビンソンとはまったく違うロックな曲になっています。

 

また、この曲には「ほんとはちょっと触りたい」っていう歌詞があるんですが、これはスピッツらしいちょっとエロい歌詞です。

過去のインタビューでマサムネさんはこう語っています。

 

 

「ほんとはちょっと触りたい」っていうのが「もう一度抱きたい!」っていうよりも俺にとってはやっぱり100倍くらいエッチなんですよ。

(中略)

「ほんとはちょっと触りたい」っていう言葉は、肉体関係のない二人だし、触りたいけど触れない時っていうのが一番グッときてる感じかなって。 

 

抱きしめたいとかじゃなく「ちょっと触りたい」と性欲をのぞかせることで好意を表現。

エロさも含めてスピッツらしさを感じられる曲です。

 

34.ホタル

 

この曲が作られる直前のアルバム「フェイクファー」でスピッツは壁にぶつかっていました。

 

それはサウンドが暗く沈んだように聴こえること。

レコーディングで演奏している時と、録音した演奏の音にギャップがあることに強い不満を覚えていました。

 

そしてスピッツはロックサウンドを追及することを決意。

この曲はその時期に最初に発表されたシングル曲です。

 

イントロはギターのアルペジオとマサムネさんの歌声だけでありながら、一瞬で曲の世界感に引き込んでしまうパワーを持っています。

この曲をきっかけにスピッツは新たな一面を引き出していくので、ブレイク後のスピッツを語る上でかかせない曲です。

 

33.心の底から

シングル「裸のままで」のカップリング曲。

売れようとして無理をしている印象のA面曲よりこっちのほうが気楽に作った感じがして好きです。

 

この曲はメンバーいわく歌詞がクサくて恥ずかしかったのだとか。

そのわりには別の曲で「君のおっぱいは世界一」とか歌っているんだから、どう考えたって恥ずかしがるところが違う。

 

「心の底から愛してる」という歌詞があるように恋心を歌った曲ですが、口笛が主旋律を奏でるなど軽やかで楽しい感じの曲です。

「今でも奇跡を信じてる」「吸い込め 涙のグローリー」という歌詞も出てくるので失恋を陽気に笑い飛ばそうとしているのかもしれません。

 

失恋を思わせるネガティブワードが散りばめられているので、曲調のわりには切なくさせられます。

  

収録アルバムは「花鳥風月」

 

 

32.アパート

3rdアルバム「惑星のかけら」に収録されていて、アルバムの中で特に人気の高い曲。

アパートという言葉からちょっと古びた木造の建物なんかを連想するため、儚げな印象を受けます。

曲は非常にスピッツらしいメロディながらちょっと暗めで、悲しい感情が読み取れます。

 

 

君のアパートは今はもうない

だけど僕は夢から醒めちゃいない

 

こういった歌詞から始まるので失恋の歌であることは確かです。

彼女がアパートから引っ越してしまったのでしょう。

 

 

誰の目にも似合いの二人

そして違う未来を見てた二人

 

二人は恋人同士ですれ違っていったのかなと思っていたらサビでこんな歌詞が。

 

 

そう 恋をしてたのは僕の方だよ

 

ここから想像できるのは曲の主人公の片思いであったこと。

恋人同士でこの言い方はなんだか違和感あるし、付き合ってはいなかったんでしょう。

 

そして「君のアパート」とアパートを中心とした言い方をしていることから、主人公は彼女をストーキングしていて存在も知られていなかったんじゃないでしょうか?

「誰の目にも似合いの二人」というのは勝手な妄想であって、彼女が引っ越していなくなったことで全部が夢になってしまったということかと。

 

ストーカーという形による恋も儚げに歌い上げるスピッツ・・・ロックですね。

 

収録アルバムは「惑星のかけら」

 

 

31.仲良し

シングル「運命の人」のカップリング曲。

もともとはA面候補で作られていたようで、2分41秒という短い曲ながら切ない感情が痛いほど伝わります。

 

 

いつも仲良しでいいよねって言われて

でもどこかブルーになってた

あれは恋だった 

 

冒頭のこの歌詞だけで曲の全てを表現してしまうスピッツの恐ろしさ。

 

