エンタ Shower満喫 ラボ

2つの吹奏楽団に所属するTuba吹き。富山県在住。音楽を演奏するのも聴くのも好きな「no music no life」な人間。スピッツファン歴は12年。小心者でビビリながらも興味のあることは何でもやってみるタイプ。

【戦略的ブス】CHAI(チャイ)の音楽はガールズバンドの大革命だ。

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こんにちは、リュウです。

とんでもないガールズバンドが出てきました。

一言でいうなら「なんだ、こいつら?」です。

 

ぼくは邦ロックが大好きでいろいろなバンドを聴いていますが、ガールズバンドはまったく聴いてきませんでした。

嫌いではないんですがハマって聴きつづけるまでにはいくことがなく…

 

やっぱガールズバンドって男性バンドに比べてパワーがないんですよね。

どうしてもサウンド的に貧弱に聴こえてしまいます。

 

 

そんなぼくがはじめてガールズバンドにハマりました。

それがCHAI(チャイ)。

アメリカ最大級のフェス「サウス・バイ・サウスウエスト」に出演したこともあり、世界進出もしているバンドです。

 

正直いって彼女たちはブスです。

だから最近多い「こいつら顔がいいだけじゃん」というバンドとは違います。

 

そもそもまだ売れてはないのですが、音楽プロデューサーのヒャダインスピッツの草野さんが絶賛していて、今後間違いなく世間に衝撃を与えます。 

 

この世界は残酷だ 

ここでもう一度彼女たちの写真を見てみましょう。

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やっぱりブスだ。

目つぶってもブスってそうとうなものです。

多分マスクしてもブスなんでしょう。

 

CHAIの見た目について芸人のバカリズムゆりやんレトリィバァを4等分した感じ」と言っていました。

相変わらずコメントが的確すぎる 笑

 

ちなみに同じチャイでもこっちはかわいいほうです。

「chay」というシンガーソングライターです。

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同じピンクの服なのにこの差はなんなのでしょう。

ほんとうに世の中は残酷です。

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とはいえ彼女たちも女の子です。

いくらブスとはいえメイクをしてかわいくなることはいくらでもできるでしょう。

 

しかし彼女たちの見た目からはかわいくなろうしている感じが見受けられません。

むしろちょっとブスを盛っているくらいです。

この髪型、そして餃子は女子力がなさすぎます。

 

なんでこんなことをしているのか?それはCHAIのコンセプトが関係しています。

  

コンプレックスは、アートなり

彼女たちのコンセプトが特にあらわれているのがこの「N.E.O」という曲です。

 

www.youtube.com

 

 

つまんないなんて

変じゃない?

全部同じ顔なんて

変じゃない?

キレイキレイしすぎ

個性はどこにある?

つまんないなんて

変じゃない?

全部同じ顔なんて

変じゃない?

そのままがずっと

誰よりもかわいい

 

CHAI「たとえヘンでも、ちょっと不格好でも、ありのままがいちばんかわいい(かっこいい)よ」というメッセージを曲で伝えています。

彼女たちはこれをNEOかわいいと呼んでいます。

また、「コンプレックスはアート」だとも言っていて、ありのままの姿を全面的に肯定しています。

この曲には彼女たちのそんなメッセージが強烈に押し出されています。

 

目ちっちゃい

鼻低い

くびれてない

足太い

ナイスバディ!

