満喫ぶろぐ

2つの吹奏楽団でTubaを演奏する楽器歴10年目。富山県在住。スピッツはたぶん一生好き。小心者でビビリながらも興味のあることはいろいろやってみるタイプ。

本が苦手でも夢中になれる!読みやすいおすすめ小説9選【随時更新】

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本を読む習慣のない人にとって小説を読むのはなかなか大変です。

 

小説はマンガと違って絵がないので読むのが大変だし疲れるという人もいます。

しかし小説だから表現できるおもしろさがありますし、自分で場面を想像しながら読むのも楽しいです。小説のおもしろさをたくさんの人に知ってもらいたいです。

 

今回は読書の習慣がない人にもおすすめの読みやすく、それでいておもしろい小説を紹介します。

本を読んでみようと思っている人やおもしろい小説を探している人はぜひ参考にしてみてください。

 

 

1.ぼくのメジャースプーン

 

 

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった ー。

ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。

 

直木賞作家の辻村深月さんの本です。

ぼくは小説を自己啓発などの他の本と一緒に読み進めていくので読むのが遅いんですが、この作品はおもしろすぎて3日で読み終えました。

 

主人公はある特殊な力を持っていて、その力を使って犯人に罰を与えようとします。

小学生である主人公の視点で物語が進んでいって、難しい言葉はほとんど出てこないので分かりやすく内容がスッと入ってきます。

 

タイトルからは想像できないくらい人間の身勝手さといった黒い部分がかなり描かれていますが、文章からはふみちゃんを想う主人公の純粋な気持ちがにじみ出ています。

 

「せんせい、人間は身勝手で、絶対に、誰か他人のために泣いたりできないんだって本当ですか」

 

ぼくは「人間は自分勝手な生き物だ」と思っていましたが、読み終えた後はだからこそ生まれる感情もあるんだと気づきました。

 

2.夢をかなえるゾウ

 

 「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」
ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様“ガネーシャ”。
成功するために教えられたことは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかりで…。
夢をなくした“僕”と史上最悪の“師匠”が繰り広げる、「笑って」「泣けて」「ためになる」実用エンタテインメント小説。 

 

水野さんが得意とする自己啓発と小説が合わさった本です。

 

ガネーシャと主人公のくだらないやりとりに笑いながらも偉人たちが過去にやってきた成功習慣を学ぶことが出来ます。

そして世の中に自己啓発本がありふれているのにどうして成功できないのか?ということについてもはっきり書いています。

本を読まない人や自己啓発本が苦手な人におすすめです。

 

続編が2作出ていて、2では貧乏な人の習慣についても書かれています。

 

 

3.ぼくは明日、昨日のきみとデートする

 

 京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。
高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。
気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて──。

「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」

奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。

彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。

 

 

去年実写映画化された作品です。

作者の七月さんがライトノベルを書いていたからか、1ページごとの文章も少なくひらがなが多めで読みやすいです。

 

タイトルが若干ネタバレなんですがそんなことは大した問題ではありません。

最初のころがラブラブなだけに彼女の秘密を知ってからの二人の関係がよけい切なくなります。

 

この小説は一度読んだらもう一度読み返したくなりますが、一度泣いた人は読み返したら間違いなくまた泣きます。つまり二回泣ける作品です。

 

「また明日ねっ!」

 

二人が最初に会ったときの別れ際のこの一言にどうしようもなく泣けてきてしまいます。

ぼくは感情移入しすぎて、読んだあと失恋したかのような気持ちを3日間引きずりました 笑

読むときは気をつけましょう

 

実写映画の主題歌はback numberの「ハッピーエンド」です。

はい、絶対泣くやつ←

ハッピーエンド

ハッピーエンド

  • back number
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

 

4.死神の精度

 

 CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。 

 

人気作家伊坂幸太郎さんの小説です。

これを読んだころのぼくはまったく本を読むことがなかったですが、この本は夢中になって読んだことを覚えています。

本人は真剣だけど少しずれたことを言うところと、音楽が大好きな死神の千葉には不思議な魅力があります。

 

伊坂さんの小説には意外なところに伏線が張り巡らされているのですが、6つの別々の短編で構成されているこの作品も例外ではありません。

伏線が結びついた瞬間はやられたな、という感じです。設定や構成、登場人物が魅力的です。

 

長編の「死神の浮力」も合わせてどうぞ。

 

 

5.池袋ウエストゲートパーク

 