これは友達以上恋人未満の関係で、彼女に恋をしている男の曲です。

仲良しっていうからには友達でしかないわけなので、仲がいいのは喜びつつもブルーになってしまっています。

 

アコギの音から始まるカントリー調の明るく爽やかながらも切ないメロディが喜びと切なさが表裏一体となっている感情が伝わってきます。

 

収録アルバムは「フェイクファー」

 

 

オススメ曲30~21位 ここからさらに厳選

 

 30.夢追い虫

 

 24枚目のシングル曲。

まだスピッツにロックというイメージを持っていなかったころにこの曲を始めて聴いて、「えー、超かっこいいじゃん!」とテンションが上がったのを覚えています。

 

イントロから重厚なロックサウンドを響かせていてこれを聴けばスピッツがロックだということが分かってもらえるはずです。

 

夢追い虫ってタイトルもそうですが、夢に向かって進んでいくっていうことを歌っているのに「虫」って言葉がついていたり、「僕らは少しずつ進む あくまでも」「削れて減りながら進む」などネガティブワードがいくつも出ています。

 

ただ前向きな言葉と組み合わせているからかあんまり後ろ向きな感じはせず、むしろこのネガティブ感が心地よくすら思えます。

 

全体的には声が低めですが、間奏の後の大サビでマサムネさんのハイトーンが炸裂。

ここのところがもう、たまらなく好きです。

ぜひ聴いて味わってみてください。

 

29.青い車

 

ドライブで聴きたくなるミドルテンポの曲。

スピッツの持ち味であるさわやかさと切れのあるロックサウンドがピタリとかみ合ったような曲調になっています。

 

もともとはゆったりしたテンポだったのですがマサムネさんがリハーサルに遅刻したため、他のメンバーがアレンジしてこの形になりました。

 

「この曲がなかったら今のスピッツはなかった」というほどメンバーも大切にしている曲です。

 

ちなみにこの曲には心中の歌じゃないかという説があるんですが、当ブログではこの説に否定的です。

死ぬことではなく生きることを前向きに歌った曲だと受け止めています。

 

 

27.船乗り

シングル「遥か」のカップリングとして収録された曲。

ロックサウンドを追及していたころの曲だからハードロック調で、歌詞も男らしさを感じさせる言葉が多いです。

誰の曲か知らずに聴いたらスピッツだとは分からないんじゃないでしょうか?

 

重厚なロックサウンドを響かせていて別のバンドみたいでこのままいくのかなと思いきや、サビの最後の「遠いところまで 君を連れていく」のところでギターのアルペジオが入ってきます。

 

ここはアルペジオにしなくてもおかしくないし、どっちかというとアルペジオになるほうがちょっと変です。

 

どういう意図かは分かりませんが、このアルペジオによって「遠いところまで君を連れていく」という歌詞から不安な気持ちが感じられて、その後の「風に聞いてくれ」という歌詞が強がりのようになっているように思います。

 

 

個人的にはライブでもっと演奏してほしいんですが全然演奏されないですね。

絶対盛り上がると思うんですが。

 

収録アルバムは「色色衣」

 

 

26.コメット

ドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員~」のテーマソングとなっていた曲。

初解禁はドラマ第一話のエンディングだったんですが、イントロのピアノを聴いた瞬間いい曲だと確信しました。

 

 

切れそうなヒレで

泳いでいくよ

想像より少し 遠いとこ

 

この歌詞をイントロと同じメロディで歌う部分があるのですが、そこを聴くたびに泣きそうになってしまいます。

ただでさえ感動するメロディにマサムネさんの歌声がのってくると反則的ですね←

 

全体的に気だるい感じの歌い方をしているんですが、それが曲に合っていて世界観を引き立てています。

そういう曲ではないはずなのに聴いていると励まされる不思議な力をもった曲です。

 

収録アルバムは「醒めない」

 

 

25.ラズベリー

はたしてこれをオススメしていいのか。。。

でもスピッツを語る上でこの曲はかかせないでしょう。

 

スピッツの曲にはエロい歌詞がいくつもあるのですが、この曲はスピッツの曲の中で一番エロい曲。

マサムネさんも「これを女の子に歌わせたらセクハラになる」と言っています 笑

 

直接的な表現は少ないのですが「これってこういうことだよね?」「いや、これはダメだろ!」と聴きながらよからぬ想像(妄想?)をしてしまいます。

とにかく比喩表現がすごい。いつもこんなことを考えているんでしょうか?

