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書評

読書嫌いでも夢中になれる!読みやすいおすすめ小説16選【実質22選】

小説はマンガと違って絵がないので読むのが大変だし疲れるという人もいます。

しかし小説だから表現できるおもしろさがありますし、自分で場面を想像しながら読むのも楽しいです。

小説のおもしろさをたくさんの人に知ってもらいたいです。

今回は読書の習慣がない人にもおすすめの読みやすく、それでいておもしろい小説を紹介します。

本を読んでみようと思っている人やおもしろい小説を探している人はぜひ参考にしてみてください。

1.ぼくのメジャースプーン

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった ー。

ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。

直木賞作家の辻村深月さんの本です。

ぼくは小説を自己啓発などの他の本と一緒に読み進めていくので読むのが遅いんですが、この作品はおもしろすぎて3日で読み終えました。

主人公はある特殊な力を持っていて、その力を使って犯人に罰を与えようとします。

小学生である主人公の視点で物語が進んでいって、難しい言葉はほとんど出てこないので分かりやすく内容がスッと入ってきます。

タイトルからは想像できないくらい人間の身勝手さといった黒い部分がかなり描かれていますが、文章からはふみちゃんを想う主人公の純粋な気持ちがにじみ出ています。

「せんせい、人間は身勝手で、絶対に、誰か他人のために泣いたりできないんだって本当ですか」

ぼくは「人間は自分勝手な生き物だ」と思っていましたが、読み終えた後はだからこそ生まれる感情もあるんだと気づきました。

 

2.夢をかなえるゾウ

 

 「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」
ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様“ガネーシャ”。
成功するために教えられたことは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかりで…。
夢をなくした“僕”と史上最悪の“師匠”が繰り広げる、「笑って」「泣けて」「ためになる」実用エンタテインメント小説。

水野さんが得意とする自己啓発と小説が合わさった本です。

ガネーシャと主人公のくだらないやりとりに笑いながらも偉人たちが過去にやってきた成功習慣を学ぶことが出来ます。

そして世の中に自己啓発本がありふれているのにどうして成功できないのか?ということについてもはっきり書いています。

本を読まない人や自己啓発本が苦手な人におすすめです。

続編が2作出ていて、どれもまったく質が落ちていなくて万全の出来。

個人的には3がストーリー性・ガネーシャの教えの内容が特に優れていておすすめです。

 

3.ぼくは明日、昨日のきみとデートする

 

 京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。
高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。
気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて──。

「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」

奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。

彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。

2016年実写映画化された作品です。

作者の七月さんがライトノベルを書いていたからか、1ページごとの文章も少なくひらがなが多めで読みやすいです。

タイトルが若干ネタバレなんですがそんなことは大した問題ではありません。

最初のころがラブラブなだけに彼女の秘密を知ってからの二人の関係がよけい切なくなります。

この小説は一度読んだらもう一度読み返したくなりますが、一度泣いた人は読み返したら間違いなくまた泣きます。つまり二回泣ける作品です。

「また明日ねっ!」

二人が最初に会ったときの別れ際のこの一言にどうしようもなく泣けてきてしまいます。

ぼくは感情移入しすぎて、読んだあと失恋したかのような気持ちを3日間引きずりました 笑

読むときは気をつけましょう

実写映画の主題歌はback numberの「ハッピーエンド」です。

はい、絶対泣くやつ←

ハッピーエンド

ハッピーエンド

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

4.死神の精度

 CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

人気作家伊坂幸太郎さんの小説です。

これを読んだころのぼくはまったく本を読むことがなかったですが、この本は夢中になって読んだことを覚えています。

本人は真剣だけど少しずれたことを言うところと、音楽が大好きな死神の千葉には不思議な魅力があります。

伊坂さんの小説には意外なところに伏線が張り巡らされているのですが、6つの別々の短編で構成されているこの作品も例外ではありません。

伏線が結びついた瞬間はやられたな、という感じです。設定や構成、登場人物が魅力的です。

長編の「死神の浮力」も抜群の出来。

死神の千葉が物語にかなり絡んでいるところは好みが別れるかも。

 

