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富山の吹奏楽団に所属するTuba吹き。音楽を演奏するのも聴くのも好きな「no music no life」な人間。スピッツファン歴は12年。小心者でビビリながらも興味のあることは何でもやってみるタイプ。

「モチベーション革命」感想。これからは生きがいを仕事にしないと生きていけない時代になる

Motivation

今の若者は「ゆとり世代」「さとり世代」などと呼ばれ、否定的に見られがちです。

  • ストレスに弱い
  • 物事に受身
  • 根性がない

...etc

こんな感じのネガティブなイメージばかりが出てきます。

とにかく一緒に仕事をする上司にとっては扱いにくいって感じです。

 

今回紹介する「モチベーション革命」という本を書いた尾原和啓(おばらかずひろ)さんも以前はゆとり世代をバカにしていたそうです。

しかし今では考え方が変わってゆとり世代の持っているとてつもない可能性に気づいたそうです。

 

この本では今の時代がどう変わってきているのかと今の若い人が能力を発揮するにはどうすればいいのかが詳しく書かれています。

 

 

30代以下の「乾けない世代」の価値観

この本では30代以上を「乾いた世代」、いわゆるゆとり世代を「乾けない世代」と呼んでいます。

いつの時代にも「最近の若いやつは...」という人がいますが、今でも中高年あたりと若者はお互いに価値観がまったくちがっていて、何を考えているのかが理解しにくいです。

 

たとえば今の若者はすぐに会社を辞めますが、ひとつの会社で働き続けることが美徳とされていた時代の人にはまったく理解できないでしょう。

この考え方の大きな溝は育ってきた時代がまったく違うことが関係しています。

 

 

人間の欲望というのは、「達成・快楽・意味合い・良好な人間関係・没頭」の5つからなります。

団塊世代以前は前の2つ、「達成」「快楽」を強く欲しました。

(中略)

しかし「乾けない世代」はうしろの3つ、「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」を重視します。

 

(中略)

出世するために残業する気は起こらないけど、好きな友達と、お気に入りのライブを助けるボランティアスタッフとしてなら、朝まで働ける。

そんな気持ちになったことはないでしょうか? 

 

団塊世代やそれより10年上の世代は何もない状態が当たり前でした。

だからこそ空白をお金を稼いだり大きな家を建てるなどして不足感を埋めようと、自分の時間を犠牲にしてでも仕事をして出世することに必死でした。

 

では「乾けない世代」はどうかというとその真逆。

インターネットやスマートフォンが当たり前のように使えるほどに時代が変化して物が溢れていて、常に満たされています。

生まれた時からないものがないので渇きがうまれないのが「乾けない世代」です。

 

乾いた世代にとっては土曜にも仕事をすることや毎日の残業は当たり前かもしれません。

しかしないものがない乾けない世代にとっては、働いて出世することよりも「自分の時間」がはるかに重要です。

出世のために家族を犠牲にしてまで働いている、生きる目的が働くことみたいになっている状態がまったく理解できないんです。

 

そもそも日本は労働時間が多いわりに先進国の中で生産性が一番低いことが若者の中でも知られてきています。

自分の時間が大事な乾けない世代がそんな無駄な労働にやりがいを感じられるはずがありません。

 

 

社会も経済も激変したのに、働き方のルールは変わらない。

このズレを認識しないと、「乾けない世代」は力を発揮することができません。 

 

これからは「ライフワークバランス」の時代

自分の時間が大事というと、最近よく言われている「ワークライフバランス」を高めていくことが重要と思うかもしれません。

しかし時代の変化は早いものでワークライフバランスすら古い言葉になってきています。

これからは「ライフワークバランス」が求められる時代です。

 

 例えば、ぐっと目を引くキャッチコピーを生み出す人は、普段電車に乗っているときも中吊り広告や乗客の反応、窓の外を流れる巨大広告に至るまで、自然と観察してしまっているものです。

 

その顔はきっと、ちょっとにやけているでしょう。

なぜなら、そうやって観察しているひとときが、彼には楽しくて仕方がないからです。

彼にとって、人目を引くキャッチコピーを考えることは、もはやライフワークなのです。 

 

ワークライフバランスというのは仕事と余暇の時間を分けて考えたものです。

今までは会社で働く以外の選択肢が限られていました。

野球選手になろうと思ったら小学生からスポーツを続けていないと難しいので、大学生くらいで「プロ野球選手になろう!」と努力を始めたところで手遅れです。

 

しかし今の時代では農業革命・産業革命につづく情報革命というものがおきています。

インターネットやSNSが普及したことで誰でも情報を発信できるなり、個人の発信がマスコミをしのぐほどの力を持つようになりました。

youtuberやプロブロガーなど、発信力を生かして自分の好きなことを仕事に変える人たちがどんどん出てきました。

 

昔は自分の生きがいはお金にはならない、自分にだけ価値のあることでした。

しかし今は情報発信によって自分の生きがいが他の人に価値のあるものに変えることができるようになって、それがお金を生み出せるようになりました。

自分が好きで好きでたまらない”生きがい”としていることがそのままお金に変わる。

昔ならこんなこと考えられなかったですよね。

 

 

これから先、AIでロボットが人に変わって仕事をするようになって今ある仕事の多くがなくなるとされていますが、これは新しい仕事が増えていくということでもあります。

youtuberやプロブロガーのような好きなことがお金になる仕事はこれから先さらに増えていくでしょうし、むしろこっちがスタンダードになってもおかしくない時代です。

 

変化する時代の中で会社の収入しかないのはまずい

 

 

変化する時代を生きるには、「好き」を磨くこと以外にも、大事なことがもうひとつあります。

それは、変化する時代では、変化しないでいることのほうがむしろリスクだということです。

なぜなら、今あなたが勤めている企業も、もしかしたら仕事も、すべてロボットにとって代わられるかもしれないからです。

 

 

今や大企業でも突然倒産する時代です。

東芝やSHARPが経営不振になるなんて昔は考えられなかったですが、今はどこがつぶれてもおかしくない時代です。

 

働いている社員が「もしかしてやばいんじゃないか...?」と一切感じていなくても次の日に突然倒産することもあるらしく、急に会社がつぶれて無職になることだってありえます。

急に無職になったらこれからの生活にも困りますよね。

 

そんなときに会社以外に複数の収入源を持っていたらどうでしょうか?

収入は減るでしょうが、他の収入源を頼りに生きていくことができます。

 

もしかしたら今働いている会社がずっと安定していて一生お金に困らずにいられる可能性もあります。

でも収入源が多いことにこしたことはないですし、お金はないよりはあったほうがいいものです。

 

ぼくもこの先の読めない時代を会社に頼らなくても生きていけるようになろうと模索中です。

結果はまだまだですが、自分の好きなことをやっているだけなので楽しいですよ。

 

「モチベーション革命」まとめ

  • 生まれた時からないものがない「乾けない世代」は意味合い・良好な人間関係・没頭を重視する
  • これからは生きがいが仕事になるライクワークバランスの時代
  • 変化し続ける時代を生き抜くために会社以外の収入源を作るべき

 

 

ぼく自身も上の年代と考え方がかみ合わないなと感じることがあったんですが、「乾けない世代」という言葉でどうしてなのかがはっきり分かりました。

ないのが当たり前だったのと、あることが当たり前の世代じゃかみ合うはずがないですね。

 

今回紹介した話の他にも今の時代で起きている信頼がお金になる仕組み、いつの時代も変わらない仕事のルールなども書かれていて、これからの時代を知る上でかかせない一冊です。

ぜひ読んでみてください!