 

曲自体はホーンセクションも多用していてポップなので、男性は聴いていて楽しい1曲なんじゃないでしょうか。

女性は・・・よく分からない 笑

 

収録アルバムは「空の飛び方」

 

 

24.スターゲイザー

 

「あいのり」の主題歌として作られた曲で、スピッツが7年ぶりにオリコン1位を獲得しました。

 

あいのりでは告白をしてもその返事は一晩待たないといけないルールとなっています。

依頼を受けるまでマサムネさんはあいのりを観たことがなかったようですが、放送を観て「きっとその晩はみんな眠れない夜を過ごしたんだろうな」と想像して、そこからイメージを膨らませて歌詞を書いたそうです。

 

 

ひとりぼっちが切ない夜

星を探してる

明日君がいなきゃ困る 困る

 

この歌詞とかあいのりっぽいですね。

マサムネさんはタイアップで曲を作るのは苦ではないしむしろ得意らしく、毎回ピッタリな曲を作ってきます。

 

当時のスピッツはロックサウンドを追及していたころなので、ギターも得意のアルペジオは少なめでかき鳴らすものが多くなっています。

それでいてスピッツらしさも失われておらず、ロックを追及したからこそ作れた新しいスピッツが形になった曲です。

 

 

 23.俺のすべて

ロビンソンのカップリング曲ですが、もともとはこっちをA面として発売しようとしていました。

しかし一人称が「俺」で急に男らしくなることに違和感があってロビンソンがA面として発売されました。

 

この曲でも売れたとは思いますが、こっちが世に出ていたら今とはまったく違うバンドになっていたかもしれません。

 

ライブでも定番の曲になっていて、ギターがかっこよくてテンションが上がります。

演奏しているときのメンバーも楽しそうで(特にベース)メンバーもお気に入りなんでしょう。

 

フェードアウトして終わる曲はあんまり好きじゃないんですが、この曲はかっこいいので受け入れられます。

 

スピッツの本質であるロックな一面を感じてみてください。

収録アルバムは「花鳥風月」

 

 

22.醒めない

 

結成30年を翌年にひかえた中で発売されたアルバム「醒めない」の表題曲。

 

ロックに目覚めた当時から今もなおロックの情熱は醒めていない、ということを歌ったスピッツ自身のことを歌った曲です。

この曲についてはマサムネさんもめずらしくこういう意味だと明言しています。

 

じゃあめちゃくちゃロックな曲なのかというとそういうわけでもない。

ロックはロックなんだけど最近のバンドほどではなく、スピッツらしいポップ感があります。

 

覚えていてくれたのかい?

うれしくて上ばっか見ちゃうよ 

 

ラブソングではなく自分たちのことを歌った曲なのだから、この歌詞はファンに向けたものです。

これだけ長く活動していれば当然離れていくファンもいます。

そんな中でも忘れることなく聴き続けてくれていることについての感謝と喜びを表現しています。

 

上見てるのは涙を隠しているのでしょうが、「涙が出る」といわないあたりがひねくれた性格のスピッツらしい。

1曲目の冒頭でこんなこと言われたらこっちこそ上ばっか見ちゃうわ←

 

スピッツの歴史を感じさせるファンにとって感慨深い曲です。

 

21.ハチミツ

 

6thアルバム「ハチミツ」の1曲目に収録されているスピッツらしさ全開のポップな曲。

この曲は一見なんてことない曲のように思えますが、かなり複雑な作りがされています。

 

  • サビ以外が4+4+2の変拍子
  • アンティシペーション(アクセントの強い音を前にずれ込ませる)の多用
  • ドミナント(不安定なコードで、うまく使えば大きなインパクトになる)で始まるコード進行

 

 