5.池袋ウエストゲートパーク

 ミステリーの「今」を読みたければ、池袋を読め。刺す少年、消える少女、潰しあうギャング団・・・・・命がけのストリートを軽やかに失踪する若者たちの現在を、クールに鮮烈に描く大人気シリーズ第一作。

人気作家の石田衣良さんはこの作品がデビュー作でした。

文章の語り口がかっこよくて堅苦しさがまったくなく、小説を読んでいる感じがしません。小説というよりものすごくかっこいいものを見ている感覚。

展開もはやくて引き込まれます。

こんな小説もあるんだ、と目から鱗でした。

 

6.ナミヤ雑貨店の奇蹟

 少年3人が忍び込んだ廃屋。
そこは過去と未来が手紙でつながる不思議な雑貨店だった。

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。

そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。

廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか? 3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが……。

次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

全世界500万人が涙したという東野圭吾さんの作品。

2017年の9月23日に映画化されました。

4つの章に分けられていますが第一章からめちゃくちゃ感動しますし、読み進めていくうちに感動はどんどん大きくなっていきます。

人は会ったことのある人だけでなく自分の知らない人も含めた、たくさんの人に支えられて生きているんだということに気づかせてくれます。

たくさんの思いと縁のなかで生きている。そのことを忘れないようにしたいです。

 

7.ブラバン・キッズ・ラプソディ

 

県立高校吹奏楽部が運命の師と出会い、わずか半年で関東地区大会銀賞を、翌年には1000校が競う「吹奏楽の甲子園」の頂点へと駆け上がる!
汗と涙の、音楽青春ノンフィクションです。

 

去年のドラマ「仰げば尊し」の原作の本です。

かつて吹奏楽コンクールの全国大会で何度も 金賞を受賞し、「野庭(のば)の音」とまで言われた野庭高校吹奏楽部の実話を元に描かれた本です。

顧問の中澤先生の音楽に対する情熱と部員たちが全国大会を目指し練習に励む姿には胸が熱くなります。

ぼくは吹奏楽部だったからなつかしさを感じながら読みましたが、音楽をやったことのない人でも楽しめる熱い話です。

ちなみに吹奏楽をやっていた立場からすると、中澤先生の『音楽は心』っていう教えは一点の狂いもなくガチです。

 

8.ふたご

大切な人を大切にすることが、こんなに苦しいなんて–。

彼は私の人生の破壊者であり想造者だった。
異彩の少年に導かれた少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。

執筆に5年の月日を費やした、SEKAI NO OWARI Saoriによる初小説、ついに刊行!

激しく胸が震えました。
これは、絶対に書かれなければならなかったんだなとよくわかる小説でした。
自分のことや、好きな人のこと、好きだった人のことを思い出して、何度も泣きました。
とにかく、みんな、無事に生きのびてくれ、と叫びたい気分です。
宮下奈都(作家)

自分以外の誰かを信じ続けることの絶望と幸福が、泣きたいほどここにありました。
島本理生(作家)

SEKAI NO OWARIのメンバーであるsaoriさんの初小説。

自分自身の経験をもとにしたバンド結成についての物語です。

saoriさんは前から文春オンラインで「読書間奏文」という書評を書いていて文章力もかなりのものですが、この小説でも分かりやすい表現でなおかつ読み手を引き付ける文章となっています。

セカオワでの実際の経験をもとにしているので、ファンにはお馴染みのエピソードがいくつも登場しています。

セカオワファンよりもセカオワのことをよく知らない人のほうが物語として楽しめると思います。

うまくいかないことがたくさんあっても未来はどんどん変えていける。

そんなことを感じさせる作品です。

 

9.君の膵臓をたべたい

 ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。

それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。

読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!