 ミステリーの「今」を読みたければ、池袋を読め。刺す少年、消える少女、潰しあうギャング団・・・・・命がけのストリートを軽やかに失踪する若者たちの現在を、クールに鮮烈に描く大人気シリーズ第一作。

 

 人気作家の石田衣良さんはこの作品がデビュー作でした。

文章の語り口がかっこよくて堅苦しさがまったくなく、小説を読んでいる感じがしません。小説というよりものすごくかっこいいものを見ている感覚。

 

展開もはやくて引き込まれます。こんな小説もあるんだ、と目から鱗でした。

 

6.ナミヤ雑貨店の奇蹟

 

 少年3人が忍び込んだ廃屋。
そこは過去と未来が手紙でつながる不思議な雑貨店だった。

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか? 3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが……。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!? 

 

 

全世界500万人が涙したという東野圭吾さんの作品。

今年の9月23日に映画化が決まっています。

 

4つの章に分けられていますが、第一章からめちゃくちゃ感動します。そして感動は読み進めていくうちにどんどん大きくなっていきます。

人は会ったことのある人だけでなく自分の知らない人も含めた、たくさんの人に支えられて生きているんだということに気づかせてくれます。

 

たくさんの思いと縁のなかで生きている。そのことを忘れないようにしたいです。

 

7.ブラバン・キッズ・ラプソディ

県立高校吹奏楽部が運命の師と出会い、わずか半年で関東地区大会銀賞を、
翌年には1000校が競う「吹奏楽の甲子園」の頂点へと駆け上がる!
汗と涙の、音楽青春ノンフィクションです。  

 

去年のドラマ「仰げば尊し」の原作の本です。

 

かつて吹奏楽コンクールの全国大会で何度も 金賞を受賞し、「野庭(のば)の音」とまで言われた野庭高校吹奏楽部の実話を元に描かれた本です。

顧問の中澤先生の音楽に対する情熱と部員たちが全国大会を目指し練習に励む姿には胸が熱くなります。

 

ぼくは吹奏楽部だったからなつかしさを感じながら読みましたが、音楽をやったことのない人でも楽しめる熱い話です。

 

8.ふたご

 

 

大切な人を大切にすることが、こんなに苦しいなんて--。

彼は私の人生の破壊者であり想造者だった。
異彩の少年に導かれた少女。その苦悩の先に見つけた確かな光。

執筆に5年の月日を費やした、SEKAI NO OWARI Saoriによる初小説、ついに刊行!

激しく胸が震えました。
これは、絶対に書かれなければならなかったんだなとよくわかる小説でした。
自分のことや、好きな人のこと、好きだった人のことを思い出して、何度も泣きました。
とにかく、みんな、無事に生きのびてくれ、と叫びたい気分です。
宮下奈都(作家)

自分以外の誰かを信じ続けることの絶望と幸福が、泣きたいほどここにありました。
島本理生(作家)

 

 

SEKAI NO OWARIのメンバーであるsaoriさんの初小説。

自分自身の経験をもとにしたバンド結成についての物語です。

 

saoriさんは前から文春オンラインで「読書間奏文」という書評を書いていて文章力もかなりのものですが、この小説でも分かりやすい表現でなおかつ読み手を引き付ける文章となっています。

 

セカオワでの実際の経験をもとにしているので、ファンにはお馴染みのエピソードがいくつも登場しています。

セカオワファンよりもセカオワのことをよく知らない人のほうが物語として楽しめると思います。

 

うまくいかないことがたくさんあっても未来はどんどん変えていける。

そんなことを感じさせる作品です。

 

藤崎沙織「ふたご」の概要と感想。ふたごの兄弟のような親近感を覚える不思議な小説 - 満喫ぶろぐ

 

9.君の膵臓をたべたい

 

 ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説! 

 

 

実写映画が大ヒットしアニメ映画化も決まっている累計200万部の大ベストセラー作品。

タイトルを聞いたことのある人も多いでしょう。

 

 

よくあるヒロインが病気で死ぬ系の話だと思って読みすすめていましたが、まったく想像していなかった結末に絶句。

 

そして物語のラストでタイトルの意味を理解したとき涙が止まりませんでした。

 

 

当たり前のことなんてないこと、人と人が出会うとはどういうことなのか?

大切なことをいくつも教えてくれる作品です。

 

【感想】「君の膵臓をたべたい」なんて読まなければよかった - 満喫ぶろぐ

 

まとめ

どうでしょうか?ひとつでも読んでみようと思う本があったら幸いです。

一冊の本で人生が変わるなんてこともおおげさじゃなくありえます。ぜひ小説も読んでみてください!