なんのことだか分からない人がほとんどだと思いますが、こんな作りをしていたら普通は気持ち悪い曲になってしまうものです。

それにもかかわらずスピッツがこの曲をポップに聴かせられているのは通常ありえませんし、奇跡ともいえるレベルなのです。 

 

そのうえこの曲はバンドで盛り上がっているうちに出来た曲で、4拍子じゃないことにも気づいていなかったというのだからもう意味が分かりません。。。

 

これらのことをふまえてこの曲を聴くと、スピッツの底知れない才能を感じられるでしょう。

 

 

20.渚

 

チェリーの影響で春のイメージを持たれがちなスピッツですが、結成したのは7月なので夏のバンドです。

そしてスピッツの夏の曲といえば真っ先に浮かぶのがこの曲なんじゃないでしょうか?

 

オリコン初登場一位を獲得し85万枚のセールス、ポッキーのCM曲に起用されるなど発売当時も評価の高かった曲です。

 

しかしこの曲はそれだけの留まらず、2015年11月にSUBARU「フォレスター」のCMソングに起用、2017年には「NexTone Award 2017」でGold Medalを受賞しました。

20年以上たっても評価され続けている名曲です。

 

曲に関していうとイントロでベースがメロディを弾いています。

あまりにもカッコいいしイントロでベースが活躍するなんて思いもしないので、これがベースの音だということに数年ほど気づいていませんでした←

 

イントロでこんなにも活躍したにも関わらず、一番の演奏ではベースが一度も登場しないというのもおもしろい。

 

マサムネさんの歌もスピッツにしては低音がずっと続いていて、高音でないのかな?と思ったらサビの最後の「醒めないで」「輝いて」で高音域になります。

それまでがずっと低い声だったからなおさら切なさを感じさせる歌詞が印象深くなります。

 

 

19.ウサギのバイク

この曲はマサムネさん自身もかなりのお気に入りらしく、「自分の好きな曲ベスト10には絶対入る」と語っています。

 

アコギによるアルペジオから始まる曲で、全体的にアコギの音が印象的なシンプルでかわいい曲です。

 

一番の歌詞は「ラララ」と「tututu」だけで構成されています。

これはスキャットと呼ばれる手法でジャズなんかでよく使われるもので、意味のない音をメロディに合わせて即興的に歌うもののことです。

 

なんでスキャットを使っているのかは分かりませんがぼくの予想は

 

ウサギ=にんじん(キャロット)が好き

キャロット≒スキャット

 

なのかなと。

ちょっと無理やりすぎますかね?笑

たんにウキウキ気分を表現しているのかも。

 

ちなみに実際に”ラビット”というバイクがあるらしく、「ウサギのバイク」というのはこれのことを言っているのだと思われます。

マサムネさん、好きな女の子とバイクで二人乗りしたかったのかなー。

 

収録アルバムは「名前をつけてやる」

 

 

 18.ビギナー

シングルとして発売されたスピッツの重厚なロックサウンドが味わえる曲。

この曲で歌われているのはスピッツ自身のことで、「君」というのはファンのことをあらわしています。 

 

おんなじこと叫ぶ 理想家の覚悟

つまずいた後の 擦り傷の痛み

懲りずに憧れ 練り上げた嘘が

いつかは形をもつと信じてる 

 

スピッツは昔パンクロックをやっていましたが、ブルーハーツに自分たちのやりたかった音楽を先にやられてしまってやる気をなくして活動休止した過去があります。

同じことを叫ぶ理想家とはブルーハーツのことで、そのときの衝撃をあらわしているんじゃないでしょうか?

 

その後もロックへの想いを捨てられずバンドを再開して違うスタイルを作って、自分たちの音楽をやり続けた結果今のスピッツになっています。

そんなスピッツのひたむきな姿が浮かんでくるような一曲です。

 

収録アルバムは「とげまる」 

 

17.孫悟空

27thシングル「水色の街」のカップリングとして収録されている曲。

あまりの完成度の高さから直後にリリースされたアルバム「三日月ロック」に収録するかどうかが最後まで議論されていました。

このころのカップリングはロックな曲が続いていたんですが、ぼくはその中でも「孫悟空」が一番好きです。

 

全体をとおしてカッコいいロックサウンドの曲なんですが、サビに入ると急に切なくなります。

ただサビに入ってからも曲はロックのカッコいいサウンドのままだし、歌詞も特に切なくなるようなことを歌ってはいません。

 

ようするに切なくなる要素が見当たらないんです。

それなのにサビで急に切なくさせられるってどういうこと?

