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2つの吹奏楽団に所属するTuba吹き。富山県在住。音楽を演奏するのも聴くのも好きな「no music no life」な人間。スピッツファン歴は12年。小心者でビビリながらも興味のあることは何でもやってみるタイプ。

【新曲レビュー&感想】ゲスの極み乙女。「戦ってしまうよ」は不倫騒動をエネルギーにした超問題作

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いやー、やってくれましたね。

こういう歌詞は大好きです。

 

1月24日(水)ゲスの極み乙女。の新曲「戦ってしまうよ」が発売されました。

 

 

前作「あなたには負けない」では週刊文春とコラボするなど、ボーカル・川谷絵音さんの不倫と飲酒による炎上を逆に音楽にぶつける姿勢が見られました。 

炎上以降の曲はどこか吹っ切れた印象を受けます。

 

今回の作品は前作異常に炎上をネタにしています。

なにせA面曲が「戦ってしまうよ」、B面曲は「イメージセンリャク」です。

 

さっそく収録曲をレビューしていきます。

 

ボーカル川谷絵音さんが炎上を予告

twitter.com

 

twitter.com

 

去年絵音さんがtwitterでこのように炎上を予告していました。

そのあとに発表されたのが今回の曲なので、炎上予告していた曲で間違いないでしょう。

 

こうやって炎上をネタにすると決まって「反省してない」という批判がきます。

そんな器の小さいこと言ってないで普通におもしろがって聴けばいいんじゃ?

 

このツイートを見てからぼくは「次はどんな問題作出してくるんだろう?」と楽しみでなりませんでした。

 

そういうぼくも炎上が激しいころはゲス乙女を聴く気になれませんでしたが、結局また聴くようになっています。

 

だっていい曲書くんですよ。

不倫しようがなんだろうがいいものはいい。

腹立つわー 笑

 

シングル「戦ってしまうよ」感想&レビュー

収録曲は4曲。

  1. 戦ってしまうよ
  2. イメージセンリャク
  3. 息をするために
  4. ぶらっくパレード(Remix by AmPm)

 

一曲ずつレビューしていきます。

 

1.戦ってしまうよ

www.youtube.com

 

 

 [川谷絵音コメント]


ゲスの極み乙女。の新曲「戦ってしまうよ」がクラロワTVCMタイアップ決定しました。
ゲームで遊んでいるはずが気付いたら自分たちがゲームに遊ばれていた、というテーマで作りました。
それくらい中毒性のあるゲーム。
CM映像のスピード感とぴったりな疾走感溢れる曲でもうクラロワといえばこの曲になるのでは?
みんなクラロワを今すぐダウンロードして戦ってしまってください。  

 

イントロはシンセサイザーがメロディのバンドサウンドから始まります。

前作「あなたには負けない」がすべて打ち込みの曲だったので路線が変わった?と思っていましたが、今回はバンド初期のようにストレートなバンドサウンドの曲です。

 

サビの直前にギターが入るまではベースのスラップ奏法(指で弦をたたく)がメロディになっています。

ゲス乙女の曲ではスラップがよく使われますが、この曲でも際立っています。

 

ベースがメロディになっている間キーボードは伴奏になっています。

普通逆ですよね?

ゲス乙女の曲は常識に当てはまりません。

 

 

タイトルがタイトルなのでやっぱり歌詞が気になりますね。

コメントによるとゲームをテーマにしているようですが、「戦ってしまうよ」というタイトルからは例の騒動での批判との戦いを連想します。

 
クラッシュし合った
意図せぬ争いの気配が香った
またお前かって思ったのもつかの間
手を出していたんだ
 
この歌詞は自身の炎上でものすごい数の批判がきて、それに耐え切れず反論してしまったということでしょうか?
実際「謝れって誰に謝ればいいの?」とライブで発言したと、事実とはちょっと違う内容で広まったこともありました。
 
絵音さんは歌詞はあまり深く考えずに書いていてそのときの気持ちが出やすいそうです。
この歌詞は炎上が激しかったころの絵音さんの自己投影だと思われます。
 
しかし「クラッシュ」という歌詞はクラロワのゲーム内容とも結びつく言葉なので、ゲームのことを歌っているとも炎上を無視できず戦ってしまうとも両方の意味にとることができます。
 
PVでは絵音さんがずっとスマホをいじってますが、これだってゲームをしているのかSNSをしているのか分かりません。
聴き方によってはゲームの戦いだし炎上との戦いにもなります。
 
思った以上に奥行きのある歌詞ですね
 
戦ってしまうよ 戦ってしまうよ
境界を見ながら いつかはあなたチェックメイト
想像を伝って 戦ってしまうよ
戦ってしまえば 3分間でチェックメイト 
 
「3分間でチェックメイト」という歌詞がありますが、実際に3分で曲が終わります。
 (曲のあとの無音の時間も含めると3分4秒)
いろいろありましたが、炎上も全部音楽にしたゲス乙女の勝利ってことでいいんじゃないでしょうか?←

