満喫ぶろぐ

2つの吹奏楽団でTubaを演奏する楽器歴10年目。富山県在住。スピッツはたぶん一生好き。小心者でビビリながらも興味のあることはいろいろやってみるタイプ。

長時間練習しか信じられなかった人間の末路

f:id:rsp4690:20170211124359j:plain

ぼくは高校のときは吹奏楽部で全国大会を目指して練習していました。

 

北陸大会金賞止まりで全国大会には行けませんでしたが、部活を通して学んだことで今役立っていることはたくさんあります。

 

楽器は今も続けていますが、もし母校の部に入ってなければ楽器を続けていないと思います。

 

 しかしひとつだけ疑問に思っているものがあります。それは長時間練習です。

 

長時間練習については改善の考えが出てきています。練習のやり方を一度見つめなおすときが来ているのかもしれません。

 

長時間練習はどんなところがよくないのでしょうか?ぼく自身の経験とともに考えたいと思います。

 

 

集中力が切れてダラダラしだす

コンクールでいい成績を収める吹奏楽部は練習時間が長いところが多いです。ぼくのいた吹奏楽部はテストの直前の日曜やお盆と年末年始の休みはありましたが、休みなく練習するところもあります。

 

ぼくのいた吹奏楽部はまだ休みのあるほうだったかと思いますが、それでも多いと感じます。

 

練習中に休憩時間はありませんでした。土日のときは昼に1時間半の昼食を含めた休みがありましたがそれくらいです。ときには5時間個人練習のときもありました。

 

人間の集中し続けられる時間はせいぜい20~30分くらいです。5時間も休憩なく練習したって絶対集中力が続かず、ほとんどの時間をダラダラ練習してしまいます。

 

楽器ごとのパート練習もやりますが、ダラダラした状態を引きずってやることになるので、そんなに効果はありません。

 

いくら学生とはいっても長時間練習していたら疲れて当然です。まあ、疲れたなんて言ったら、「これくらいで疲れてるのか!」と言われるだけですが。。。

 

また、ぼくのいた部は通常の部活時間のあとに1~2時間ほどの自主練習の時間がありました。もう少し練習したかったら練習していっていいよ、というものです。

 

自主練習なんですが、ほぼ全員が残って練習していくので半強制です。自主練習は実質第2の部活時間であり、練習していくのが「当たり前」でした。

 

毎日のように練習していると、どうしても気持ちが切れるというか練習に集中できなくなるときがありました。ぼくはそんな状態で練習してもしょうがないと思って、少し休んで気持ちをリセットするために自主練習をせず帰ることもありました。

 

しかし自主練習をしていくのが当たり前という空気なので、練習せずに帰ると一部の人に罪人を見るような目で見られます。

 

疲れているならどう考えても休むべきだと思うし、集中力が切れた状態でダラダラ練習する意味が分かりません。今はむしろ自主練習の時間がいらなかったとも思います。

 

体も頭も疲れている状態では練習の効果が薄まります。適度に休むことも重要だと思います。

 

 

練習の「質」が低下する

吹奏楽コンクールの全国大会に出るような学校でも練習時間の少ないところはあります。効率よく練習することで、練習の質で量を上回ることができています。

 

進学校だったら学校の方針で練習できないのですが、方針と関係なく練習量をへらして成果を出している学校はあります。

 

奈良県の香芝東中学校は、練習の集中力を高めるために練習量をへらしていきました。少しでもダラダラしだしたら、即練習終了です。

 

それによってどんどんまとまっていって、全国大会で金賞を受賞するまでになりました。

 

吹奏楽以外での強豪と言われる部活動でも練習時間の少ないところは多いです。

何度も全国制覇をしたとあるバレーボール部は、1日の練習時間は2時間だそうです。

指導する先生は「集中力が途切れないのはそれくらい。それ以上やっても効果は薄れる」と言っています。

 

練習において大事なのは量ではなく質です。過剰な量の練習は練習の質を低下させることにつながります。

 

 

「休む」ことも練習のうち

吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室 コンクール・本番編: 今すぐできるよくわかるアレクサンダー・テクニーク

吹奏楽部員のためのココロとカラダの相談室 コンクール・本番編: 今すぐできるよくわかるアレクサンダー・テクニーク

  • 作者: バジルクリッツァー
  • 出版社/メーカー: 学研プラス 児童・幼児事業部 音楽事業室
  • 発売日: 2015/04/28
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

この本の中でこんな相談が紹介されていました。

私は、人生最大のスランプになってしまいました。スランプは、もう約4ヶ月程続いています。

 

チューニングB♭を吹くのが辛いです。楽に出せるのがFで、それ以上になると体に力が入っていくのを感じます。

 

力をぬこうとするとまた力が入ります。喉や体や手に力が入ってしまい頭痛や肩こりも起こります。

 

 

これにたいする答えは

 

不調の原因はおそらく、疲れとプレッシャーです。部活を3~4日お休みすることをおすすめします。

 

努力とは苦しむことではなく、上達することです。いまは休むことが上達につながります。つまり「休む」ことが「上達」なのです。

 

 というものでした。

 

 毎日休みなく練習しているとこういう弊害も生まれます。だから休むことも大事なのですが、部活が盛んなところほど「休んではいけない」という考えがあります。

 

相談者の方も「部員の人数もかなり多いため生徒ひとりひとりのために迷惑をかけられない」と考えているようでした。

 

サボるのはいけませんが、疲れとプレッシャーで不調になっているのだったらどう考えても休むべきです。

 

部員ひとりが数日休んだくらいで迷惑なんてかかりません。休んだら部活がまわらなくなるわけでもないでしょうし。この場合はどちらかというと、休まないほうが迷惑がかかるのではないでしょうか?

 

「休まないのが正義」ということはないはずです。うまく休むことを取り入れないと、どこかで成長は止まり破綻します。

 

 

まとめ

以前こんなブログを書きました。

 

 

www.mankitu-blog.com

 

 

自己否定をやめたことが上達につながったと思いますが、それだけでなく練習量がへったことがよかったのではないかと思います。

 

長時間練習は「信仰」のようなものだとおもいます。それが本当に正しいのか考えてみるべきではないでしょうか?

 

読んでいただきありがとうございました(^ ^)