 

ロックのカッコよさと不思議な切なさが両立した隠れた名曲です。

 

収録アルバムは「色色衣」

 

 

16.魔女旅に出る

3枚目のシングル曲で、スピッツとしてはめずらしくオーケストラの演奏が取り入れられています。

間奏のメロディがとにかくキレイで、スピッツがオーケストラを使うとこんな音を作るんだと感激します。

 

スピッツファンであることが分かった将棋の藤井聡太7段はこの曲を「スピッツ屈指の名曲」と語っていました。

 

 藤井「私も音楽はスピッツなどを聴きます」

 

 張本「あの『チェリー』の…」

 

 藤井「やはり『チェリー』になりますか…。『ロビンソン』も有名なんですけど、個人的にはセカンドアルバム『名前をつけてやる』の『魔女旅に出る』はスピッツ屈指の名曲だと思っています」

 

 引用 天才中学生、藤井聡太四段と張本智和が対談! 「五輪で金メダル」「将棋界のトップに」 : スポーツ報知

 

 「やはり『チェリー』になりますか...。」

↑ スピッツファンあるあるの反応です。

それだけじゃないのに!ってガッカリするんですよ。

 

収録アルバムは「名前をつけてやる」

 

 

15.冷たい頬 

 

アルバム「フェイクファー」の発売直前に先行発売された18thシングル。 

Aメロ→サビ→間奏→サビ→Aメロという流れで、間奏のメロディをベースが引いているという変わった構成の曲です。

 

この曲で特筆すべきなのは歌詞です。

特にここ。 

さよなら僕のかわいいシロツメクサと

手帳の隅で眠り続けるストーリー 

 

シロツメクサっていったい何をあらわしているんでしょう?

なので花言葉が関係しているんじゃないかと思い、調べてみました。

 

花言葉は「幸福」「約束」「私を思って」「復讐」

なんとロマンチックな言葉の中に「復讐」という怖い言葉も混ざっているのです。

 

これらの意味から考えると「かわいいシロツメクサ」とは相手のことが大好きなんだけど自分のことを好きになってもらうことはできず、愛しさゆえに憎しみの感情がわいてきていたことが想像できます。

 

「さよなら」と言っているので、もう完全に叶わない恋なんでしょう。

たとえば相手が死んでしまったとか・・・

 

さらにはこんな話も。

 

 

あんなに短くかわいい表現の言葉の中にこれだけの意味をこめられる奥行きの深さ。。。

スピッツの歌詞のレベルの高さを感じさせられる一曲です。

 

 14.スピカ

 

「楓」がシングルカットされたときに両A面として二曲目に収録された曲。

実はスピッツファンには楓よりもこの曲のほうが人気で、しかもミリオンヒット三曲に匹敵するほどの人気です。

スピッツの曲の中でも特にキーの低い曲で、あまり聴くことのないマサムネさんの低音ボイスを聴くことができます。

 

「~です」といった丁寧語の歌詞が印象的で、「幸せは途切れながらも続くのです」という歌詞はチェリーの「愛してるの響きだけで~」と並んでスピッツファンに人気の高い歌詞です。

 

幸せを感じていなくてもこの曲を聴くと、「ぼくは現在進行形で幸せなんだな」と思わせてくれます。

 

13.僕はきっと旅に出る

両A面の38thシングル収録の曲。

後ろ向きな歌詞の中にたまに前向きな言葉が出て希望を感じさせるあたりなど、まさにスピッツ!といえる曲です。

 

キーボードによるイントロで始まるんですが、これを聴いただけで「あぁ、これ別れの歌だな」と感じさせられるので切なくなります。

別れを実感して前に進もうとする気持ちと、まだあきらめきれず引きずっている女々しさが見事に両立しています。

 