 

人は誰でもなにかしらコンプレックスをもっています。 

背は高いほうがいい、目は二重のほうがいい、太っているよりやせている、服や髪型はこういうものがいい・・・

かわいい・かっこいいものの基準が決まっていて、みんなそうなろうとがんばります。

 

しかしそれは自分がもともと持っている個性を消すことにもつながります。

みんなそれぞれ違ったよさがあるのにそれを消してまで世の中の「かわいい」に寄せていくことはおかしな話です。

かわいいは作る必要なんてないんです。だってみんなもとからかわいいんですから。

 

CHAIの歌詞は女子ならではのコンプレックスや悩み、感情を歌詞にしていて女子のありのままの姿を表現しています。

 

ちなみにCHAIのメンバーそれぞれ「首が長い」「眉毛が太い」「輪郭の形」といったコンプレックスを持っています。

しかしコンプレックスを隠そうとは一切していません。

眉毛がコンプレックスなら抜くか前髪で隠すとか方法はありますが、むしろおでこを出して見せつけています。

 

CHAIはありのままが一番かわいいということを自分たちの姿であらわすため、コンプレックスを武器にして強調しています。

見た目で悩んでいるなら彼女たちを見てください。

これでいいんです。

 

ガールズバンドの大革命

男性バンドだったら「ありのままでいいじゃないか」っていうことをブルーハーツなんかが歌っていましたが、今までコンプレックスを歌うバンドはいましたが全部男性バンドです。

 

本当は女子のほうが欲深いしコンプレックスで悩んでいるのにそれを代弁してくれるアーティストはいませんでした。

 

そこにCHAIがあらわれ、コンプレックスにNEOかわいいという新しい名前をつけ音楽で伝え始めました。

まさに女子が潜在的にずっと待っていたバンドです。

これを革命といわずなんというのでしょうか?

 

そしてこれはCHAIにしかできないことです。

「NEOかわいい」というメッセージをAKBくらいの女の子が歌ったところでなんの共感も得られません。

 

彼女たちがブスな女の子で、さらにすべての女子がいくつになっても願う「かわいく見られたい」という気持ちを捨てているからこそNEOかわいいというメッセージに説得力があらわれます。

まるで女芸人のようなプロ意識で、実にすばらしいことです。

 

 

ここまでCHAIのことをブス、ブス言ってるので弁明させてもらいますが・・・

最初ブスだと思ってもPVを3つくらい観ると、彼女たちがだんだんかわいく見えてきます。

ブスは3日で馴れるっていいますけど、彼女たちはPV3本で馴れるブスのようです。

おっと、またブスって言ってしまいました( ・ω・)ノ

 

 独自のポップ感&ベースが超かっこいい

CHAIはどうしてもブスインパクトのある見た目が気になってしまいますが、メロディもかなりのものです。

 

 聴いた感じはきゃりーぱみゅぱみゅなどのようなテクノポップを連想するのですが、よく聴いてみるとかなり骨太のロックサウンド。

あらゆる音楽の要素を飲み込んで自分たちの音に作り上げています。

 

Aメロ、サビといった曲の構成がいまいちつかみとれない変則的な曲も多く、展開が読めません。

CHAIの独自のポップ感は今までのどのバンドにも似ておらず、彼女たちにしか出せない音です。

 

そして特筆すべきなのはベースがかっこいいこと。

ぼくは吹奏楽で低音楽器をやっていて低音にこだわりがあるので、バンドを聴くときもベースの音に耳がいきます。

 

 「このベースいい音出してるなー」って思ったことなかったんですが、CHAIのベースは聴いていてはじめてかっこいいと思いました。

 

この曲とかベースめちゃくちゃかっこよくてゾクゾクしちゃいました。

 

 

CHAIすべての楽曲をベースラインから作っているので、独自のポップ感はベースによって支えられています。

音楽において低音はめちゃくちゃ重要で、低音がヘタだと演奏全体がくずれてしまいます。

ベースの音を意識して聴くことはないと思いますが、いいバンドほどベースにこだわっています。

  

まとめ

音楽業界で注目度の高いCHAIですが、一般的な認知度はまだ不十分。

テレビなどのメディアで取り上げられる機会も増えているので、今後さらに広まっていくことでしょう。

 

 CHAIの目標はグラミー賞

「アジアのバンドといえばCHAI」と言われるまでになって、世界のかわいいの概念を変えることを目指しています。

 

CHAIの革命は世界レベルになりえるのか?

今後の活躍に期待ですね。