曲を作るにあたって多くのアーティストは最後に曲のタイトルをつけるようです。
正式に決まるまでは仮タイトルを使っています。
スピッツも仮タイトルをつけているのですが、それがとにかくおもしろい。
仮とはいえ意味が分からないものが多くて笑ってしまいます。
今回はスピッツのおもしろい仮タイトルをまとめてみました。
5th「空の飛び方」
1.たまご→中くらいの曲
いったい何を基準に中くらいと表現しているのでしょうか?
うーん、よく分からないけどテンポのことかなと予想しています。
2.スパイダー→早い曲
これは確実にテンポのことですね 笑
たまごの「中くらい」がテンポのことかと思っているのもこの仮タイトルが理由です。
当時発表していた曲の中では早い曲の方です。にしても仮タイトルのつけ方が雑だな 笑
3.ラズベリー→キョンキョン
キョンキョンは女優の小泉今日子の愛称です。
もしかしたらキョンキョンが曲のモデルなのかもしれません。
でもちょっと待って。
この曲めちゃくちゃエロいよ?
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6thアルバム「ハチミツ」
4.ハチミツ→珍曲
当時のスピッツにないタイプの曲だったことが仮タイトルの由来です。
シングル曲の候補にもなっていたとか。
5.歩き出せクローバー→石神井への道
なんだかつなげてみるとふたつあわせてタイトルに思えなくもないかも 笑
曲の中で石神井という言葉は一度も出てきていないので、仮タイトルの由来はまったく想像できません。
クローバーは石神井に向かって歩き出すのかな?
6.ルナルナ→恋のアルマジロ
この曲の元ネタはオリジナル・ラブの「夜をぶっ飛ばせ」です。リズムはちょっといただいたとのこと 笑
ちなみに「羊の夜をビールで洗う」という寝酒を連想させる歌詞があって、曲に登場している動物はアルマジロではなく羊です。
本タイトルのルナルナはマンガ「ブラックジャック」に出てくるライオンの名前が響きがよくて気に入ってつけたようで特に意味はありません。
7.愛のことば→スウェード
仮タイトルのほうがカッコいい!こんなパターンもあります。
発表から20年以上たってドラマ主題歌に起用されたファンに人気の曲です。
8.ロビンソン→ロビンソン
スピッツがブレイクするきっかけとなった「ロビンソン」
実は仮タイトルだったんです。
この仮タイトルの由来としては曲作りのためにボーカルのマサムネさんがタイに旅行したときに「ロビンソン百貨店」に立ち寄っていて、それがなんとなく印象に残っていたからつけたものでした。
タイトルの意味には後付けとして「ロビンソンクルーソー」から連想し「誰も触れないふたりだけの国を作る」という意味もあります。
9.Y→ハートブレイク食堂
本タイトルのYはY字路のことで失恋、別れの曲です。
だからハートブレイクっていうのは分かるんですが、食堂って 笑
7thアルバム「インディゴ地平線」
10.初恋クレイジー→バナ天
バナ天とはバナナの天ぷらのこと。ただそれだけ。
クックパッドにレシピがいくつかあって結構おいしいみたいですね←
11.虹を超えて→山田倉庫
東京港区に芝浦スタジオというところがあって、ここは山田倉庫を改装して作られました。
スピッツは当時レコーディングしていたスタジオを仮タイトルにしたのです。
なんて斬新なんだ!笑
12.夕陽が笑う、君も笑う→ミネソタ野郎
アメリカにミネソタ州ってありますね。
西洋かぶれをディスってる?
13.チェリー→びわ
記事タイトルの引きに使ったチェリーの仮タイトル。
最初はさくらんぼよりもう少し大きな果物でした!
果物から離れる気はなかったんでしょうか
8thアルバム「フェイクファー」
14.運命の人→「ピンキー」、「べティちゃん」
仮タイトルはひとつとは限りません。
運命の人にはふたつの仮タイトルがありました。
15.楓→「アコースティック」「こだま」「メイプル」「リヴァーブ」「かえで」
ふたつどころかこんなにたくさんf(^_^;
一応仮タイトルに「かえで」も含まれていて、漢字表記にしたものを本タイトルに。
今やミリオンヒット曲に並ぶ人気曲です。
16.ただ春を待つ→環八ラヴァーズ
なんだかお笑い芸人にいそうだと思っていたら、ドラムを叩いているメンバーの崎ちゃんとスタッフたちが所属している草野球チームの名前でした。ごめんなさい!m(_ _)m
「環八」は東京都道311号環状8号線のことで、交通量が多く渋滞も多いそう。
渋滞待ち?←
17.スカーレット→メロディ
この曲はドラマ「メロディ」の主題歌として書き下ろされたのでそのまま仮タイトルに。
スピッツとしては10.で紹介した初恋クレイジー(バナ天)を主題歌にしたかったのですがドラマのスタッフさんが新曲を希望されて作られました。
9thアルバム「ハヤブサ」
18.放浪カモメはどこまでも→ギターポップNo.1
当時スピッツはロックバンドとしてのサウンドを求めて苦悩していました。
なのにこの仮タイトル。スピッツはロックバンドなんじゃなかったのか(゜_゜)
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19.ホタル→悲しい系
中くらいの曲、早い曲みたいな仮タイトルがまた来ました!
かなりざっくりしてますねf(^_^;
10thアルバム「三日月ロック」
20.エスカルゴ→ザンダー
アメリカのロックバンドチープ・トリックのギタリスト、ロビン・ザンダーが由来です。
スピッツは作曲面でチープ・トリックの影響を多く受けています。
ギタリストの名前からカタツムリを意味するフランス語のタイトルに変わりました。
なんだかスケールダウンしたような。。。
13thアルバム「とげまる」
21.君は太陽→グー・チョキ
仮タイトルみたいなアルバムにはこんな曲が。
なんでパーはないんだろう?
ほとんどグー・チョキ・パーって言ってるのに 笑
22.僕はきっと旅に出る→パイレーツ
海賊?海にいくつもりだったのか?
あのな、俺はキャプテン・ジャック・スパロウだ。おわかり?
15thアルバム「醒めない」
23.SJ→SJ
これもロビンソンのように仮タイトルがそのままタイトルになりました。
ちなみにSJとは坂上二郎ってことだとメンバーが雑誌で話していました。
まったく意味が分からない 笑
番外編~仮タイトルっぽい曲名
13thアルバム「とげまる」には「どんどどん」という曲が収録されています。
冒頭からのリズムがどんどどんって感じだからタイトルにしたんだと思いますが、ぼくはこれを仮タイトルからそのままタイトルになったものと予想していました。
しかしそんな情報は特になし。
これこそ仮タイトルっぽいのに違うのか(゜_゜;)
まとめ
絶対テキトーにつけただろうなっていう仮タイトルが多かったですね 笑
仮タイトルが何だったのか分からない曲もたくさんあります。
この曲の仮タイトルは何だろうとか、スピッツがつけそうな仮タイトルとか想像してみるのも楽しいかもしれません。
読んでいただきありがとうございました!