大サビの「羽ばたーくこーとーをゆーるーされたら~」ってところのマサムネさんの今にも崩れ落ちそうな歌声が大好きです。

 

収録アルバムは「小さな生き物」

 

 

12.春の歌

 

アクエリアスのテーマソングとして一年ほど使われていたので、なんとなく聴いたことのある人も多いでしょう。

春になるとラジオのリクエストでかけられることが増えるスピッツの春の代表曲です。

 

去年は藤原さくらがカバーしていました。

カバーされると知って久しぶりに聴いたら「こ、こんなにいい曲だったっけ?」って鳥肌がたってしまいました 笑

 

タイトルからは想像できないですが、サビでマサムネさんが叫ぶようなハイトーンで歌っているのが印象的。

あんなに「春の歌」って歌詞を力強く歌うことってないですよね。

 

春といえば新しい出会いの季節でもありますが、この曲では今までの歩みを振り返りつつこれから待っている未来に強い思いを寄せて進んでいく決意を感じます。

新しい一歩を踏み出す人に特にオススメです!

 

 

11.晴れの日はプカプカプー

この曲はインディーズのころの曲でライブ音源しか存在しないんですが、スピッツファンにはかなり有名で人気も根強い曲です。

インディーズの曲の中では一番今のスピッツに近いです。

 

プカプカプーとは何のことかというとタバコの煙。

マサムネさんは今は吸っていませんが昔は喫煙者だったようで、自分の好きなタバコにたいしての思いを歌ったのかもしれません←

 

サビの歌詞は「プーカプカプ~」をずっと繰り返すだけになっていてなんともユニーク。

ライブだけのものにせず再レコーディングをしての音源化を希望します。

 

 

おすすめ曲10~1位  トップ10の発表

いよいよトップ10の発表。

ここからは全曲視聴可能です!

 

 

10.正夢

 

スピッツがしばらく使っていなかったストリングスを取り入れたスピッツの中でも豪華な1曲。

スピッツのバンドサウンドとストリングスが合わさって唯一無二のメロディを作り上げています。

 

スピッツが最初にストリングスを取り入れたのは3rdシングル「魔女旅に出る」です。

ファンとしてはそれから12年たって、ここまでの調和を生み出せるようになったのかという別の感動も覚えます。

 

イントロからメロディがきれいすぎて涙腺が刺激されちゃうんですが、サビでマサムネさんの伸びやかで力強いハイトーンも出てきてさらに広がりを見せるんだから、「いい曲だな・・・!」とうならずにはいられません。

 

バンドとストリングスの融合で、この曲を超えるものがあるのでしょうか?

 

9.ヘビーメロウ

 

めざましテレビのテーマソングとしてもう1年くらい流れてました。

去年発売のシングルコレクションに収録された新曲3つのうちのひとつで、3曲の中ではこの曲が一番好きです。

みんながイメージするスピッツらしい爽やかな一曲ですが、かなり作りこまれている印象です。

 

最近のバンドの曲はどれも、複数の楽器を使ったり展開が読めない曲構成になっています。

今の若い世代はPVありきで音楽を聴くようになっていて、飽きたら途中で曲を聴くのをやめてしまうので、最後まで飽きさせずに聴いてもらうためにあの手この手で試行錯誤しています。

 

この曲はAメロとサビ、間奏だけの構成で、なおかつバンドの音だけで作られた曲調の変化の少ないシンプルな曲ですが、毎朝聴いても飽きさせられません。

朝に流れるからシンプルに、でも飽きないようにするってかなり高度な技術です。

 

夜は明けたぜ

鳥も鳴いたぜ

期待裏切る

なんちゃってファンキーなリズムに乗って

命灯せ 

 

この部分がすごく好きで、なぜだか泣きそうになります。

 

前向きな言葉を2つ続けたあとで「期待裏切る」というフレーズで落としてくるところと、「なんちゃってファンキーなリズム」という歌詞のあとに「命灯せ」という歌詞が出てくるちょっとひねくれた言葉のセンスがスピッツっぽい。

こんな歌詞書く人、他にいますか?

30年たってもスピッツがそのままで変わっていないことを感じさせます。

 

信じていいかい?

泣いてもいいかい? 