 

戦ってしまうよ

戦ってしまうよ

  • ゲスの極み乙女。
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  

2.イメージセンリャク

www.youtube.com

 

「戦ってしまうよ」だけ先に配信で発表されたのであれが炎上予告の曲だと思ってましたがたぶんこっちですね 笑
PVの内容も含めツイートのとおりの曲です。
 
PVはとある女性タレントが世間からいいイメージをもたれて好感度一位のタレントになるのですが、次第にごり押しと雑誌に書かれるようになって最後は泥酔の現場を撮られるというもの。
どうしてもベッ○ーが浮かんでしまうな←
 
曲調は「戦ってしまうよ」同様に初期を思わせるバンドサウンドになっています。
 
最高潮に達したと思った吊るし上げは
今日も記録更新中です
関係ない奴はみんな笑顔で
幸せ景気も上昇中です 
 
ぼくはいわゆる関係ないやつとして最近の炎上を見ていますが、ほんとどこまで行くんだってくらい激しくなりますよね。
そろそろ落ち着いたかと思えばまだ批判的なコメントが書き込まれたり。
 
  
こういう歌詞を流行語になるほど炎上した人が書くと、聴いてる側としてはおもしろくて仕方ありません。
アンチに喧嘩売ってる感じがたまらない 笑
 
大事なのは本当の自分じゃない
本当に大事なのはイメージ
作り笑顔で淡々と仕事して
出来なくてもイメージで十分さ 
 
これはほんとにそう。
世の中、特に芸能界はイメージで成り立っています。
いいイメージがあればSNSにも好感的なコメントばかりで応援されますが、イメージが悪くなるようなことがあれば手のひら返したように批判が集中します。
 

twitter.com

 
絵音さんは週刊文春にスクープされて今も悪いイメージが残っていますが、そのことで文春は恨んでいません。
おかしいのは世間だと考えています。
 
最近は小室哲哉さんが不倫報道を受けて引退しましたが、今回は文春のほうに批判が殺到しています。
小室さんを支持する人たちが引退に追い込んだ文春を攻めているんです。
 
これは対象が「スクープをした側」になっただけで誰かを吊るし上げていることには変わりありません。
個人的にも週刊誌の不倫報道にはウンザリしてますが、問題になるのって世間が騒ぐからです。
ぼくは誰かをみんなで攻め立てる世間のほうが怖いです。
 

 

さよならと言えなかった
幸せには出来なかった
後悔はまたイメージになって
裏返る今日も 
 
イメージセンリャクは全体的にベッ○ーと世間のことを言ってるように聴こえますが、この歌詞ではじめて絵音さんの個人的な気持ちが入ってきました。
テレビ番組で「ほんとに好きだったんですよ」と言ってましたしちゃんと別れることもできなかったことに後悔があるんでしょう。。。
  
イメージセンリャク

イメージセンリャク

  • ゲスの極み乙女。
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

3.息をするために

 2016年のアルバム「両成敗」のころに出来ていましたがアルバムに会わないため収録を見送られていた曲。
ここまでの曲とは対照的に落ち着いた雰囲気の楽曲です。
 
ドラムを担当しているほな・いこかさんと曲のほとんどを一緒に歌っています。
ゲス乙女の曲では絵音さんだけでなく他のメンバーも歌うことが多いのが特徴のひとつです。
  

 

息をする

 

息をするために僕は
息をして
命を確かめすぎる 
 
この歌詞からはぼくたちが理由も分からず生きるために生きていると言っているように感じました。
毎日忙しさに追われて、ぼくたちはどこに向かっていくんでしょうね?

 

息をするために

息をするために

  • ゲスの極み乙女。
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

4. ぶらっくパレード(Remix by AmPm)

この曲は1st miniAlbum「ドレスの脱ぎ方」に収録されていた曲のアレンジです。

 

編曲を手がけたのはAmPm(あむぱむ)。

音楽ストリーミングサービスspotifyでデビューシングルの総再生回数が4ヶ月で530万回を突破した日本人の覆面アーティストです。

 

www.youtube.com

 
インタビューで絵音さんが「リズムの変化によって曲全体の聴こえ方も変わる」と語っていましたが、この曲はサビのリズムが変わったことで曲全体に変化が出ています。
ライブではやるとしたらこのアレンジになるのかな?

 

ぶらっくパレード (Remix by AmPm)

ぶらっくパレード (Remix by AmPm)

  • ゲスの極み乙女。
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

まとめ

賛否があるかもしれませんが、ぼくはこのくらい攻めてる曲のほうが好きです。

当たり障りのない曲ばっかりじゃつまらないじゃないですか。

 

炎上がなければ今回のような曲が生まれることもなかったでしょう。

炎上があったことで今までと違う曲が生まれるようになって、バンドとしてはプラスなのかもしれません。

 

今も絵音さんのイメージは悪いですが、ものすごい才能がある人です。

今まで聴いたことがない人もこの問題作でゲス乙女の曲にふれてみてください。