実写映画が大ヒットしアニメ映画化もされた累計200万部の大ベストセラー作品。

タイトルを聞いたことのある人も多いでしょう。

よくあるヒロインが病気で死ぬ系の話だと思って読みすすめていましたが、まったく想像していなかった結末に絶句。

そして物語のラストでタイトルの意味を理解したとき涙が止まりませんでした。

当たり前のことなんてないこと、人と人が出会うとはどういうことなのか?

大切なことをいくつも教えてくれる作品です。

 

10.また、同じ夢を見ていた

 友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女、一人静かに余生を送る老婆。
彼女たちの“幸せ”は、どこにあるのか。「やり直したい」ことがある、“今”がうまくいかない全ての人たちに送る物語。

「君の膵臓をたべたい」に続く住野よるさんの2作目の作品です。

まるで絵本や童謡を読んでいるかのような優しい語り口で、読みやすいうえに温かい気持ちになります。

それでいて「幸せとは何か」ということを描いている奥深い小説です。

「君の膵臓をたべたい」と同様に人とのつながりを大切にしていて、読んだ後は自分に関わるすべての人に感謝の気持ちがわいてきます。

 

11.億男

「お金と幸せの答えを教えてあげよう」。宝くじで三億円を当てた図書館司書の一男は、大富豪となった親友・九十九のもとを訪ねる。だがその直後、九十九が三億円と共に失踪。ソクラテス、ドストエフスキー、福沢諭吉、ビル・ゲイツ。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男のお金をめぐる三十日間の冒険が始まる。

著者の川村元気さんが120人もの億万長者に取材して書き上げたお金をめぐる物語です。

実際に大金を手にした億万長者の言葉で語られているので、お金によって人はどう変わってしまうかがリアルに描かれています。

身近な存在のお金ですが、ぼくたちはお金のことを全然知りません。

この本でお金と幸せの答えを見つけてみてはどうでしょう?

 

12.コーヒーが冷めないうちに

お願いします、あの日に戻らせてください―。「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」不思議なうわさのある喫茶店フニクリフニクラを訪れた4人の女性たちが紡ぐ、家族と、愛と、後悔の物語。

望んだとおりの時間に行くことができるという都市伝説がある喫茶店「フニクリフニクラ」

ここを訪れた4人の女性が過去に戻ってもう一度会いたい人に会いに行き、お互いに伝えることができなかった気持ちを伝えていく物語です。

人と人はほんのちょっとのことですれ違っていくし、ほんのちょっとのことでお互い幸せになることもできる。

人とのつながりの大切さと儚さを感じさせてくれる物語です。

続編も出ていますが、個人的には2作目であるこちらのほうが面白かったです。

 

13.のぼうの城

 戦国期、天下統一を目前に控えた豊臣秀吉は関東の雄・北条家に大軍を投じた。そのなかに支城、武州・忍城があった。

周囲を湖で取り囲まれた「浮城」の異名を持つ難攻不落の城である。

秀吉方約二万の大軍を指揮した石田三成の軍勢に対して、その数、僅か五百。城代・成田長親は、領民たちに木偶の坊から取った「のぼう様」などと呼ばれても泰然としている御仁。

武・智・仁で統率する、従来の武将とはおよそ異なるが、なぜか領民の人心を掌握していた。

従来の武将とは異なる新しい英傑像を提示した四十万部突破、本屋大賞二位の戦国エンターテインメント小説。

実写映画も公開された人気作家・和田竜のデビュー作であるベストセラー作です。

歴史小説なんて読むのが大変な作品の代表格のように思えます。

ぼく自身過去に宮部みゆきの歴史小説を読んで挫折しました。

しかし『のぼうの城』は違います。

スピード感のある息をつかせぬストーリー、個性的なキャラクター、映像がパッと思い浮かぶ描写など、読者を引きつける要素に満ち溢れていて夢中になって読みふけってしまいます。

歴史小説がこんなに面白いなんてぼくには衝撃的でした。

ぜひこの面白さを味わってみてください!