 

こっちのセリフだよ!笑

 

8.運命の人

 

スピッツの曲の中でもかなり振り切った明るいロックサウンドの曲。

ライブでもアレンジverではありますがよく演奏される人気曲です。

 

聴いていてワクワクするイントロなのでどうなるかと思いきや、Aメロはベースと打ち込み中心でバンドサウンドは控えめ。

Bメロに入る直前でギター、サビの直前でドラムが入ってきて、サビからは今まで抑えていたのを解放したようにスピッツらしいバンドサウンドが炸裂します。

 

全体的にキーが高めなので、マサムネさんのハイトーンを存分に味わえる1曲です。

 

明るい曲だから最後もスカッと終わるのかと思いきや、何やら不穏さを感じさせる終わり方をします。

最後の最後で裏切ってきますねー、さすがスピッツ。

 

 

7.猫になりたい

猫になりたい

猫になりたい

  • スピッツ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

スピッツの「青い車」という曲は知っている人が多いんじゃないでしょうか?

青い車のシングルのB面で収録されていたのがこの曲です。

 

もともとはA面として発売する予定だったんですが、「青い車」ができたことによってB面になった隠れた名曲で、B面としては異常なくらいファン人気が高いです。

プリンセスプリンセスの「M」みたいなもんですね。

 

 

猫になって好きなあの人の腕の中にいたいという想いを歌った曲で、ちょっと妄想っぽいです←

「消えないように傷つけてあげるよ」という歌詞がありますが、甘噛みレベルじゃなくガブッといくつもりですね 笑

 

そんな歌詞なんですが、どういうわけか幻想的でノスタルジックな世界観になっています。

これもスピッツだからできるマジックなんでしょうね。

 

 

6.田舎の生活

田舎の生活

田舎の生活

  • スピッツ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

2ndアルバムの後に発売されたミニアルバム「オーロラになれなかった人のために」に収録されている曲。

スピッツがまだ全然売れていないころの曲なので、知ってる人はほんの一握りでしょうね。

スピッツファンになってこの曲を聴いて衝撃を受けたという声が多数です。

 

アコギの弾き語りを中心としたシンプルなメロディに優しく語りかけるようなマサムネさんの歌声が乗って、聴いていると川の流れる自然豊かな風景が浮かんできます。

 

しかしやはりスピッツの曲でして、田舎での幸せな生活を歌った曲ではありません。

サビまでは田舎の幸せな生活の様子を歌っていますが、サビで突然別れの歌に姿を変えます。

 

幸せな暮らしの歌と思って聴いていたらサビで突然切なくなる。

これは「楓」と同じパターンです。

 

必ず届くと信じてた幻

言葉にまみれたネガの街は続く

さよなら さよなら

窓の外の君に

さよなら言わなきゃ 

 

これはいったいどういう設定の歌なんだろう。。。

未だに答えが出ていません。

シンプルですがかなり深い1曲です。

 

 

5.シロクマ  

 

2010年発売のシングル曲です。

スピッツらしいポップなんだけど儚げな雰囲気を感じさせる一曲です。

もしかしたらスピッツファンじゃない人には物足りないかもしれません。

 

でもぼくはこの曲からは、がんばれ!って強く励ますのでも背中を押すのでもなく、寄り添って歩いてくれる温かさを感じています。

 

特に好きなのは「瓶の底のほうに残った力で」っていう歌詞。

たとえばジュースなんかだと瓶の底にたまっているものが一番甘みがありますよね。

つまりこの歌詞は「限界に近づいてもうだめだと思っても、まだ一番大きな力が残っている」ってことをあらわしています。

 

この歌詞すごくないですか?

スピッツの歌詞の奥行きの深さは異常。

 

4.ルキンフォー

 

スピッツの結成20周年の年に発表された曲で、PVはこれまでのPVのワンシーンを凝縮した構成になっています。

スピッツファンは「そうだ、あのPVにこんな場面あったな!」となつかしさを感じながら見れる反面、何も知らない人からみると「なんで脚立の上にのぼってるんだ?」とわけが分かりません 笑

 

肝心の曲はというとスピッツらしさが全開のワクワクするイントロではじまる、スピッツといてはめずらしい応援歌です。

とはいえスピッツらしいネガティブな言葉も並んでいて「届きそうな気がしてる」「叶いそうな気がしてる」というぐあいで、なんとも自身なさげで気が弱い。

気がしただけで終わっています 笑

 

でもぼくは世の中にいくつもある応援歌より、スピッツの「叶うような気がする」ってだけの応援歌のほうがはるかに励まされます。

 

「夢は叶う!」とか言われたって、何を根拠にそんなこと言ってるんだと無責任しか聞こえません。

それよりはちょっと自信なさげに「叶うと思うよ」と言われたほうが「そうかもなぁ。がんばってみるか」って思えるんですよね。

 

そしてこの曲はバンド結成20年をむかえたスピッツの決意表明でもあります。

PVと合わせて聴くと感慨深いものがあって、「スピッツを好きでいてよかった・・・」といつも思います。

 

3.愛のことば

 

 6thアルバム「ハチミツ」に収録曲で、ファンの人気がとても高く隠れた名曲との呼び声が高いです。

1994年発表の曲でシングル曲でもないにもかかわらず2014年にドラマ「あすなろ三三七拍子」の主題歌になりました。

 

20年たって主題歌になるってことは、時代が変わっても色あせない名曲として評価されていることのあらわれです。

スピッツにはミリオンヒット曲以外にも名曲があることが分かっていただけるんじゃないでしょうか?

 

しかもこれ、シングルじゃないですからね。

とんでもないことです。

 

「煙の中で溶け合いながら探し続ける愛のことば」というフレーズは、戦争中などで恋ができない状態だけれども恋をしてしまって、大切な誰かを想っているように聴こえてきます。

 

だけれども重たい感じさせないし、スッと入ってくる。

スピッツはこんなことを自然にやってしまうんですよね。

 

2.魔法のコトバ

 

2006年の映画「ハチミツとクローバー」の主題歌として書き下ろされた曲。

原作の羽野チカ先生がスピッツファンであることと、美大を舞台にした作品であることから、美大出身のマサムネさんはプレッシャーを感じたそう。

 

でも出来上がった曲は羽野先生に「ハチクロのラストが変わるくらいのインパクトだった」と言わせるまでの仕上がりになりました。

 

ハチクロ自体が登場人物全員が片思いをしている作品なため、歌詞も片思いを連想させるものになっています。

しかし明るくポップなメロディになっていて、歌詞とメロディの対照的な組み合わせが切なさを増幅させます。

 

スピッツの結成20年間近に出された王道のラブソングということもあり、ぼくはこの曲はスピッツの20年間の集大成だと思っています。

もしこの曲がチェリーが出たころに発売されていたらミリオンヒットしていてもおかしくないですし、発売時期が早ければもっと評価されていたでしょう。

 

当時メンバーは39~40歳。

そんな年齢なのに若手バンドのような爽やかさのある曲を作ってしまうのはさすがとしか言いようがありません。

スピッツは年をとるということを知らないのか?

 

1.8823(ハヤブサ)

8823

8823

  • スピッツ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ロビンソンやチェリーのヒットによってスピッツに多くの人が爽やか・癒し系といったイメージをもっています。

 

しかしそれは間違いです。

スピッツは結成当初から一貫してロックをやっているバンドで、ロックな曲がたくさんあります。

 

その代表ともいえるのが「8823」

スピッツのライブではいつも演奏されている定番の曲で、これを聴けばスピッツがロックバンドだということが分かってもらえるでしょう。

 

個人的にはロックバンド・スピッツの最高傑作です。

この曲が世間に知られていないことがほんとうに悔しい・・・

 

スピッツのロックバンドとしての実力が爆発するのはサビの直前から。

ですが以下の視聴はその直前で終わってしまいます

ぜひフルで聴いてみてください!

 

 

まとめ

本当のことを言えばどれもオススメなんですが、その中でも特にオススメで聴いてもらいたい曲を選んでみました。

ミリオンヒット曲や「楓」だけじゃないスピッツのよさを感じてもらえれば幸いです。

ぜひスピッツの魅力を味わってみてください!