 

14.神さまとのおしゃべり

 「幸せ」ってなに?誰も知らないその答えが、ここに。大人気自己啓発ブロガーによる待望の初著書。人生の価値観がぐるりと変わる実用エンタメ小説。

2作目に紹介した「夢をかなえるゾウ」シリーズ同様に自己啓発と小説が合わさった形の作品です。

「人生の価値観が変わる」なんて大げさな・・・

と、思うかもしれませんがそんなことありません。

大げさでなく今の現実をすべて自分が作り上げているということ、世間一般でいう「引き寄せの法則」が完璧に腑に落ちて目の前の景色がガラッと変わります。

続編はなんと悪魔が登場。

かなり刺激的な言葉の数々で、また新たな驚きと幸せが待っています。

 

15.下町ロケットゴースト / ヤタガラス

直木賞も受賞した池井戸潤の人気シリーズ。

2015年、2018年とドラマ化されているので観たことがある人も多いでしょう。

ぼくは2018年のドラマ化にあたって先に原作を読んでみることにしました。

すると分かったのですが、下町ロケットは小説のほうがスピード感があるしリアリティ強くてドラマよりも面白いのです。

今まで他の作品で「原作と違う!」って実写化に文句を言っている人の気持ちが分かりませんでしたが、下町ロケットを読んでそれが分かりました。

結局のところ実写映画なんてマネごとにすぎず、小説は小説、漫画なら漫画で描かれるのが一番面白いのです。

まあぼくの好みの話はさておき、下町ロケットは町工場を舞台にした男臭い作品でありながら展開も早く普段読書をしない人でも引き込まれる作品となっています。

ベストセラーとなる作品には理由があるんです。

 

 16.かがみの孤城

あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。

輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――

なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。

生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

面白いにもほどがある

辻村深月は偉大です。

こんな作品を生み出すんですから。

読者をうならせるミステリー要素、登場人物の意外な結びつき、驚きと感動が一度に押し寄せる感動的なラスト。

辻村深月の良さが全部一冊に詰まっているし、これ以上の作品が書けるのか?と余計な心配をしたくなってしまうクオリティです。

全作読んでいるわけではないから最高傑作かどうかは分かりませんが、辻村深月の作品の中でも突出した代表作であることは間違いありません。

なんでもいいからとにかく読んで。

ぼくから言えるのはそれくらいです。

 

番外編:活字が苦手ならオーディオブックサービスの「audiobook.jp」がオススメ

ここまでいろんな小説を紹介しましたが、やっぱり活字がだめだという人もいるでしょう。

そんな人にはオーディオブックサービスの「audiobook.jp」がオススメです。

オーディオブックは「耳で聴く本」で、人気声優やナレーターの方の朗読で本を聴くことができます。

audiobook.jpは日本最大のオーディオブックサービスで、ベストセラーを含めた13,000作品が配信されています。

スマホアプリを使って聴くことができるので、通勤の時や運動している時、家事をしているときなどいろんな場面で本を楽しめます。

聴くだけなので本が苦手な人でも気軽に本に接することができますし、ポイントを使えば紙の本より安く手に入れることもできます。

この記事で紹介した小説もあるので活字がだめな人はオーディオブックで小説を楽しんでみてください。

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まとめ

どうでしょうか?ひとつでも読んでみようと思う本があったら幸いです。

おおげさじゃなく、一冊の本で人生が変わるなんてことも十分ありえます。

ぜひ小説も読んでみてください!

ABOUT ME
リュウ
リュウ
月間最高4.4万PVのブログ「World's Endで手を繋ぐ」を運営するブロガー /どこまでも続く一生を世界の果てまで好きな人と共に歩いていく過程を発信(予定)/ 恋愛偏差値は0/ スピッツが大好きでファン歴12年目 / 26歳現在彼女なし / マッチングアプリを中心にした恋活を実況中継